猫はマイペースな動物ですが、やはり飼い主さんとスキンシップやコミュニケーションを取りたい、遊びたいアピールを時にしてくるときがあります。
今回は、どのような行動で飼い主さんに気持ちを伝えてくるのかをご紹介したいと思います。
飼い主さんの身体にスル寄ってくることが頻繁に長い時間あるようなら、寂しい気持ちが強くなっているのかもしれません。
いつも以上に体をスリ寄せることで、飼い主さんが、猫の傍から離れている時間が長かったことをアピールして、不安だったよ、と訴えているのでしょう。
寂しくさせたことに気付いてほしいという行動だと言えます。
2.足元から離れない
猫が寂しい気持ちでいっぱいになると、飼い主さんの足元から離れようとしなくなることがあります。
部屋を移動する度に一緒に付いてくることもあれば、わざと飼い主さんの手の届く位置に座りたがろうとします。
飼い主さんを近くに感じて不安な気持ちを和らげ、安心して過ごすための行動のようです。
3.視界に入ろうとする
飼い主さんが自分以外の何かに集中している時に、邪魔をするかのように目の前に割り込んでくる行動が見られるときがあります。
猫は構ってもらえない寂しさを抱えて不満が積もっているので、無理やりにでも自分に注目してもらおうとします。
4.鳴いて寂しいことを伝える
猫が寂しいと思っている時は、「アオーン」と遠吠えのような鳴き声で気持ちを伝えようとします。
「近くに来てほしい」といった強い要望などの場合は、口を大きく開けて高い声で鳴くこともあります。
猫が寂しい気持ちを抱えている時は、飼い主さんが思っている以上にストレスを感じています。
猫のペースを優先し過ぎたり、甘やかさないように猫の行動に無関心だと、猫の不満がさらに増えてしまいます。
普段忙しくてなかなか猫と触れ合うことが少ないと感じている飼い主さんは、まずスキンシップの時間をしっかりとって気持ちを落ち着かせてあげましょう。
猫用のおもちゃで一緒に遊ぶと狩猟本能が満たされ、ストレス発散になります。
そして猫とコミュニケーションをとる時間や遊びの時間を決めておくなど、メリハリをつけて接するように心がけることが大切です。
日頃から猫に大きな環境の変化を感じさせないことが重要なので、猫と一緒にいるときは少しずつ猫との距離をとった環境に慣らすと、飼い主さんに対する依存も収まるようになります。
まとめ
とくに飼い主さんの生活パターンや生活環境が大きく変わった時は、猫が不安になり不満を感じやすくなるため、遊びの時間やスキンシップの頻度を調節しながら寂しい気持ちを抱えないようにサポートしてあげましょう。
猫にべったりの時間を少しずつ減らしていき、一人で過ごす時間に慣らしていくことが心の負担を減らすことに繋がります。
猫と飼い主さんの丁度いい距離感をキープして、お互いがストレスを抱えないように、環境を整えてあげてください。