癒される一方で「そんなに紙が好きなの?」「そろそろ降りてくれないかなぁ」と、感じたことのある飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回は、そんな疑問やお悩みを解決しながら、この行動に秘められた猫の行動の理由を深掘りしていきます。
1.飼い主さんに構ってほしい
2.遊びのスイッチが入っている
3.自分のテリトリーにしている
★ 猫が紙を好む理由
★ 新聞やチラシから降りてもらいたいときの対処法
★ まとめ
飼い主さんが自分をかまってくれないことに少し不満があり、気づいてほしい、注目してもらいたいという一心で、目線の先にある新聞やチラシに乗っているパターンです。
パソコン作業をしている飼い主さんの視界を遮り、邪魔をしてくるのもこれによく似た行動です。
ちまたでは「ネコハラ(ネコハラスメント)」と呼ばれています。
思わず困ってしまうこともありますが、新聞をそっと猫に被せて新聞挟みをするなど、笑えるやり取りを楽しみながらコミュニケーションを取っている飼い主さんも多いようです。
2.遊びのスイッチが入っている
まるで自分も新聞やチラシをチェックしているかのように、目で動きを追ってくる猫もいます。
特に新聞はページ数も多く、紙を広げたりページをめくったりする動きが、猫にとっては遊びの対象にもなりやすいのでしょう。
ネットでは「ちょっと目を離した隙に、新聞がぐしゃぐしゃになってしまった!」というような、嘆きの声がよく見られます。
そのうち飽きて、すやすやと眠り始めることもあり、気づけば猫のペースに振り回されてしまうことも少なくありません。
3.自分のテリトリーにしている
日々新しく届く新聞やチラシは、前から家にあったものではないものです。
つまり、猫にとっては「見慣れない新しい存在」ともいえます。
たとえ襲われるような危険はなくとも、新しいものは細かくパトロールし、チェックして自分のテリトリーに置きたいのが猫という生き物。
体をこすりつけて自分のニオイをつけたり、その上に居座ったりすることで「ここは私のテリトリーだよ!」とアピールしているのです。
猫にとってはただの紙ではなく、自分のテリトリーに突然現れた新入りのように感じているのかもしれません。
猫は、紙が持つ特徴そのものに惹かれているともいえます。
紙は薄くて柔らかいため、上に乗ったときの質感が心地よいのです。
加えて、紙には断熱性や保温性があり、硬いテーブルや床の上に直に座るより快適に過ごすことができます。
足で踏んだときに、カサカサッと音が鳴るのも、猫を夢中にさせる理由のひとつでしょう。
ページの間に入り込めば、音を楽しみながらかくれんぼのように遊ぶこともできます。
ただし、その遊びの延長で紙を口にしてしまう猫もいます。
誤飲につながる恐れもあるので、愛猫が新聞紙と戯れている最中は飼い主さんが見守れる環境でそばで見守ってあげましょう。
どんなに可愛い猫であれ、長時間占領されてしまうと困ってしまうこともありますよね。ただ「降りて!」と強い声を出しても猫には何のことかわからず伝わりません。
反対に、イヤな気持ちにさせてしまうこともあるかもしれません。
こういった場合は叱るのではなく「誘導する」のがポイントです。
紙の上で遊びたがる様子が見られるのであれば、実際の新聞やチラシとは別に、ダミーの紙を別に用意してあげましょう。
いつまで乗っていても、ぐしゃぐしゃにしてもOKなので、猫も満足しやすくなります。
また、構ってほしいモードが強いときには、スルーしても効果がない場合もあるので、そんなときは少し大変ですが、いったんスキンシップの時間をつくってみてください。
愛猫と直接ふれあうことで自然と落ち着いてくれることが多いです。
まとめ
猫が安心して自分のテリトリーにできるよう、少しの間占領するのは多めに見てあげてもよいのかもしれません。
「今は遊びたいのかな?」「構ってほしいのかな?」と、行動の1つひとつを読み取りながら、邪魔だけど可愛い愛猫との時間を有意義に過ごしましょう。