使用する度につけたり消したりでしょうか。それともずっとつけっぱなしでしょうか。
消臭のためには、ずっとつけたままにしておくのがよいとも思いますが、つけたままにしていると、やはり電気代も気になるところです。
今回は1年中ずっと換気扇を付けたままにしていた場合、電気代がどれくらいかかるのかを検証してみたいと思います。
大阪ガス株式会社によると、各電化製品の電気代の算出は、
「消費電力(キロワット)×使用時間(時間)×料金単価(円/キロワットアワー)」
で、できるようです。
トイレの換気扇は、小型の製品が多く、今回は消費電力を3ワット程度と仮定して計算します。
例えとして、東京電力エナジーパートナー株式会社のスタンダードSプラン(36.40円/キロワットアワー)を使用した場合に、1日にかかる電気代は、
0.003キロワット×24時間×36.4=2.62円
です。
つまり、
1ヶ月(30日)→2.62円×30=では約78.6円、
1年間→78.6円×12=943.2円
約943円の電気代がかかっているということが分かりました。
トイレの換気扇を24時間つけっぱなしにすると、無駄だとかもったいないと感じられるかもしれませんが、基本的にはつけっぱなしにするのが良いようです。
と言うのも、トイレの換気扇をつけっぱなしにすることで
●トイレ内のにおいを素早く除去してくれる
●結露やカビの防止になる
●トイレ内にほこりがたまりにくくなる
●空気汚染を防止してくれる
というメリットが生まれるためです。
トイレの換気扇は、1年間つけっぱなしにしたとしても、電気代は約943円。
一方で、換気扇を止めてしまうことで、においやカビが付着したり、汚れがたまったりすると、機器の修繕や清掃により多くの費用や時間がかかる可能性があります。
換気扇の電気代を「メンテナンス代」としてとらえれば、つけっぱなしにすることをためらわずにすむのではないでしょうか。
まとめ
この金額を高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれでしょう。
しかしトイレの換気扇はにおいを除去したり、カビが生えることを防止してくれたりする役割があるので、トイレ環境を清潔に保つためにも、換気扇は常に稼働させているほうがメリットは大きいようです。
24時間365日つけっぱなしにしても、換気扇が自動でトイレのメンテナンスをしてくれていると考えることができる方は、それほど高いと感じないかもしれませんね。