しかし、使い方を間違えると、食材が電子レンジ内で飛び散ったりあふれてしまうだけでなく、電子レンジ本体が故障したり、大きな事故にもなりかねません。
今回は、毎日のように使う電子レンジの正しい使い方について、ご紹介したいと思います。
★ 電子レンジの故障を招く4つのタブー
1.間違った方法で冷凍食品を温める
2.庫内の汚れを放置
3.空焚きする
4.長時間使用する
★ 電子レンジの正しい使用方法
★ まとめ
電子レンジの故障を惹き起こす影響の大きい、タブーな行動を覚えておきましょう。
1.間違った方法で冷凍食品を温める
冷凍食品を温めるときは、なんでも同じように温めればよいわけではありません。
外袋に書いてある温め方を必ず確認しましょう。
温め方については、
・袋から出し、ラップナシで温める
・袋から出し、ラップをかけて温める
・中身を容器を移しかえるのか、そのまま温めるのか
・袋のまま温めてOKなのか
など、冷凍食品とひと口に言っても、商品によって電子レンジでの温め方は異なります。
特に注意したいのが、袋の状態と内容物の温め方です。
温める時間についても、チェックしなければなりません。
500Wの場合600Wの場合1200Wの場合などワット数によっても温め時間は違ってきます。
過剰に温めすぎてしまうと、食材が焦げたり発火する恐れがあります。
2.庫内の汚れを放置
電子レンジに付着した汚れをそのままにしておくと、
・汚れがこびりつき、悪臭の原因につながる
・頑固汚れを加熱し続けることで、焦げ付きや発火の可能性が増す
・空気の通り道を塞ぎ、故障する可能性を高める
などの弊害が出てきます。
これは不衛生なだけでなく、電子レンジそのものの寿命を縮めてしまう可能性があるので、使用したらこまめに庫内を掃除してきれいに保つように注意しましょう。
3.空焚きする
電子レンジの中になにも入っていないときに、温めなどの操作をするのはやめましょう。
空焚きを繰り返すと、電子レンジに負荷がかかって故障しやすくなります。
電子レンジの寿命を縮める行為なので、面白半分であっても空焚きはすべきではありません。
小さなお子さんは珍し気にボタンを押したがるので、家庭内では特に注意しましょう。
4.長時間使用する
電子レンジを毎日長時間使用し続けると、稼働時間が長くなるので劣化しやすくなります。
すべての調理を電子レンジに任せておこない、何時間も電子レンジを稼働させっぱなしにするのは負荷がかかるのでよくありません。
電子レンジの正しい使い方は、以下の通りです。
・定期的にメンテナンスを行い、汚れを除去する
・汚れが付着したら、その都度拭く
・食材は、温め方法を読み、適切な方法で加熱調理する
・なんでもオート温め機能で温めればいいと思い込まない
電子レンジは、熱を発する家電です。
そのため、庫内に汚れが残っている状態で加熱を繰り返していると、汚れがこびりついてしまいます。
頑固な汚れになるとなかなか落ちなくなるので、汚れが付着したらその都度拭いて清潔な状態を保ちましょう。
まとめ
電子レンジ使っていて、いつも予想以上に早く壊れてしまうと感じているご家庭は、使い方を今一度見直してみてはいかがでしょうか。
正しい使い方をして電子レンジの寿命を長持ちさせましょう。