2022.12.24（土）
朝目覚めた時、入院して一番よく寝たと感じた。
久しぶりに夢を見たけれど、さらば青春の光の森田に笑かされる夢で、面白かった。
11：00ごろ療法士さんと午前のリハビリ。
ベッド横に座って、点滴を持ったまま、そろそろと廊下へ移動。
おなかが痛いので、ゆっくりと動く。
デイルーム（食堂）の椅子に座り、壁伝いに３メートルぐらい行き来する。
再び椅子に座りなおして、足の運動（足上げ、足踏みなど）をして部屋に戻る。
これだけの運動で、大量の汗。
今日は、ストーマにかたまりの便があったらしく（私は寝ていて見えない）看護師さんが喜んでいた。
14：00ごろ２回目のリハビリ。
廊下の端から端まで歩く。
汗だくになり、部屋に帰って看護師さんに身体を拭いてもらって寝間着も着替え、気持ちがさっぱりする。
娘に下着の差し入れを頼む。
コロナ禍で家族はもとより全面会を禁止しているので、１階の受け渡し専門のコーナーでしかできない。
こちらからもって帰ってほしいものを渡すのも、当日の午前中までに看護師さんにお願いするしかない。
退院するまで、家族に会えないかもしれないな。
寂しいな。
毎日採血があるので、右腕の内出血が目立つようになってきた。
2022.12.25（日）
クリスマスをまさか病院で迎えることになるなんて、一体、誰が想像したでしょう。
ゆうべ夜中にものすごくお腹が痛くなり、朝方、鎮痛剤を飲んでやっとうつらうつらできた。
日曜日なので、療法士さんとのリハビリもお休み。
病院もとても静かに感じる。
看護師さんと、車椅子に移動して座るリハビリをする。
右の首の点滴針のテープを交換してもらう。
少しかぶれてきたのか、痒い。
入院してから1週間、水以外口にしていないのにもかかわらず、高栄養点滴のおかげでまったく空腹感がない。
この点滴、すごいな。
2022.12.26（月）
今年の、ラストウィーク。
朝、仕事のメンバーにチャットして、私がいなくなってからの事をすり合わせてほしいと送る。
朝7：00ごろロキソニンとカロナール（鎮痛剤）を計４錠飲む。
テープのかぶれで、おなかの痒い範囲が広がってきたけど、まだ我慢できる範囲なので大丈夫。
先生から朝の回診で、入院後初めて、口からの食事をお昼から始めましょう、と言われる。
12：00かつおのお出汁味噌汁茶碗に３分の１とヨーグルトジュース100mlをいただく。
娘に持ってきた貰ったものの中に、サージカルマスクがあったが、マスクがタバコ臭すぎて装着できないので返却。
家のリビングに置いてあったマスクなので、「うちってこんなにタバコくさいのか！」とびっくり仰天。
退院しても、環境的に絶対にストレスになるので、パートナーに家で喫煙するのをやめてほしい、とお願いする。
タバコをやめろとは言わないけれど、家のなかで吸うのはやめてくれ、と。
私が退院してからでなく、入院中から実行してください、と。
このお願いが聞き入れられるかどうか、見守っていこうと思う。
今日は１日じっくり動いたので、夜はよく眠れると思っていたら、なぜか1時間ごとに目が覚めて…。
家に帰ると言い張るおばあちゃんと、説得する看護師さんのバトルが耳についたのもあったけど。
2022.12.27（火）
朝４時過ぎに、仕事のチャットに昨日から口からの食事が始まったことを報告。
朝食は、コンソメスープお椀３分の１とヨーグルトジュース。
便が硬いらしいので、柔らかくするお薬をもらう。
昼食は、澄まし汁とヨーグルトジュース。
お椀が同じなので、朝と同じに見える（笑）。
午前のリハビリは、今までで一番長距離を歩いた。
療法士の先生と一緒に頑張った。
私の入院している総合病院は、入院病棟が３つあり、ワンフロア38人で満室、全体では700人余を収容できるそうで、療法士の先生は１日病棟を行ったり来たりするので最低10000歩は歩くよ、と言ってた。
確かに広いから、毎日めいっぱい歩くんだろうな。
午後のリハビリが終わって、部屋にいたら14：30ごろに事務局の方が来られて、医療費高額免除の申請の説明を受ける。
まだ、退院も決まっていないし、高額になりそうなのはよくわかっているのでお願いする。
事務局から直接社会保険事務所に申請してくれるらしい。
助かるし、ありがたい。
検温37度4分。
夕食は、お味噌汁（具なし）とヨーグルトジュース。
何とか、汁物だけでバリエーションを図ろうとしてくれている調理部の努力に感謝。
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