2022.12.28(水)
ゆうべは割とよく眠れた方だと思う。
朝5時に看護師さんが採血、血圧・体温測定のため来室。
そのあと、ストーマの便と尿道カテーテルから出た尿を処理してくれる。
寝たきりで何もできない無力な私。
ありがたい。
7:30ごろ朝食が来た。
今日も汁物のみ。コンソメスープとヨーグルトジュース。
10:00ごろ腹部のCTスキャンを撮りに車椅子に移動して看護師さんにレントゲン室まで運んでもらう。
久しぶりに触れた入院フロア以外の空気が冷たくて震える。
自分が病気なのだということを改めて自覚する。
12:30ごろ昼食が運ばれてきた。
汁物オンリーから5分がゆに昇進。
おかずも消化しやすいように柔らかいものばかりで食べやすい。
食後、横になり寝ていたら、リハビリ療法士の先生が来室。
もう午後のリハビリの時間か、と起きようとしたら、同時に看護師さんも来室されて「病室を移動するのでリハビリ中にやっておきますね」と。
リハビリ後、個室から3人部屋へお引越し。
今日から痛み止めの点滴が外れたのだけれど、じわじわと痛みがでてきた。
夕食のメニュー好きなものばかりだったのに、おなかが痛くてあまり食べられず、残念。
食後に痛み止めの錠剤を飲んだが、21:00ごろには痛みが増して、就寝しても断続的にずっと痛いので、看護師さんにナースコールしてさらに強い効き目の痛み止めをもらった。
2022.12.29(木)
おなかの痛みがひどくて、よく眠れないまま朝を迎える。
おなかがずっと音を立てているので、気になっていたが、朝、看護師さんが触診してくれて、何事もないと分かりほっとする。
朝食も食欲がなくて、みかんの缶詰だけ食べる。
牛乳はこれ以上おなかがゴロゴロ鳴るのが嫌で飲まず。
午前中、先生と看護師さんが来室して、左腹に刺さっていたドレーン(おなかに溜まった廃液を受ける袋)を外してくれた。
同時に、尿道カテーテルも外れた。
少し身軽になったけど、まだまだ体にはたくさん何か刺さっている状態。
尿道カテーテルが外れたので、今日からトイレに行ったときに、出た尿を計量するように言われる。
昼食もあまり食欲がなく残してしまう。
高野豆腐の卵とじ好きなのに…。
昼食後トイレに行く、100ml。
午後、療法士の先生とリハビリを頑張る。
明日から年明けの3日まで、先生がお休みされるので、明日は別の先生が来てくださるそうだ。
そうだよなぁ、もう年末だもん。
15:00前に、とてもトイレに行きたくなり350ml。
口からはそんなに水分をとっていないのに、点滴を併用しているのでよく出るのかもしれない。
ストーマの専門資格を持つ看護師さんが様子を見に来室。
この看護師さんも明日から3日までお休みになるけど、ストーマの交換は必要なので、別の看護師さんが12/31、1/3に来てくれるとのこと。
19:30再びトイレへ、260ml。
食事が来て、食べ始めると必ずおなかが痛くなる現象が…。
痛くて箸を止めて休んでしまうと、もう食べる気持ちが失せてしまう。
安心するために、痛み止めを飲むのは、あまりよくない傾向かも。
2022.12.30(金)
ゆうべは、入院してからいちばんよく眠れたような気がする。
2~3時間ごとに目は覚めるけど、深く眠れているかもしれない。
だいたい目が覚めるごと、3時間おきにはトイレに行っている。
量も250mlぐらいにと安定している。
朝の点滴バックを交換するときに、今までと違う点滴バックになっていた。
高栄養点滴を卒業したら、ますますちゃんと食事をとらなきゃいけないとプレッシャーがかかるけど、ご飯食べ始めるとおなかが痛くなる現象は変わらない。
今日の朝食。
胃腸もまだ口から物が入ってくることに慣れないのかなぁ。
お昼前、3人部屋に新しい方が入院された。
その方も別病棟からのお引越しらしい。
昼食は、病院食?と思うような、麻婆豆腐。
大好物であります!
食べてみると、辛みはまったくなし。
痺れ系の麻婆好きとしては物足りないけど、病人なんだから当たり前。
昼食後の看護師さんの見回り時に、もう尿の計量はしなくていいと言われる。
退院するために、ストーマの作法をマスターしないといけないので、そろそろ看護師さんに頼らず自分から積極的にやるようにしないと。
夕食は、おでん。
冬らしいけど、お粥のおかずにはちょっと向かないかも。
2022.12.31(土)
2022年も今日でおしまい。
今年はどれだけ体調不良続きの一年だったことか…。
5月の健康診断で、「肺から音が聞こえるけど、喘息持ってますか?」と聞かれて、呼吸器科へ行き咳喘息と診断されたこと、11月に今までで最も痛い腰痛(ぎっくり腰)に見舞われ整形外科に駆け込んだこと、それがやっとおさまったと思ったら、12月に今回の特大ダメージ!!
しんどいことや痛みに慣れてしまって、最後の特大のヤツの痛みも我慢しようとしてしまったよ。
あぶない、あぶない。
危うく命を落とすとこだったよ。
ゆうべも眠りづらかったはずなのに、朝目が覚めたら知らない間に点滴が撤去されていた。
そのせいかどうかわからないが、おなかがすいて朝ご飯は9割ほど食べることができた。
午前にリハビリの自主練をした後、諸田玲子著「仇花」を読む。
時代小説で、徳川家康69歳の時に若干14歳で側室にのしあがったお六の人生物語。
昼食には、懐かしいジョアが出る。
午後から、ストーマの着脱と中身の処理方法のレクチャーを受ける。
どういった体勢で替えるとかも人それぞれ体型などでやりやすさが違うらしい。
大晦日なので、テレビカードを購入して、久しぶりにテレビを観ることに。
1000円で16時間20分視聴できる。
ひとりの病室で寂しいけれど、「紅白」と「孤独のグルメ」と、「ゆく年くる年」を観るつもり。
なんと!病院なのに夕食、年越しそばが出た。
なんだかうれしい。
来年の大みそかは家族で過ごしたいな。
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