猫が撫でられて喜ぶ体の場所は?と聞くと、どこを思い浮かべるでしょうか。
しっぽの付け根や、顎の下を思い浮かべる方が多と思いますが、頬や額などを撫でられると喜ぶ猫も多いので、飼い猫の顔回りを思い浮かべた方も多いかもしれません。
実は、猫が触られて喜ぶ場所にはある共通点が隠されているのです。
その共通点とは何なのか、猫が触られて喜ぶところはどこなのか、覚えておくとますます猫にモテるかもしれませんね。
今回は、猫を撫でる時の極意をまとめてご紹介します。

目次 ★ 猫が撫でられて嬉しい箇所
★ 撫でる時に注意する点
1.場所によって撫でる強さを変える
2.しつこく触らない
3.うちの子の大丈夫な箇所を見極める
★ まとめ




猫が撫でられて嬉しい箇所




◇ ◇ ◇


猫が撫でられりと喜ぶ場所の共通点…それは『フェロモンの出る場所』なんです。

しっぽの付け根も、頬も額も、猫が普段フェロモンを出している場所です。

マーキングをするときに擦り付けてくる部分になります。




猫は一般的に触られたり撫でられたりするのを、いやがる傾向にありますが、フェロモンを出す場所は別なようで、触られたり撫でられたりすると喜ぶことが多いようです。

猫がフェロモンの出る場所を撫でられて、喜ぶ確実な理由はまだわかっていませんが、自分の匂いを飼い主さんにしっかりつけることもできるため、猫はフェロモンの出る場所を撫でられると喜ぶのではないかと考えられています。






撫でる時に注意する点

◇ ◇ ◇


1.場所によって撫でる強さを変える


猫が喜ぶ場所を撫でるとき、『どこを撫でるのか』部位によって撫でる強さは調節してあげましょう。

例えば多くの猫はしっぽの付け根を優しくトントン刺激されると喜ぶのですが、しっぽの付け根はフェロモンの分泌線の他に、色々な神経が通っている敏感な部分でもあります。
そのため、猫が喜ぶからと、猫のしっぽの付け根を強く叩きすぎると猫は気持ちよさよりも、痛みのほうを強い感じてしまうようです。 猫のしっぽの付け根を撫でるときには、優しくトントンしてあげましょう。

反対に猫の額は、少し強めに撫でてあげても気持ち良さそうな顔をしてくれます。

猫の額を撫でる場合は、しっぽの付け根にするようにトントン叩くのではなく、爪で優しく掻きながら撫でるイメージ触ってあげると「気持ちいい」と感じる猫が多いようです。




2.しつこく触らない


フェロモンの出る場所は、猫が撫でられて喜ぶ場所には違いないのですが、長時間触られ続けてもずっと気持ちがいい場所ではありません。

猫は自由でわがままなので、自分の機嫌のいいときに、適度に触ってくれる人を好みます。
撫で始めた時に、猫が気持ち良さそうにしていても、いつもしつこく長時間撫でるのはやめておきましょう。

猫が撫でるのをやめてほしいときには、撫でている人に対して、『もう撫でるのやめて!』というサインを出します。

例えば、飼い主さんが撫でている指を猫がなめてきたり、猫の耳が後ろに倒れていたり、しっぽを早く振り始めたりしたら、猫からの『もう触るのやめていいよ』というサインです。
猫からのサインを見つけたら、もうちょっと撫ででいたいと思っても終わりにしてあげましょう。




3.うちの子の大丈夫な箇所を見極める


猫はフェロモンの出る場所を撫でると喜びますが、んな猫でもフェロモンの出る場所を撫でると喜ぶわけではありません。
猫によっては嫌がる部分もあります。

一般的に猫はフェロモンの出る場所を撫でられると喜ぶ傾向にありますが、性格や個体差によって違いはあります。

猫によってはフェロモンの出る場所でも、触られたくないと思う箇所もあるので、撫でられている時の顔の表情や態度などをしっかりと観察しながら、うちの子の触っても大丈夫な箇所をしっかりと見極めるようにしましょう。




まとめ

愛猫のご機嫌のよさそうな日にフェロモンの出る場所を撫でてみて、もし猫が嫌がるそぶりを見せたら、その箇所はその猫ちゃんのお触りNGの可能性があります。
どんな猫でも一様にフェロモンの出る場所を撫でれば喜ぶとは考えずに、うちの子が撫でられて喜ぶフェロモンの出る場所をゆっくりと探りながら撫でてあげてください。

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

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info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。
デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。