一般的にはオスは甘えん坊でやんちゃな性格、メスは警戒心が強くマイペースな性格の子が多いようです。
飼い主さんにどのように接して欲しいのか、どのようにお世話をして欲しいのかも性格によって違ってきます。
私のように多頭買いで雄雌両方飼っている飼い主さんは、愛猫の性別に合わせて、より満足してもらえる接し方やお世話を心がけたいですね。 今回は、メス猫を満足させるためのヒントを5つご紹介します。
自分から「構って~!」と積極的に甘えてくるオス猫に比べると、メスは飼い主さんに対するアピールが控えめなので、今の気持ちや何をして欲しいのかがわかりにくいというのが悩みどころです。
愛猫のために、ご紹介するヒントでメス猫を満足させてみてください。
1.安心して過ごせる場所を用意する
メスはオスよりも警戒心が強い傾向があるので、安心して過ごせる隠れ家のような場所を用意してあげることが大切です。
来客があった時や大きな物音がした時でも、狭くて暗い場所に避難できれば落ち着いて過ごせるでしょう。
またメスは元気に動き回るよりものんびりと寛ぐことを好むので、日当たりがよく日向ぼっこしやすい場所や、人通りが少ない静かな場所に猫用ベッドを置くと、リラックスタイムの満足度がアップします。
2.甘えたいのかも?を見逃さない
メスはオスと比べて甘えたい時のアピールが控えめなため、飼い主さんが気づかずにスルーしてしまうこともあります。
愛猫に満足してもらうためには、その控えめなアピールを見逃さずに要求に応えることが重要です。
遠くからじーっと飼い主さんを見つめていたり、お腹を見せたりするのが控えめなメス猫なりの「甘えたい」サインです。
愛猫が積極的なアピールを苦手としている場合は、飼い主さんが些細な行動や仕草から気持ちを察してあげてくださいね。
3.メスが好むスキンシップを
猫が甘えてきた時には、愛猫が喜ぶスキンシップをしましょう。
メスが好むスキンシップのひとつが、しっぽの付け根をポンポンと優しく叩くことです。
しっぽの付け根に触れた時に喉をゴロゴロと鳴らしたり、お尻を高く上げて「もっとして!」とアピールしたりするようなら、愛猫が気持ちよいと感じてくれているサインです。
またスキンシップの一環として、こまめにブラッシングをしてあげるのもいいでしょう。
メス猫はオス猫以上に自分の健康を気にかける傾向があるので、ブラッシングで体を清潔に維持できたり血行が促進されたりすると喜んでくれるはずです。
4.猫のペースを尊重
メス猫はマイペースなので、飼い主さんに構われすぎるとストレスになってしまいます。
愛猫のペースを尊重して、ひとりでいたがっている時にはそっとしておくという配慮が大切です。
もし「甘えさせて」というアピールあった場合も、愛猫が満足したらスキンシップは終わりにして、しつこく構い続けてしまわないように気をつけましょう。
しっぽをパタパタと激しく動かしたり、耳がピンと張って外側を向いたりするのは、猫がイライラしているサインです。
愛猫がイライラし始めたら、それ以上しつこくしないで自然に距離をとってくださいね。
5.食事は小分けにして
やんちゃなオス猫と比べるとメス猫の活動量は少ないので、一度にたくさんのごはんを食べられない子も多いです。
メス猫でも食いしん坊な場合は問題ありませんが、少食な場合は食事を数回に小分けにして与えるとよいでしょう。
愛猫の負担にならずに必要な栄養はしっかり摂ってもらえるように、一度の食事の量を少なくしたぶん回数を増やしてみてください。
まとめ
飼い主さんはオス猫とメス猫の違いや、メス猫が喜ぶポイントを理解して、愛猫にもっと幸せを感じてもらえるようにしましょう。