思わず頬がゆるんでしまいますが、実はこのお迎え行動、単に「再会できてうれしい」だけではないようです。
今回は、玄関で猫が帰りを待つ理由4つと、どうやって帰宅を察知しているのかを分かりやすく解説します。
1.安心したい
2.「いいことがある」と期待している
3.飼い主さんのニオイをチェックしたい
4.扉が開くチャンスを狙っている
★ なぜ飼い主さんの帰宅に気づけるのか
★ まとめ
飼い主さんの帰宅によって、お留守番をしていた孤独感が和らぎ「やっと帰ってきた」と安心していると考えられます。
猫はひとりでも平気そうに見えますが、時間が長くなるほど寂しさを感じることもあるのです。
実際の研究でも、30分間留守番させたときよりも4時間の留守番したときの方が、飼い主さんの帰宅時に喉をゴロゴロ鳴らすことが分かったのだそう。
飼い主さんも外出中に愛猫のことを思い出すことがよくあると思いますが、もしかすると猫も同じように感じているのかもしれませんね。
2.「いいことがある」と期待している
飼い主さんの帰宅後に起きるいいことといえば、ごはんやおやつ、撫でてもらう時間が挙げられます。
猫は出来事と結びつけて記憶することが多く、飼い主さんが帰ってくればよいことがおきると感じるのは自然な流れといえるでしょう。
「帰宅=嬉しいこと」と理解している猫は、気持ちの高まりをさまざまな行動で表現します。
たとえば、帰宅するやいなや爪とぎ器へ直行して、飼い主さんをじっと見つめながら、勢いよく爪とぎを始めたりするのも嬉しさの表れなのです。
3.飼い主さんのニオイをチェッ
クしたい
外から帰ってきた飼い主さんには、いつもと違うニオイがついています。
買い物から帰宅したのであれば、見慣れない手提げ袋が目に入ったりもします。
それら全てが、猫にとっては大切な情報源です。
好奇心旺盛な性格の猫ほど「どこに行ってきたの?」と興味津々で近づいてきます。
一方で、美容室の帰りなど、ニオイが大きく変わったときには少し距離を取られることもあるのではないでしょうか。
それだけ猫が、ニオイで相手を認識している証拠といえるでしょう。
4.扉が開くチャンスを狙っている
猫を飼っている家庭では、玄関からの脱走対策をしていることがほとんどでしょう。
それでも「普段は行けない場所に行ってみたい」と玄関の扉があくチャンスをうかがっている猫も少なくありません。
飼い主さんとしては玄関で待たれていると困ることになりますが、鍵を解除しても扉を一気には開けず、少しずつ様子を見ながら開けるようにすると脱走は防ぎやすいです。
猫は耳がとてもよい動物です。
車の音や足音の違いを判別して「飼い主さんが帰ってきた!」と察知することができます。
筆者が家族の帰りを待っているときに、愛猫たちがそわそわし始めて玄関の方を見た数秒後に鍵を開ける音が聞こえたりします。
さらに、いつも定時に帰宅する飼い主さんなどは、帰宅時間に合わせてスタンバイする猫もいます。
これは体内時計によってある程度予測しているためと考えられます。
猫はルーティンを大切にする生き物ですから、この時間に帰ってくるという流れを自然と覚えているのと思われます。
もし帰宅時にお迎えがなかったとしても、寝る時間やパトロールの時間が決まっているなど、その猫なりの生活リズムが見られるはずです。
まとめ
聴覚や体内時計が優れているゆえ、いち早く帰宅を察知できるのでしょう。
もしお迎えがなくても、それは嫌われているわけではありません。
「そろそろ帰ってくる頃」と分かっているからこそ、安心して過ごしていることも多いのです。
ただし、玄関でのお迎えは飛び出し事故と隣り合わせでもあります。
脱走を防げる環境を整えながら、これからも安心して「ただいま」と言える毎日を大切にしたいものですね。