うちの子たちも、譲渡会ではありませんが2匹とも保護猫で貰い受けたので、保護猫活動の回は楽しみに拝見しています。
しかし、猫は非常に警戒心が強い動物なので、初対面に人間には、まず懐いてはくれません。
名前を呼んでも、無視されます。
触れようとするなんてもってのほかで、シャーシャー言われるのがオチです。
もしも、保護猫ちゃんを貰い受けようとお考えなら、「初めまして」のご挨拶の時間は大切に考えておきましょう。
今回は、初対面の猫にやってはいけない挨拶集をご紹介します。
初対面の猫といきなり距離を詰めようとするのは、もっともやってはいけない挨拶です。
猫はもともと警戒心が強く、自分の「安全距離」をとても大切にする動物です。
知らない人が急に近づいてくると、「逃げる」「隠れる」「威嚇する」といった行動につながりやすくなります。
子猫の時から家猫として飼われてきた猫でもそうですから、飼育崩壊や捨てられた現場にいた猫などはさらに人間に対しての警戒心は強くなります。
人間が信じられないところから始まるので、とても注意深く接さなければなりません。
人にとっては好意のつもりでも、猫にとっては「脅威」でしかありません。
まずはその場で立ち止まり、猫の反応を見ることが大切です。
猫が自ら近づいてこない限り、距離を保つのが正解です。
2.じっと見つめる
目を合わせて挨拶することは、人間同士では常識の行動ですが、猫にとっては逆効果です。
猫の世界では、じっと見つめる行為は威嚇や挑戦のサインと受け取られる場合があります。
初対面で視線を固定してしまうと、猫に「敵かもしれない」と警戒されてしまいます。
もし猫と目が合ってしまった場合は、すぐに視線を外すか、ゆっくりまばたきをする程度に留めましょう。
人間の場合は、目を見ない相手のことを「失礼な人」「不愛想」などマイナスなイメージにつながりますが、猫にとっては「見ない=優しさ」なので、安心感につながります。
3.大きな声や慌てた話し方
猫は野生の中で生き抜くために、優れた聴力が引き継がれています。
人間よりもはるかに音に敏感なので、大きな声や高い声、急に話しかける行為は、強いストレスになってしまいます。
猫を見かけるとつい「かわいい!」と、ついついテンションが上がってしまう気持ちは分かりますが、初対面の場合はぐっと我慢しましょう。
もし声をかけるなら、やさしく落ち着いたトーンを意識して、静かな空気を保つことを意識してください。
音で警戒されなければ、猫に「この人は安全」と思ってもらう第一歩になります。
4.急に手を伸ばす・抱き上げる
初対面の猫に対して、いきなり手を伸ばしたり、触ろうとするのはNG行動です。
抱っこしようと考えることははもってのほかです。
人間に例えるなら、知らない巨人が突然家に入ってきて、自分を捕まえようとするようなものですから。
特に上から手が降りてくる動きは、捕食者を連想させやすく、恐怖心を強めてしまいます。
触れ合いたい場合でも、まずは手の指をそっと差し出して匂いを嗅いでもらうなど、猫の判断を待つことが大切です。
まとめ
猫にファーストインプレッションで警戒心を与えてしまうと、その後に距離を縮めるのがとても難しくなってしまいます。
猫は自分のペースや安心できる距離感をとても大切にする動物です。
無理に近づいたり触れたりせず、「待つ」「静かに見守る」姿勢を意識することで、猫は少しずつ心を開いてくれます。
初対面の心がけとしては「仲良くなろうと頑張りすぎないこと」が重要なので、物足りないと感じても、猫の気持ちを一番に考えて、信頼関係の第一歩を築いていきましょう。
なお、猫は嗅覚も非常に敏感なので、猫に会うときは香水や整髪料、柔軟剤などの強い匂いはNGです。
猫にとって不快に感じやすく、警戒心を高める原因になることを覚えておきましょう。
「この人、なんだか変な匂いがする」と感じるだけで、近づくのを避けてしまうこともあります。
できるだけ香りはつけないようにするのがベターです。