特に目的があるわけでもないとようで、でもウロウロは止まらない…。
そんなとき愛猫が何を考えているのかが気になるところです。
今回は、愛猫が鳴きながらウロウロする原因と、対処法をご紹介したいと思います。

言葉を話せない猫は、鳴き声や行動で飼い主に気持ちを伝えようとします。
その中でも強い要求として飼い主ア案が時々目の当たりにする行動が、鳴きながらウロウロするというもの。
身近なところでは、空腹を飼い主さんにわかってもらうためにこのような行動を取ることがあります。
猫の大きな鳴き声と言うのは、近隣トラブルなどの問題につながる可能性があるため、困っている飼い主さんも多いかもしれません。
さらに厄介なのが、早く鳴きやませるためにすぐにご飯を与えてしまい、猫が鳴きながらうろうろすればご飯がもらえると理解して、行動が強化する恐れがあるということです。
この悪循環を断ち切るためには、愛猫が鳴いてもすぐにご飯を与えるという流れを変える必要があります。
鳴いてもご飯は出てこないということを学習させましょう。
その代わり、皿の前で静かに待つ、キッチンで1回だけ鳴くなど、理想とする行動を取ったタイミングでご飯を与えてみてください。
猫の中の「空腹を訴える方法」が上書きされ、要求鳴きが改善されるかもしれません。
2.遊んでほしい
ウロウロ鳴きの原因で空腹に次ぐものとして、スキンシップ不足も考えられます。
「飼い主と遊びたい」「甘えたい」といった心理から、鳴いて訴えているのです。
忙しくて最近構ってあげる時間が減った…と飼い主さんが自覚している場合は、猫が寂しがっている可能性が高いと思われます。
飼い主に甘えたいわけでなくても、単純に運動不足で鳴いている場合もあります。
有り余るエネルギーを発散したいのに、自由に動き回れる環境がないのかもしれません。
ウロウロするだけでなく、家具の上にジャンプしたり爪とぎをしたりイライラしている様子が見られたときは、猫の遊び場について考え直してみるのがおすすめです。
キャットタワーやキャットウォークを設置する、忙しくても必ずスキンシップの時間を取ってあげるなど、出来る範囲で付き合ってあげるといいでしょう。
3.落ち着かない
ただ落ち着かないという理由で、ウロウロしながら鳴く場合もあります。
例えば家族が増えたり、留守番の時間が変わったりなど、猫を取り巻く環境に変化があったときにこのようなことが起こることが多いです。
猫は生活環境の変化を苦手とする動物のため、人間が思う以上にストレスを感じてしまいます。
そんな時は優しく声をかけて、気持ちを落ち着かせてあげてください。
また、発情期になると鳴き声がひどくなる場合もあります。
家中をウロウロしながら大声で鳴くのは、性別に関わらずよく見られる行動で、ウロウロしながらマーキングをする猫もいます。

トイレの周辺でウロウロしている場合、膀胱炎や腎不全など泌尿器系の病気が考えられます。
排泄したいのに出ない、排泄中に痛みを伴うなどの理由から鳴くこともあります。
ニャーニャー鳴いているのに何も出ていない…という場合は要注意です。
その時点で症状がかなり進行している可能性もあるので、すぐにかかりつけの動物病院へ連れて行きましょう。
また、猫も人間と同じように年齢を重ねると認知症になることもあるので、夜鳴きやご飯を食べたことを忘れていつまでも鳴いて訴える、粗相をするといった症状が現れることがあります。
認知症を完治させる方法はありませんが、獣医師と相談しながらお薬やサプリメントなどを処方することで症状がやわらぐケースもあります。

まとめ
飼い主さんが猫の様子をよく観察して、どんなことをしてほしいのかを理解して対処してあげましょう。
食事の時間や飼い主が帰宅した直後など、鳴くタイミングで要求の内容が分かることもあります。
何をしても行動が改善されない場合は、病気や身体のどこかを怪我している可能性もあり、中には重篤な病状が隠れていることもあるので、そんな時はすみやかに動物病院に連れて行ってあげてください。