2022.12.20(火)
結局、ICUではあまり眠れずに朝を迎える。
家ではあおむけに寝ていると、ものすごく痛かったお腹が、あまり痛くない!
私が全身麻酔で眠りこけているうちに、娘が入院手続きやもろもろの事務的な処理をして、入院生活に必要な備品の購入もしてくれていたので、入院生活のスタートから病院着やタオル、歯磨きセット、お箸やスプーンなどのカトラリーがもらえた。
なので、手術翌日の朝からちゃんと歯磨きもできて、お口すっきり!
ICUから一般病棟への移動も、午前中には決まると言われていたが、外科病棟の大部屋は満室らしく空きがないそう。
結局10:00過ぎにICUから外科の一般病棟個室へ移動。
これはあくまで病院都合なので、料金は発生しないらしい。
ラッキーだ。
スマホが手元に戻ってきたので、手術前に連絡できなかったところや、とりあえず電話だけした会社にも詳細を報告。
寝たきりで、かがめないので自分のお腹にあるストーマが目視できずず、スマホで撮ってみた。
お腹がむくんで、パンパン。
しばらくは、この袋と生活を共にすることになる。
あっという間に充電が切れてしまい、終了。
娘が図書館で年末年始の休みに読もうと予約しておいた書籍をとってきてくれた。
まだ、読む気力はないので、しばらくは保留。
午後、白湯を飲む。
手術後、口から物を入れるのは初めて。
少し眠ったあと、夕方、元気が出たので、勝田先生が今月上梓された著書「ロゴセラピーと物語」を読み始める。
なぜか涙が止まらない。
22:00の消灯時間を過ぎて、充電したスマホでメールチェックしたらロゴゼミ事務局からホームページ更新のお願いメールが届いていることを発見。
これまでの顛末を返信し、勝田先生の本で泣いてます、と記す。
お腹ははっているし、座っても立っても痛いけれど、今日から早速リハビリも始まったので、時間はかかるかもしれないけれど、まずはちゃんと治すために先生や看護師さんの言うことを素直に聞こう。
2022.12.21(水)
せっかく一般病棟に移ったのに、午後から再び腹部洗浄の緊急手術。
昨日1日、調子が良かったのに、今朝はしんどいなぁ思っていたら、熱が38度1分まで上がってた。
おなかもすごく痛いと感じてたけど、原因はストーマ(人工肛門)につないだ腸に溜まっていた便が、また漏れだしていたんだとか。
14:30ごろ、手術室へ。
ベッドから車椅子に移動する気力もなく、寝たまま手術室へ運ばれる。
月曜日の緊急手術では、まだ車椅子に乗る元気があったのに、今回はしんどすぎて無理だとあきらめた。
手術室に着いて、そのまま全身麻酔をかけられブラックアウト。
目覚めると、そこはICU。
手術はうまくいったらしく、手術後の検温では37度7分。
お腹は痛いけれど、朝よりはマシかもしれない。
痛み止めを飲んで、うつらうつら眠る。
今日はこのままICUで泊まり。
2022.12.22(木)
ICUからベッドのまま一般病棟へ。
前と同じ個室病室。
またまた病院都合なので…と言われ甘えてしまう。
大部屋って、そんなに空かないのかしら。
もうお腹はあまり痛くないけれど、すごく張った感じがする。
午前のリハビリは、横になったまま足の運動のみ。
20日の火曜日はフロアの廊下の端まで歩けたのに…。
焦らずに、がんばろう。
2022.12.23(金)
もう一週間が経とうとしている。
先週の金曜日にお腹が痛くなって、我慢出来なくなって病院行って、即手術&入院……再手術……時間がたつのが早いな。
今日も朝からうつらうつらしつつ、何度か夢を見ては目覚めるの繰り返し。
食事がないので、食べる楽しみもないし。
鎮痛剤が効いているのか痛みが少ないので、本を読もうと思っていたら、10:00にリハビリ療法士の先生が見えて午前のリハビリ。
ベッド横に腰掛けて、立ち上がる、足踏みを10回。
これだけの動作で、ゼイゼイ言ってしまう自分が情けない。
食事をしていないので、腸を動かさないと腸閉塞になってしまう可能性があるのだそう。
自分でも自主訓練として、ベッドで腰上げをしたり、足首をまわしたりするように、と運動を勧められる。
明日から午前と午後、2回のリハビリタイムになる。
高栄養点滴の針が、右腕から左腕に移動。
痛みはないけれど、右腕がむくんでいるように感じる。
点滴針も、首、右腕、左腕とめちゃ刺されて、点滴針地獄~!
血中酸素濃度の測定器も左人差し指か中指に入れっぱなし。
この測定器、コロナの患者さんにしているところをテレビで見たことあるけど、私も現在、血中酸素濃度が低いらしくて、鼻から酸素吸入されてるもんな。
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