前編では無意識とは何か、無意識の重要性についてご紹介しました。
今回は、無意識を意識することについて様々な角度から深掘りしていきます。




無意識の2つの理論



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無意識の理論とは、人間の心理や行動に影響を与えるが、本人は自覚していない心的な仕組みやプロセスのことを指す概念です。

無意識の理論は、心理学や精神分析学の分野で多く研究されてきましたが、最近では神経科学や認知科学の観点からも注目されています。

無意識の理論には、さまざまな種類やレベルがありますが、ここからは代表的な2つの理論を紹介します。




1.フロイトの理論


まず、フロイトの精神分析学における無意識の理論です。

フロイトは、人間の心は意識的な部分と無意識的な部分に分かれており、無意識的な部分には抑圧された欲望や感情、記憶、衝動などが存在すると考えました。
また無意識の部分は、夢を見ることや思いつきで話すこと、言い間違いなど、ちょっとしたサインで表れることもあると言います。

フロイトは、無意識的な部分にアクセスすることで、心理的な問題や症状の原因を探ることができると主張しています。




2.ユングの理論


次に、ユングの分析心理学における無意識の理論です。

ユングは、フロイトの無意識の理論を発展させて、個人的無意識と集合的無意識という二つの層に分けました。

個人的無意識は、フロイトの無意識と同じく、個人の抑圧された心的内容を含むものです。
集合的無意識は、人類共通の象徴やイメージ、神話や伝説などを含むもので、これらはアーキタイプと呼ばれます。

ユングは、アーキタイプが夢や芸術作品などに現れることで、人間の本質や目的について手助けになると考えています。




無意識を意識するとは?



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1.自己認識と自己知識の向上


無意識を意識するメリット1つ目は、自己認識と自己知識の向上です。
無意識を意識することで、自分がどのような信念を持ち、それが日常の選択にどのような影響を与えているかを理解することができます。
また無意識のパターンを理解することで、自分自身の強みや弱点、癖を認識することができます。
よって自己評価が向上することがあり自己知識の向上につながります。




2.より良い意思決定と問題解決能力


無意識を意識するメリット2つ目は、より良い意思決定と問題解決能力です。
人間の頭の中には、「無意識」と「意識」からの情報があります。
無意識を意識することで、2つの領域の情報を結びつけ、全体像をより明確に理解することができます。
また、無意識の中に眠っている様々なアイデアを引き出すことで新たな視点やアプローチから問題に取り組むことが可能となります。




3.創造性と直感力の向上


無意識を意識するメリット3つ目は、創造性と直感力の向上です。
無意識は、夢やインスピレーションの源でもあります。
無意識を意識することで、意識的な努力だけではなかなか得られないアイデアや洞察が無意識から湧き出てくることがあります。
この状態に入れば、アイデアが自然に湧いてくるため、クリエイティブなフロー状態に入りやすくなります。




無意識を意識するための方法



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ここまで、無意識を意識することは、自己理解の向上や成長のために非常に重要と解説してきました。
しかし、多くの場合、その存在を意識することは難しいと思われるかもしれません。
ここからは、無意識を意識するための効果的な方法を紹介します。




1.瞑想をする


無意識を意識するための方法1つ目は、瞑想をすることです。
瞑想とは、心を静めて自分の内面に向き合うことです。
瞑想することで、日常の雑念やストレスから解放され、自分の本質や感覚に気づくことができます。
瞑想は、呼吸法やボディスキャン法など様々な方法がありますが、基本的には目を閉じて座り、自分の呼吸に集中するだけでも問題ありません。
瞑想は、時間や場所を選ばずにできるので、毎日少しずつ続けることが大切です。




2.夢日記をつける


無意識を意識するための方法2つ目は、夢日記をつけることです。
夢は、無意識からのメッセージと言われています。
夢に出てくる人物や場面、感情やシンボルなどは、無意識が自分に伝えたいことを表している可能性があります。
夢日記をつけることで、夢の内容を思い出しやすくなり、自分の無意識に気づくきっかけになるかもしれません。
夢は忘れやすいため、起きたらすぐに紙に書くのがおすすめです。




3.自由連想法を使う


無意識を意識するための方法3つ目は、自由連想法を使うことです。
自由連想法とは、心理学者フロイトが提唱した心理療法の一つです。
自由連想法では、最初に与えられた言葉に対して、思い浮かんだ言葉を次々に言っていくという方法です。
このとき、理性や論理を使わずに、直感的に言葉を出していきます。
自由連想法を使うことで、表層的な思考から深層的な思考へとアクセスできると言われています。
自由連想法は、一人でもできますが、誰かに言葉を与えてもらったり、聞いてもらったりすると効果的です。




4.ジャーナリングをする


ジャーナリングは、自分の思いや感情、体験や出来事などを書き出すことで、自分の内面に気づきやすくなります。
ジャーナリングは、以下のような方法で行うことができます。

紙に書く:紙に書くことで、手書きの文字が残るため、後から読み返した時に感情や思考の変化を確認することができます。

時間を決める:時間を決めることで、習慣化しやすくなります。例えば、毎日朝起きたら10分間だけ書くなど。

自由に書く:自分の思いや感情、体験や出来事などを自由に書くことが大切です。(何を書くか決める必要はありません。)

読み返す:書いた内容を読み返すことで、自分の気持ちや考え方を客観的に見ることができます。

このように文字によって感情を記録し、自分の考えや感情を整理しましょう。
自分の感情を客観的に見つめることで、新たなアプローチや解決策を見つける助けとなります。






まとめ

無意識とは、自分たちが普段気づかない心の深層の部分のことです。
無意識を意識することは、自分自身を深く知るための有効な方法です。
無意識に隠された感情や欲望、記憶や信念を明らかにすることで、自分の本当の姿や可能性を見つけることができます。
無意識を味方につけることで、より幸せで充実した人生を送ることができるため、ぜひ無意識を意識してみてください!

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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