カード会社は職業や年収だけでなく、さまざまなポイントから返済能力の有無を判断しているからです。
今回は、職業や収入以外でクレジットカードの審査に落ちる要因や、再審査をクリアするコツをご紹介します。
★ 収入が安定しているのにクレカの審査に落ちる理由
1.借入額が大きい
2.ブラックリストに掲載されている
3.利用実績がない
4.申込書に不備がある
★クレカの再審査にクリアするには
1.キャッシング枠を設定しない
2.申込情報の誤りや、書類の不備がないか確認する
3.借入額をできるだけ減らす
★ まとめ
職業や収入が安定しているのにクレジットカードの審査に落ちてしまった方の場合、以下のような原因が考えられます。
1.借入額が大きい
年収が高くても、すでに他社から多額のお金を借りている場合は、審査に通りにくくなります。
お金の借り入れには、年収の3分の1を超える貸し出しを禁止する「総量規制」という法的ルールがあります。
クレジットカードのキャッシングも、この規制の対象になります。
そのため、カード会社はリボ払いの残高やキャッシング、消費者金融からの借り入れなど、申込者の現在の借金がどれくらいあるかをチェックします。
例えば年収が500万円の場合、その3分の1に近い165万円程度の借り入れがすでにあると、審査に通過しにくくなるようです。
2.ブラックリストに掲載されている
過去にローンやクレジットカードの支払いが遅れたり、自己破産などの債務整理をしたりすると、信用情報機関にその記録が残ります。
いわゆる「ブラックリスト」に掲載されている状態です。
ブラックリストに掲載されると、収入的には問題がなくても、カード会社から「支払いが滞る可能性がある」とみなされやすくなります。
なお、ブラックリストの情報は金融事故から数年たつと削除されます。
削除までの期間は、延滞情報が最長5年、債務整理情報が最長10年です。
現在の状況が知りたい場合は、信用情報を開示請求するのも1つの手段です。
3.利用実績がない
過去に一度もクレジットカードやローンを使ったことがない状態を、「スーパーホワイト」といいます。
一見、カード会社にとって好ましい状態に思えますが、利用実績がまったくないと審査で不利に働きます。
なぜなら、クレジットカードやローンを利用したことがある人は「問題なく返済してきた」という実績があるのに対し、スーパーホワイトの人は本当に返済ができるのかが未知数だからです。
カード会社からすると支払い能力を判断する材料が少なく、審査に落ちてしまう場合もあるようです。
4.申込書に不備がある
意外と多いのが、申し込みの際の入力ミスや書類の不備です。
住所や電話番号の打ち間違い、勤務先の情報の誤りなど、ささいなミスでも審査に落ちる原因になります。
一度審査に落ちたクレジットカードに、後日再審査を申し込むことはできます。
ただし、審査に落ちた直後にすぐ申し込みなおしても同じ結果になる可能性が高くなるため、最低でも半年程度は間を空けるようにしましょう。
また、カード会社はそれぞれ審査基準が異なるため、こだわりがない場合は別のカード会社に申し込むことも考えてみましょう。
同じカードに再度申し込む場合に気を付けたいのは、
1.キャッシング枠を設定しない
クレジットカードを申し込む際、お金を借りられる「キャッシング枠」を「0円(なし)」に設定しましょう。
キャッシング枠を希望すると、通常の買い物における「ショッピング枠」とは別の厳しい審査が加わります。
キャッシング枠を希望しなければ、カード会社側からリスクが低いと判断されて、審査のハードルが下がる可能性があります。
2.申込情報の誤りや、書類の不備がないか確認する
申込書を郵送する前に、住所や勤務先、年収などの情報にミスがないかう慎重に確認してください。
添付する本人確認書類の期限が切れていたり、住所が最新のものでなかったりしても不備とみなされます。
銀行の届出印に間違いがないかも、しっかりとチェックしましょう。
3.借入額をできるだけ減らす
他社からの借入額が大きい場合は、できるだけ減らしてから審査に申し込むのがおすすめです。
可能であれば全額返済してから申し込むと、審査に通過しやすいでしょう。
まとめ
他にも、これまで一度もクレジットカードを作ったことがない場合や、書類の不備によっても審査に落ちる場合があるで申請時は入念に確認するようにしましょう。
審査が通らなかった場合でも、再審査を受けることは可能ですので、半年ほど期間をおいて、審査に落ちた原因に応じて「書類の不備をなくす」「借入額を減らす」などの対策をしてから再チャレンジしてみてください。