うちには雄と雌の2匹がいますが、この二人、まったく鳴き方が違います。
雄は日ごろから甘え上手でとても音の高い可愛らしい声を出します。
反対に雌は見かけと違ってあまり鳴かず、鳴いてもとてもハスキーな声です。
この雌が可愛らしい高い音で鳴くのはレア中のレアなので、この子の澄んだ鳴き声を聞くことができたら、宝くじに当たるかも!というくらい珍しいことなのです。
今回は、猫の性格によって鳴き方が違うということをご紹介したいと思います。
1.飼い主さんを見て「ニャー」と鳴く猫は甘えん坊
2.高めの声で「ニャニャニャッ」と鳴く猫は社交的
3.低めの声で「ニャオーン」と鳴く猫は繊細
4.「シャーッ」と鳴いたり「ウーッ」と唸ったりする猫は警戒心が強い
★ 鳴かない猫は自立心が強い!接し方のポイントは?
★ まとめ
猫が飼い主さんのほうに近づいてきて「ニャー」と鳴く時は、飼い主さんに甘えたいというアピールです。
愛猫が「ニャー」と鳴きながら見つめてくることが多いのなら、その子は甘えん坊な性格なのでしょう。
猫が甘えたいときに鳴くのは、、飼い主さんが大好きだからこその行動です。
愛猫が甘えてきた時はできるだけ要求に応えてあげましょう。
忙しい時でなければ、満足するまでスキンシップをとってあげてくださいね。
2.高めの声で「ニャニャニャッ」と鳴く猫は社交的
猫が高めの声で「ニャニャニャッ」と鳴くのは、挨拶をしている時や機嫌がいい時です。
飼い主さんの前で「ニャニャニャッ」と鳴くことが多い猫は、飼い主さんとコミュニケーションをとりたがっている証拠で、社交的な性格をしています。
ずっとしつこく鳴き続けたり頻繁に鳴いてきたりする場合は、単に構ってほしいだけなのかもしれないので、かまってちゃんな一面があるのかもしれません。
3.低めの声で「ニャオーン」と鳴く猫は繊細
猫が低めの声で「ニャオーン」と鳴くのは、不安やストレスを感じているサインです。
「ニャオーン」という鳴き方をすることが多い猫は、些細なことで不安やストレスを感じやすい繊細な心の持ち主ということになります。
もしも愛猫が繊細な性格をしている場合は、どういう時に鳴いているかを状況から判断して、何に対して不安やストレスを感じているのかを推測してみましょう。
そして、鳴く原因が見つかればそれを取り除いてあげてください。
4.「シャーッ」と鳴いたり「ウーッ」と唸ったりする猫は警戒心が強い
猫が「シャーッ」と鳴いたり「ウーッ」と唸ったりするのは、威嚇しているということです。
愛猫が苦手なお手入れや、初対面の来客があった時など、気持ちが乱れる場面で威嚇してくる猫は警戒心が強いといえるでしょう。
このような警戒心が強い猫には、ひとりで落ち着いて過ごせる場所を用意してあげることが大切です。
気持ちが乱れることがあってもいつでも逃げ込める自分のテリトリーがあると、警戒心の強い猫も安心して生活できます。
よく鳴く猫がいる一方で、全く鳴かない猫や鳴く頻度が少ない猫もいます。
基本的に猫が鳴くのは、飼い主さんに対して「甘えたい」「不満を解消してほしい」など、何かしらの要求がある場合がほとんどです。
鳴かない猫は飼い主さんに何かを要求する機会が少ないということなので、精神的に自立していて、あまり飼い主さんに甘えたり頼ったりしないマイペースな傾向があります。
ただし鳴かない猫にも、決して甘えたい気持ちや要求が皆無というわけではありません。
愛猫が積極的に自分の気持ちをアピールしない場合には、飼い主さんが愛猫の気持ちを敏感に察知できるよう努力しましょう。
鳴かない猫は静かに飼い主さんをじっと見つめるなど、鳴く以外の方法で気持ちを伝えようとしている場合も多いので、愛猫からのサインを見逃さないようにしてくださいね。
まとめ
それぞれの性格に合わせた接し方をしたり、性格に配慮して過ごしやすい環境を整えたりしながら、日頃から愛猫の鳴き方に注目してみてください。
猫の鳴き方はその時の気持ちによって変化します。
甘えん坊な猫が威嚇をしたり、社交的な猫が不安そうに鳴いたりすることもあります。
愛猫が鳴いている時には、その鳴き方にしっかり耳を傾けて気持ちを読み取ってあげましょう。