2025年が明けて間もなく1か月がたちますね。
新年を機に新しく何かを始めた方もおられることでしょう。
しかし目標を決めてスタートしたものの、いつもしばらく経つと挫折してしまって、結局中途半端になってしまうと悩んでいる方も見かけますよね。
新しく始めたことを、継続「できる人」と「できない人」の違いはどこにあるのでしょうか。
今回は、田中よしこ氏著書『あなたに合った悩みの使い方』より、物事を継続「できる人」と「できない人」の3つの違いについてご紹介します。




継続「できる人」と「できない人」の3つの違い



◇ ◇ ◇


何か新しいことをスタートさせてそれを続けたいと思っていても、思うようにいかずに途中で挫折したり、やめてしまった経験はありませんか?

物事を継続「できる人」と「できない人」には、行動や思考パターンにいくつかの明確な違いがあります。




今回は、主な3つの違いを詳しくご紹介したいと思いますので、継続することに自信がない方、いつも途中であきらめてしまう方は、ぜひ参考にしてください。

継続の力は、ちょっとしたコツで誰でも養うことができるのです。




1.目標の具体性と計画性


● 継続「できる人」 ●


継続できる人は、目標に具体性があり、それを達成するための計画性をもっています。
例えば、「痩せたい」と思っているだけでは、いつまで経っても変化はありませんが、「1年間で体重を5kg減らす」と目標を具体的にすると、月に400gずつ減量すればよいとなります。
そのために「週3回30分の運動をする」「〇曜日は白米を減らす」など、継続できる人は何をどれだけ行うかを具体的に決めています。
また、その目標を達成するために日々のスケジュールに落とし込み、小さな成功体験を積み重ねることでモチベーションを維持します。




▲ 継続「できない人」 ▲


継続できない人は目標が漠然としており、具体的な基準や達成方法が不明確です。
また、計画を立てないまま行動するため、進捗が見えず、達成感が少ないため、途中で諦めてしまうことになるのです。
自分自身に対する指示の出し方次第で、脳のやる気スイッチを入れることができます。まずは、具体的な数字や時期、目的を明確に設定しましょう。




2.習慣化の意識


● 継続「できる人」 ●


継続できる人は、行動を習慣化する意識を持っています。
たとえば、資格を取るための勉強なら「朝5時に起きて7時まで勉強する」「前の夜に教科書や参考書を机に広げて準備をしておく」など、続けやすいタイミングやトリガーと結びつけ、どうすれば自分がその行動を続けられるのか、ルーチン化できるパターンを探って定着させます。

朝起きて歯を磨いたり、顔を洗うのと同じで、「このタイミングで〇〇をすると気持ちがいい」「やらないとスッキリしない」というように習慣化さえすれば、特別な意志力を使わなくても行動を継続できます。

三日坊主という言葉にあるように、まずは3日間継続、次に1週間、と徐々に期間を延ばしていき、3週間継続できれば“継続化”できたといえます。楽しみながら継続期間を延ばしていきましょう。




▲ 継続「できない人」 ▲


反対に継続できない人は、行動を習慣として定着させる意識が薄いです。
そのため、モチベーションや気分に左右されがちで、「今日は忙しいから」「気分が乗らないから」といった理由で見送ることが多くなります。
これが最終的に挫折する原因となり、何度も繰り返すうちに、自分がいつも物事を続けられない人だというアイデンティティを形成してしまい、自信を持つことが難しくなります。

実は、行動を継続することは自信の有無とは全く関係はないのです。
コツを使えば、継続は簡単です。
自分にとってチャレンジしやすい方法で実践できるように練習していきましょう。




3.失敗への捉え方


● 継続「できる人」 ●


継続できる人は、失敗を学びの機会と捉えます。
たとえば、3日間運動できなかったときにその理由を考え、「忙しい日は短い運動に切り替えればいい」「自分に合った方法は何か」といった柔軟な思考をもち、継続できなかった理由と対策を分析し、再び取り組もうとする意欲を高めます。

失敗しても、そこから立て直す対処法を知っているのです。




▲ 継続「できない人」 ▲


一方で、継続できない人は、失敗を「自分には向いていない」「もう無理だ」と思い、うまくいかなかった理由を分析しようとしません。
「できなかったからダメだ」と、結果だけを見て否定的に捉えがちです。
一度の失敗をきっかけにやめてしまう傾向が強く、完璧主義が邪魔をする場合もあります。
ある一部の行動が継続できなかっただけで、すべてのことを継続できないわけでもないですし、ダメな人間というわけでもありません。
否定的な思考にとらわれていないか、確認できるようになりましょう。




まとめ

ヒトの脳は、ご褒美に弱いという習性があります。
もしあなたが何かの継続を目指しているとしたら、「〇〇できたら自分にこのご褒美をあげよう!」とワクワクすることを考えて実行すると、さらに継続率がアップします。
「継続は力なり」という言葉があるように、素晴らしい習慣は人生そのものを変えるチカラがあります。
ぜひ楽しみながら継続する力を養ってください。

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




このブログは
bootstrapテンプレート
Maxim Theme.の無料版を使わせていただいてます。

似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。