おそらくほとんどの方は猫をお腹側にひっくり返してみてお股の間を見て性別を判断しているのではないでしょうか。
しかし、猫を何百匹、何千匹と見てきた猫のベテランになると、顔を見ただけで猫の性別がわかってしまうのだそうです。
それも顔のみで、割と正確に猫の性別を当てることができちゃうようです。
猫の性別が顔だけでわかるなんて、うちにもオスとメスがいますが、そんなにはっきりとした違いが顔に出てるのかなぁ。
今回は、猫はオストメスで顔にどんな違いがあるのかをご紹介したいと思います。

オスは喧嘩が多く、噛まれる可能性があるため頬の皮が厚くなります。
そのため、メス猫と比べるとオス猫の方が頬が張り出しており、顔の形が横長になると言われています。
2.ウィスカーパッド面積が大きい
ウィスカーパッドとは、鼻の左右にあるヒゲが生えている部分のことです。
オス猫は顔が横長なことにともないお髭の周辺も横長にメス猫よりも大きくなっています。
3.鼻が大きい
理由はさだかではありませんが、オス猫はメス猫よりも鼻が幅広なのだそう。
顔の形が横長なのでそれにともない鼻も横に広がっているのかもしれませんね。
鼻が幅広なので、オス猫は目と目の間が離れているように見えます。
4.眼は小さく見える
実際の目の大きさはオス猫とメス猫で大きな差はありません。
しかし、オス猫は顔の横幅が大きいので、眼が小さく見えるそうです。

オス猫に比べるとメス猫は頬の肉がつきにくいのが特徴です。
オス猫よりもメス猫は顎も小さいため頭の形が楕円というよりはマルに近い形になるのだそう。
またオス猫に比べるとメス猫の方が小顔です。
2.ウィスカーパッドが小さい
ヒゲの生えている部分の膨らみがオスよりも小さいそうです。
メス猫は顔がオス猫よりも小さいのでウィスカーパッドもオス猫よりも小さくなるのは自然なことかもしれませんね。
3.鼻が小さい
全体的に小顔で鼻が小さく、ちょこんとした印象があります。

顔だけではなく猫の毛色でも猫の性別を見分けることができることがあります。
三毛猫のほとんどがメス猫だというのは有名な話ですが、サビ猫や麦わら猫も三毛猫と毛色遺伝子が似ているためメス猫の割合の方が多いのです。
反対に茶トラのほとんどはオス猫なのだそう。
キジトラや白黒猫、単色系の猫は毛色でオスメスの割合が片寄っていないため、毛色のみでオスメスを判断できるのは一部の毛色の猫だけですが、オス顔・メス顔の知識があれば、毛色と顔をみただけである程度は性別を絞ることができるようになるかもしれません。

まとめ
ただ、子猫のうちは顔にはそこまで違いが出ないので、あくまで成猫になってから性別による顔の違いは現れると思ってくださいね。
早めに去勢をしたオス猫はそこまで頬が横に張り出さないこともあるそうで、うちの子たちを見比べると、オスは横に張り出してはいませんが、メスに比べて明らかにウィスカーパッドが大きいです。
愛猫がオス猫顔かメス猫顔か、などとゆっくりと観察するのも癒しの時間になりそうです。