「なんでできないの?」→「他の人はこうしてるみたい」
「それ、上品だね」→「○○さんが持つと上品に見える! 」
「まずい」→「好きな人にはたまらない」

言葉のチョイスによって、同じような内容を伝えていても、受け取る相手の印象はまったく違ってくるようです。

世界のとらえ方がポジティブに変わると、会話力があがったり、自分の周りに素敵な人を引き寄せる方法が理解できたり、メンタル的に自立した人生を送れるようになったりできます。
今回は、えらせん氏による『一生使えるポジティブ言い換え言葉』から、一部をご紹介します。

目次

★ 相手の印象を悪くしない断り文句
1.代替案型
2.きっぱり断りたいとき
★ まとめ




相手の印象を悪くしない断り文句



◇ ◇ ◇


1.代替案型




「○○はできないけど、□□ならできる」は断りの王道構文です。
引き受けたい気持ちはあるのにできない時に使いましょう。


例、


△ 「明日までは無理です」
◎ 「明日にすべては無理ですが、半分は終わらせます」





何か仕事の依頼をした時に「これは無理ですね~」とだけ返されると、人は「この人は、誠意がない」と思われてしまうかもしれません。

そこで、やる気や協力したい気持ちはあるけれど、どうしてもできない時は、「どこまでならできるのか」を添えるだけで好印象になります。

おそらく、それを聞いた相手が、それならば他の人に頼むのか、期日を遅らせても良いのかを判断してくれるでしょう。




「○○はできないけど、□□ならできる」。




この構文を使うと、いろいろなパターンの断りの文章を作ることができます。




「すべてはできませんが、一部ならできます」

「今回はできませんが、次回なら大丈夫です」

「私にはできませんが、できる人を紹介します」


といった具合です。




仮に、すべてを断りたい時でも

「今回はお受けできませんが、応援しています」(応援ならできる)

「それは無理ですけど、他の方法なら協力できます」(他の方法ならできる)


など、最後にポジティブな言葉を持ってくると、マイルドな印象になります。




終わり良ければ、すべて良し。ポジティブな着地を意識しましょう。




2.きっぱり断りたいとき




完全に断りたい時は、余計な理由を言わずに会話をシメましょう。

会話の主導権を握ることが大切です。




△ 「あ、その日は予定があって……」

◎ 「ごめん、行けない。でも誘ってくれてありがとう」





どんなことでも、「終わり」を決める人は主導権を握ります。

会話で流れをコントロールしたいなら、ぜひ、「シメの言葉」を言えるようになりましょう。




シメの言葉とは、




「また時間がある時にでも」

「でも誘ってくれてありがとう」





などです。




誘いを断りたい時に、シメの言葉を使わずに理由だけ言うと、代替案を言われる隙が生じてしまいます。

「あ、今お金がなくて~」→「じゃあ、おごるよ」

「えっと、今日は忙しくて~」→「じゃあ、いつ暇してる?」


という具合です。




一方、理由なしでシメの言葉を付け加えると、

「ごめん、また時間がある時にでも」

「ごめん、でも誘ってくれてありがとう」


と言う具合に、会話の流れが「行く」「行かない」を超越するのです。




「また時間がある時にでも」は、一見時間を理由にしているように聞こえますが、ポイントは具体的な日程を持ち出さないことです。




もし「いつなら空いてる?」と食い下がられたら、「また確認しておきます」と返せば、主導権はこちらに戻るでしょう。




完全に断りたい時は、余計な理由は言わずに会話をシメること。

「終わりを制するものは、会話を制す」ことを覚えておきましょう。



まとめ

少し伝え方を変えるだけで、相手に与える印象は大きく変わります。
言葉を変えれば、自然と思考もポジティブになり、好感度も運気もアップします。
人間関係も、仕事も、メンタルも、世界のとらえ方ポジティブに変えて、それを言葉にのせることで物事がうまくいくことでしょう。

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。