一度に食べ切れないのはわかっていても安さに負けて買いだめしてしまう時ってありますよね。
そんな時に大切なのは、食材の保存方法です。
たくさん買っても腐らせてしまっては、元も子もありません。
今回は、特に「冷凍」しておくと長く美味しく食べることのできるについてご紹介したいと思います。
★ 冷凍保存がおすすめの3つの食材
1.パン
2.味噌
3.きのこ
★ まとめ
今まで常温や冷蔵庫の冷蔵室に入れていたなら、これからは冷凍保存に切り替えましょう。
冷凍室で保存することで、味や香り、旨味が増すようになる食材を3つご紹介します。
1.パン
パンは冷蔵庫で保存すると、ほかの食材のにおいを全部吸収してしまうので、その日に食べない分は冷凍室に入れて保存したほうがいいのです。
冷凍室に入れる場合はまずラップに包んでからジップロックに入れます。
冷凍室では食材は立て入れ、ラベリングすると取り出しやすくなりますよ。
冷凍していたパンは、食パンなら霧吹きで麦茶をかけて焼き直すと香ばしい香りと湿気がプラスされ、ふんわり美味しく焼き上がります。
ロールパンの場合は、艶出しバターの塗られていない裏側を上にして焼くと、頭だけ真っ黒!と言う事態から回避されて美味しく焼けますよ。
2.味噌
味噌汁は香りとともに旨味が大切です。
保存する場合は、冷蔵庫よりも冷凍庫で保存すると味と香りが長持ちします。
塩分が多い食材なので冷凍してもカチカチに凍ることはありません。
そして、冷凍すると冷蔵よりもベトベトしないのでさらに扱いやすくなるメリットもあります。
我が家では、味噌のままではなく、味噌玉を作って冷凍しています。
味噌玉とは、手作りのインスタント味噌汁のこと。
かつお節、しょうが(チューブでOK)、素干しの桜エビ、ゴマ、乾燥わかめ、とろろ昆布、乾燥麩等々を、大さじ1の味噌をラップに取り、味噌の中に入れ込んで丸めます。
そのまま冷凍用保存容器に並べて冷凍庫で保存すれば、1か月くらいは保存可能ですよ。
お味噌汁が飲みたくなったら冷凍庫から味噌玉を一つ取り出して、お椀に入れてお湯をそそぐとお味噌汁が完成します。
ただし、人参や大根などの生の根菜類やお豆腐などは、冷凍すると食感が変わってしまうのでおすすめしません。
3.きのこ
これからの季節、きのこが美味しくなります。
きのこ類は冷蔵室で保存すると傷みやすい食材なので、冷凍庫での保存がおすすめです。
きのこ類は冷凍すると長持ちするだけでなく、酵素の働きによって、加熱後の香りやうまみがアップし、細胞壁が破壊され外に栄養が出やすくなます。
風味を生かすために、洗わずに保存するのが基本です。
汚れが気になる場合は、水で湿らせたキッチンペーパーで軽くふき取ってください。
ジップロックに入れて冷凍しましょう。
まとめ
忙しい毎日の暮らしに便利な冷凍保存を取り入れながら、時短で美味しく食材をいただける工夫になればと思います。