なにかと自分の思い通りにはいかないことが多くなる年齢ですが、そんなときに追い打ちをかけるようにマスメディアやインターネットで目にする老後のネガティブな情報。
一気に奈落の底へ突き落とされた気分になりますよね。
これから老後を迎える世代に対して幸福感を得るためは、結局のところ「自分軸」を持つことが重要なポイントになります。
今まで他者がつくり出した価値観を基準にして生きてきた人が、いきなり自分軸を持てと言われても戸惑ってしまうことでしょう。
今回は、これまでの「人間関係」をどのように見直すていく必要があるのかを深掘りしてみたいと思います。
人間はひとりでは生きられませんが、人生の折り返し地点を迎えれば、嫌いな人と付き合い続けることに意味があるのかを考えてもよいでしょう。
会社員ならば、会社での自分の立場や出世の限界も見えているころです。
それならもう嫌な上司に尻尾を振る必要もありませんし、妻も子どもが成長してしまえば、苦手なママ友と無理につきあわなくてもよいでしょう。
誰もが家族や友人、同僚など、周囲の人々と関わりながら生きています。
人間はいくつになっても社会的な動物です。
でも、だからといって、周りに依存しすぎて生きていくのは危険です。
自分の人生なのに、他人の評価ばかりが気になってしまう。
相手の言動に一喜一憂し、振り回されてしまうような状態では、自分軸を持った生き方はいつになってもかなうことはないと言ってもいいでしょう。
残りの人生を自分らしく生きるためには、ネガティブな関係は断ち切り、ポジティブな関係のみを築いていくことが欠かせません。
今こそ、嫌いな人、気が合わない人と付き合うのはスパッとやめて、好きな人、気が合う人とのお付き合いを最優先しようとする意識が重要になります。
付き合う人の職業や思想は関係ありません。
重要なのは付き合っていて楽しいか楽しくないかだけです。
政治的な立場が違ったり、応援する野球チームが違ったりしても、言いたいことが言い合える相手と交流することで前頭葉も活性化します。
年齢を重ねるほど、一緒にいて楽しい相手、何でも本音で語り合える相手を選んでいくことが、自分軸の生き方につながっていくのです。
そのためには、趣味を広めに持つのがいいでしょう。
興味や好奇心をくすぐられる対象を見つけましょう。
なかでもひとりでできるものと、人と一緒にやるもの、両方あるのが理想的です。
たとえば読書や音楽鑑賞はひとりで楽しめる趣味ですし、ゴルフや麻雀は仲間がいるから楽しくなるものです。
そうやって、ひとりの時間と人と過ごす時間とのバランスを取っていくことが理想的です。
「嫌な人と付き合うのをやめよう」というのは、ある意味で当然です。
仕事や子育て中のしがらみの人間関係にいると、好き嫌いはいってられない、我慢して付き合わなければならない時期もあったと思います。
しかし、しがらみが一つひとつほどけていくと、素直に嫌な人とは付き合いたくないと思えます。
嫌な人といても楽しくないからです。
そのためには、まず他人から見たときに自分自身が「嫌な人」にならないことが大切です。
相手の立場に立って考え、思いやりの心を忘れない姿勢があれば、自然によい人間関係が築けるはずです。
まとめ
気の合う友人と過ごす時間、心から信頼できる専門家に相談できる安心感、そうした人間関係の質こそが、人生の充実度を左右していくことになるのかもしれません。