オスとメスの猫ちゃんを多頭飼いをしている飼い主さんなら身に覚えがあることも多いかもしれませんが、個体別の違いはもちろん、性別によって性格が違うと感じることはありませんか。 今回は、オス・メスの一般的な性格の違いと付き合い方についてご紹介したいと思います。





オスの一般的な性格




◇ ◇ ◇


去勢をしていないオスは、ホルモンの関係で自分の所有権を主張して、同じオス同士で争いが起きやすくなります。

しかし、現在の飼い猫の多くは去勢手術を行っていることが多いため、今回は去勢済みのオスを対象とした性格の3つの傾向をご紹介します。




1.冒険心と好奇心が旺盛


オス猫は生まれた場所から移動しながらテリトリーを広げることから、新しい環境への適応力が高いことがあります。
独自の遊び場を見つけて何時間も過ごしたり、新しいおもちゃに真っ先に好奇心を示したりすることも多いでしょう。
また、オス猫ははじめての猫や人にも積極的に接近していく傾向があるようです。
これは、テリトリー内で自分の地位を築いて、自信を持って過ごせるようにすすんで立ち振る舞っている証拠です。
相手との関係性の良し悪しは、メス同士よりも明確に出ることが多いでしょう。




2.仲間意識が強い


去勢したオス猫は闘争心がなくなるため、本来の社交性が良い方向で発揮されることがあります。
兄弟猫の場合は、大きくなっても一緒に丸まって寝ることも少なくありません。
また、新しく迎えた子猫に対しては、先住猫のオスが積極的にお世話を買って出ることもあります。
これは通常の猫の生態においてはとても珍しいことですが、飼い猫ではよく見られます。
また、イヌや鳥などの異種動物と仲良くなれるのは、メスよりもオスのほうです。
ただし、猫には狩猟本能がありますので、小動物と猫を安易に近づける行為は事故を起こす原因となるので注意が必要です。




3.母猫や飼い主への依存度が高い


家の中で飼い主さんのあと追いをしたり、大きな声で要求を通そうとするのはオス猫に多い傾向です。
愛猫が甘えてくるのはかわいいですが、飼い主と離れることに異常なまでの不安を感じ、留守番中の粗相や自傷行為、物を壊すなど問題行動を起こすようであれば「分離不安症」という病気の可能性もあるので傾向が見られたらかかりつけの病院を受診するのが良いでしょう。
この病気もオス猫に多い傾向にあり、飼い主への依存度が高いことがわかります。
また、母猫も同居している場合は、執拗な後追いや甘え行動によって猫同士の関係が悪化してしまう可能性があります。






メスの一般的な性格

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猫は基本的に子育てを母猫だけで行うため、メス猫は防衛本能が高く、自分や家族を守ろうとする傾向が強くあります。 遺伝的な要因や環境の影響も関係しますが、これは避妊されている飼い猫も同じです。




1.冷静で独立心が強い


子猫のときに元気いっぱいなメス猫も、大きくなるにつれて単独行動が目立つようになってきます。
メスは独立心が強く、自分のリズムで生活することがあたりまえ。
まさに独立独歩な生活をする動物です。
子猫の頃は甘えん坊で他の猫ちゃんたちとつるんでいた子も、大きくなれば留守番中は寝ているか、外を見ているなど、決まったパターンが増えてくるでしょう。
同居の猫が遊んでいても離れて見ているとか、寝床から出てこないこともあるかもしれません。
おもちゃは新しいものよりも、自分のお気に入りにこだわりを持ちます。
同時に食べ物へのこだわりが強いのもメスの方が顕著です。




2.ずっと同じが好き


こだわりがあるということは、保守的で変化を好まないということです。
メス猫は、うちの中でも行動する範囲はあまり広くありません。
ふだん過ごす場所も固定され、いつも同じ場所にいることが多いでしょう。
自分の生活パターンを重要視するため、模様替えなどの変化や急な来客に対しても慎重です。
予測ができない不安定な状況が続くと、ストレスを貯めやすい傾向にあります。
ほかの猫を新しく迎え入れるときの対面には十分な慎重さが必要です。




3.飼い主への信頼度が高い


メス猫は強いこだわりや慎重さを持っていますが、毎日の食事をくれたり、トイレをきれいにしてくれる飼い主さんには深い信頼を寄せてくれます。
一般的に信頼度は身体の密着(抱っこや添い寝)に比例しますが、そうされることが嫌いなメス猫でも飼い主さんを信用していないという訳ではありません。
自分を庇護してくれる相手としておねだりしてくるオス猫と比べ、メス猫は飼い主のことを「同等の仲間」として相手のペースを尊重するような行動が、飼い主さんにとっては一線を置いているように感じるだけのことです。




性別ごとの付き合い方

◇ ◇ ◇


オスとメスでの基本の性格の違いがわかると、ふだんの接し方もちょっとした変化が必要になってきます。




具体的には、


・オス猫とは、一緒にたのしく遊んで連帯感を築く

・メス猫とは、猫の独立心を尊重しつつ、一緒に過ごす時間を楽しむ



オス猫は、仲間意識が強く、交流を楽しめるおもちゃを使って一緒に遊ぶのが大好きです。

若いオス猫は特にエネルギーの塊で元気いっぱいなので、定期的に、部屋の広い場所で走らせてあげるとよいでしょう。
お留守番によるストレスも解消できます。

一方、落ち着いて過ごしたいメス猫は、ひとりでいるときには干渉せず、自由な時間を与えることが大切です。

猫のほうから近くに寄って来たら、抱っこやブラッシングなどでたくさん触れてあげましょう。
信頼度が高まり、より親密な絆が築けるでしょう。



まとめ

オスとメスを分けるのは遺伝子や性ホルモンによって決まるため、性別に基づいてその性質も影響を受けています。
オス猫は、新しい環境への冒険心や仲間意識が強く、飼い主に対して頼りがちです。
一方のメス猫は冷静で変化を好まない傾向があります。
飼い猫として迎えた子たちは、基本的に不妊手術をすることが多いので、性ホルモンの分泌が減少します。
そのため、一般的な傾向は多少残るものの、控えめで変化を好まないオスもいれば、冒険心たくましい活発なメスもいるのが現状です。
猫との良好な関係を築くためには、個々の性格を理解し、その特徴に合わせた接し方を心がけましょう。

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。
デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。