でも、それは意外と習慣に流されてしまい、案外難しいことです。
では、いつもの「クセ」を少しだけ変えてみることで、理想に近づけないでしょうか。br> まるっきり新たな挑戦に挑むよりも、日常の行動をちょっぴりアップデートするならそこまでハードルが高くないと思いませんか。
今回は、つい習慣でやってしまう「クセ」を「人生が好転する小さな習慣」に代える方法をご紹介します。
★ クセを変えて、より良い人生に
1.「すいません」の代わりに「ありがとう」を
2.「愚痴を言う」代わりに「紙に書きなぐる」
3.「だらだらYouTube」の代わりに「ステップアップの勉強」を
★ まとめ

1.「すいません」の代わりに「ありがとう」を
目の前の人が、自分のためにドアを押さえてくれた。
自分が落とした物を、後ろの人が拾って届けてくれた。
こんなとき、「あっ、すいません!」と返していませんか?
この「すいません」に含まれる微妙なニュアンスには、日本人には“わざわざ申し訳ない”という気持ちと、“ありがとう”という気持ちが複雑に隠れてます。
日本人は謝るのではなく感謝を伝えるときにも「すみません」を使いがちです。
それならば、きちんと「ありがとうございます」と言いませんか。
親切をしてくれた人からすると、申し訳なく思われるより、感謝された方が心地いいはずです。
また仕事などで、親切心からの厳しい指摘があったり、お叱りの言葉を頂くこともあるでしょう。
そんなときも、つい落ち込んで「すいません」を繰り返してしまいがちです。
しかし、こういった場面でも、謝ったあとに「ご指摘ありがとうございます」と一言添えると、相手の受け取り方が違ってきます。
「すみません」が癖になっている人は、一拍遅れてもそのあとに「ありがとうございます」を続けて言うように習慣づけていきましょう。
感謝の言葉が後ろにつくと、相手に「言ってみてよかった」「この子は見込みがある」と前向きにとらえてもらえます。

2.「周りの人に愚痴を言う」代わりに「紙に気持ちを書きなぐる」
ストレスが溜まって、誰かにぶちまけたくなるときはあるものです。
仕事であった嫌なことを、家族や友達にとにかく話したくなる、そんな日もあります。
でも相手が聞いてくれるのをよいことに、話しているうちにヒートアップして、気づいたら怒りが増幅してる、ことってありませんか?
話せる相手がいると盛り上がって、つい事実を誇張してしまったり、自分の気持ちが収まらなくなったりしがちです。
なのでそういったストレス解消するには、誰にも見せない前提で、紙に気持ちを書きなぐることをおすすめします。
書くという行為は、自分と向き合う最善策ではないでしょうか。
何も難しく考えず、思ったことをそのまま文字につらつら書いてみてください。
感情を書きだすという行為で、そのストレスは一旦自分から離れるので、冷静になれるはずです。
また、文字に書かず、スマホなどに打ち込む方法もありますが、手書きのほうがより今の自分の感情を乗り移らせることができるのでおすすめです。
はじめは、感情のままに書きなぐった乱れた文字でも、書いているうちにしだいに落ち着いてきて普段の文字に戻っていきます。
そのような文字の変化を目視することで、自分の感情がどう動いたかを客観的に理解することがきるので、自然に落ち着いてくるのです。
3.「だらだらYouTube」の代わりに「ステップアップの勉強」を
通勤の電車内などのスキマ時間は、どのように過ごしていますか?
何気なくスマホでYOUTUBEを見て、面白そうな情報を追い続けてしまっていませんか。
せっかくのその時間を、だらだらと過ごすのはもったいないです。
1日のスキマ時間はたった数分間でも、積もり積もれば長い時間になります。
もしも今、将来なりたいビジョンがあって、そうなる方法をわかっているのなら、その時間で勉強するのはいかがでしょうか。
まだ「何を勉強したらいいの?」「どんなスキルを身に着ければいいの?」と思う方は、仕事でも家事でも趣味でも、何でもいいので、シンプルに自分が夢中になっていること、時間を忘れてやってしまいがちなことを思い出してみてください。
それもない方は、自分がやっていて楽しいこと、好きなことから思い出してみましょう。
そこから関連した、資格取得やスキルアップの方法を探してみてください。
数年後にはその分野のエキスパートになっているかもしれませんよ。

まとめ
1.は、「他人への感謝を言葉に表すこと」です。
2.は、「自分の気持ちを客観的に冷静にとらえること」です。
3.は、「自分のスキルをつけていくこと」です。
これらの習慣を続けることで、自分の幸せをはじめ、ひいては周囲の幸せにも繋がるのではないかと思います。
始まりは小さくコツコツとしたものでも、継続することで大きな結果が生まれるかもしれません。
あまり深刻にならず、気軽に出来るところから始めてみましょう。