★ 冷凍すると栄養価が上がる代表的な食材7選
1.あさり、しじみ貝
2.きのこ類
3.ブロッコリー
4.根菜類
5.ブルーベリー
6.ほうれん草、小松菜
7.玉ねぎ
★ 冷凍に不向きな食材
★ まとめ
貝類は冷凍保存すると、栄養素が最大8倍まで増加するとされています。 さらに、細胞が破壊されることで、旨味成分であるグルタミン酸とアラニンの吸収が容易になり、栄養価の向上だけでなく味も格段に美味しくなります。
2.きのこ類
きのこ類を冷凍保存すると、旨味を引き出すグルタミン酸や疲労回復に役立つアスパラギン酸の含有量が増えることが知られています。 特に、グルタミン酸は時間が経過すると酵素によって減少してしまいますが、冷凍することでこれらの酵素の活動を抑えることができるのです。
3.ブロッコリー
ブロッコリーを冷凍保存すると、ビタミンCや美肌に不可欠なルテインの含有量が増加するとされています。 生の状態では2~4日で質が落ち、変色することがあるため、食べる予定がない時は新鮮なうちに早めに冷凍することをおすすめします。
4.根菜類
にんじんなどの根菜類をまとめて冷凍保存すると、免疫力向上や肌の調子を整える効果があるカロテンをはじめ、レンコンのビタミンCや食物繊維、カリウムやカルシウムなどの含有量が増加し、ポリフェノールの含量も上昇するという研究が報告されています。
5.ブルーベリー
抗酸化物質が豊富で、視力の保護や脳の健康にも良いとされています。
6.ほうれん草、小松菜
鉄分やビタミンが豊富で、貧血予防に効果的です。
7.玉ねぎ
抗酸化成分が多く、心臓病のリスクを低減する可能性があります。 生のスライスでもあめ色になるまで炒めてから冷凍しても料理のコクアップに貢献してくれますよ。
冷凍に向く食材がある一方で、水分が多いトマトやきゅうり、繊維質が多いごぼうなどは冷凍保存には向いていません。 冷凍時に水分が凍結し、解凍時に食感が大きく損なわれてしまうため、新鮮な状態での利用をお勧めします。