2025年には、高齢者の5人に1人が認知症になると言われている中で、年と共に忘れっぽくなってきたし、自分の脳は果たしてちゃんと機能しているのだろうか、と疑問に思う方もおられると思います。
そこで今回は、脳の老化状態をチェックできると話題を呼んでいる、スペインの理学療法士が開発した、たった3秒の簡単なテストをご紹介したいと思います。

イギリスのメディア『Surrey Live』によると、スペインの理学療法士であるアドリアン・ソリアーノ・ランゲル氏は、自身のSNSで「小指を単独で動かせるかどうか試してみてというコメントと共に、動作の解説動画を投稿しました。
テストの方法は非常にシンプルで、人差し指と中指を重ねて固定し、親指と薬指をくっつけた状態で、小指だけを独立して動かすことができるかというもの。
この動作がスムーズにできない場合は、脳が老化している可能性があるのだそうです。
この記事を読んで、早速私もチェックしてみました。
先ずは右手から。

この指の状態をまず作り、小指だけを動かします。
次に左手。

同じようにして小指だけを動かします。
右手も左手も特に問題なく動かすことができました。
ランゲル氏は「この動きは一見ふざけているように見えるかもしれませんが、実際には微細な筋肉の運動能力や神経と筋肉の連携を刺激し、集中力や記憶力を司る脳の領域を活性化する効果がある」と説明しています。
もしこの動作がうまくできない場合でも、「1日10秒だけ練習すること」を勧めています。
この練習で病気を完全に防ぐものではありませんが、脳を若々しく保つために役立つとのことです。

まとめ
このテストは、特別な道具や準備がいらないので、誰でも日常生活の中で気軽に取り入れることができます。
脳の健康を意識したい人にとって、手軽なチェック方法としてとりいれてみませんか。