2の数字の羅列が「ニャンニャンニャン」と猫の鳴き声を連想させることから、日本では1987年に日本の猫の日制定委員会によって制定され、猫と人との豊かな関係を祝う日となりました。
世界に目を向けると、猫の日は国によって異なります。
例えば、ロシアでは3月1日が、アメリカでは10月29日が猫の日となっていますし、8月8日は世界猫の日として知られています。
今回は、猫の日にちなんで、猫の性格についての研究をご紹介したいと思います。
猫については「飼い猫の性格調査(Feline Five)」という面白い研究があります。
研究では2802匹の飼い猫を対象に調査した結果として、飼い猫には神経質、外交的、支配的、衝動的、協調性という5つの性格があると指摘しています。
面白いのは、猫の性格を理解することで、より良い飼い方や猫との関係を築ける可能性があるとする点です。
猫の種類によっても持って生まれた性格があるようなので、迎え入れるときには検討してみるのも良いかもしれません。
1.神経質
猫は環境の変化に敏感で、賢く、人見知りやシャイな一面を持っています。
ブリティッシュショートヘア: 穏やかですが、騒がしい環境や過度な接触を好まない傾向があります。
ソマリ: アビシニアン同様、甘えん坊かつ神経質な猫です。
他にも、白猫やグレーの猫も神経質で警戒心が強い傾向にあると言われています。
2.外交的
よく動き、よく遊ぶ。
そんな元気な猫たちは、家の中ににぎやかな空気を運んでくれる存在です。
「猫って寝てばっかりじゃないの?」というイメージがある方は、彼らのエネルギーに驚くかもしれません。
黒猫:不思議と“甘えん坊が多い”と言われる黒猫。
中にはとても活発で、人のあとをついて回るような性格の子もいます。
人への信頼が深まりやすく、賢い個体も多いため、コミュニケーションも取りやすいです。
キジトラ:日本でよく見かける色柄ですが、非常に活発で野性味のある一面も。
自立心もあるので、適度に遊び、適度に休む「猫らしい猫」とも言える存在です。
茶トラ:陽気でおおらか。人が好きで、どこか“お笑い系”のような立ち回りをする子も多いです。
表情も豊かで、家族を明るくしてくれるムードメーカー的存在です。
三毛猫:気分屋で自由奔放ですが、一度信頼すると、甘え方がとても個性的。
基本的にメスのみ、性格もはっきりした子が多い印象です。
3.支配的
支配的な性格(アルファ・キャット)の傾向がある猫種は、一般的に知能が高く、活発で、縄張り意識や狩猟本能が強い品種に多く見られます。
アビシニアン: 他の猫と暮らす際に支配的な行動を見せることがあり、賢く活発。
コーラット: 支配的で、常に飼い主の注目を引きたがります。
ターキッシュバン: 初対面や他の猫に対して非常に攻撃的(支配的)になることがあります。
メインクーン: 身体が大きく、力強さがあるため、グループ内でリーダー的な存在になりやすい傾向があります。
4.衝動的
家中を駆け回り、棚の上や冷蔵庫の上にも軽々と飛び乗ってしまうなど、運動神経抜群の猫たちは、探検と遊びが大好きです。
ロシアンブルー:クールで慎重そうに見えて、慣れるととても活発です。
好奇心が強く、自分のテリトリーを観察するような動きも多いです。
アビシニアン:筋肉質で引き締まった体を活かして、部屋中を軽快に動きます。
遊び好きで、飼い主との関係も密になりやすい猫です。
シャム:よくしゃべり、よく動きます。
知的で人とのコミュニケーションも上手で、留守番よりも一緒に過ごす時間を大切にしたい猫です。
ベンガル:野生味の残るルックス通り、運動量はかなり多めです。
上下運動ができるスペースや、おもちゃの工夫が必要なこともあります。
アメリカンショートヘア:活発で遊びが大好きで、特にボールや追いかけるおもちゃが得意です。
一緒に遊んであげることで信頼関係も深まりやすい猫種です。
5.協調的
初めて猫と暮らす方や、静かな家庭で穏やかに過ごしたい方に人気なのが「おだやか系」です。
刺激に対して敏感に反応しすぎることが少なく、生活音や人の出入りにも比較的柔軟に適応してくれます。
マンチカン:好奇心はあるけれど、基本的には人に寄り添って過ごすことが好きな性格です。
特に足が短いタイプの子は運動量も穏やかで、ゆっくりした生活リズムに合いやすいです。
ラグドール:抱っこが好きで、撫でられることにとても寛容な猫です。
大きな体格ながらとてもやさしい性格で、来客にも落ち着いて対応できる子が多い印象です。
スコティッシュフォールド:シャイな一面を持ちながらも、家族には甘える控えめな性格。
無駄鳴きが少なく、落ち着いた暮らしを望む人にぴったりです。
ノルウェージャンフォレストキャット:大型猫ならではの落ち着きがあり、子どもや他のペットとの同居にも向いています。
おっとりしているけれど、芯の強い性格もあり、頼れる存在です。
まとめ
私も今2匹の猫を飼っていますが、1匹じゃ社交的で人懐っこいのに対し、もう一匹は怖がりで慎重な性格です。
こうした研究があることを当時知っていたら、猫たちとの付き合い方もまた違っていたのかもしれませんが、飼っていると、自然とその子たちへの接しかたも変わっていきます。
そういえば「猫の日」 に売れる猫向けおやつは、5年間で約2倍に急増しているそうです。
ストレスが溢れている現代。
いるだけで癒してくれる猫を飼いたくなるのかもしれませんね。