猫が死ぬ間際に取る行動について、いろいろと調べてみましたが、いつどんな風になったら、お空に帰ってしまう日が近いのかを知りたかったのです。
最後まで大切な愛猫との瞬間を大切に過ごしたい、一人では旅立たせたくなくてそばで見届けたい。
猫の飼い主さんならば、きっと死ぬ間際に取る行動を知りたいと思っているはずです。
今回は、猫がどんな行動や態度を見せはじめたらお別れの瞬間が近づいているのかをご紹介します。
猫の平均体温は37度~38度くらいと言われています。
平熱が人間よりも高めの体温になります。
しかし、猫は最期の瞬間が近づくと体温が下がってきます。
老衰で弱ってきた猫の体温が下がってくると、医者も「覚悟してください」と言わざるをえないのだそう。
我が家の猫は亡くなる2日前に歩けなくなりました。
毛布にくるんでひたすら横たわる日々。
そこから急激に弱っていった気がします。
動けなくなった日の体温は37度でしたが、亡くなった当日の朝の体温は36度台でした。
猫の体温が36度台にまで下がってしまうと、最期の時が近づいてきているという、1つの目安なのかもしれません。
2.冷たい場所に移動する
理由ははっきりとはわかっていませんが、猫は死ぬ間際に『冷たい場所に移動しようとする』『水場に移動しようとする』と言う行動をすることが多いようです。
体温が下がっているから熱を嫌がるのか、エネルギー消費を押さえるためか、暗い場所で身を隠そうとしているのか、猫の行動の理由はわかりませんが、冷たい場所に行きたがる猫は多いのだそう。
また、冷たい場所だけでなく、飲み水のある場所に移動しようとする猫も多いのだそう。
こちらも理由はわかってはいませんが、最期まで『生きるため』に動きにくい体でも水を楽に飲めるように、水場の近くに移動しているのかもしれませんね。
3.口呼吸が増える
猫は通常『鼻』で呼吸をします。
鼻がつまっている時に口呼吸になることもありますが、基本的に猫は鼻呼吸のみで呼吸をしています。
しかし、口で猫が呼吸をし始めるとなんらかの原因で、猫の呼吸が苦しくなっていることを意味します。
我が家の場合、亡くなる当日は呼吸が苦しそうでした。
どんな病気の猫でも最期は息が苦しくなることがあるようなので、猫の呼吸が鼻呼吸から口呼吸に変わってきたら、なるべくそばにいてあげてください。
酸素室にいれたり酸素ボンベを使うと、猫の呼吸も少し楽になるようなので、かかりつけの動物病院で借りられる場合には借りておいた方がよいかもしれません。
4.鳴く
最期の最期、猫は長く太い声で鳴くことが多いと言います。
猫の死の間際の行動として本当によく紹介されている行動です。
我が家の猫は、本当に静かに息を引き取りましたが、亡くなる直前に肺の中の空気を全部出すように一声鳴きました。
猫によって色々な最期の時を迎えるのだと思いますが、猫の最期は『鳴く』ことが多いのかもしれません。
まとめ
できれば永遠に訪れては欲しくない瞬間です。
せめて、その時を一緒に過ごしたいと思っている飼い主さんにとって、後悔しないように何かのお役にたてればと思います。
愛猫がこのような行動をとり始めたら、どうかそばにいてあげてくださいね。