今回は、週1回外で飲み会をして飲酒した場合と家で飲んだ場合にかかる金額の差を調べてみました。
ちょっと驚く結果になっていますよ。
とある機関が20~50代の社会人男女1000人を対象に行ったアンケート調査によると、1回あたりの飲み代平均は4,237円です。
年間の飲み代平均は72,029円で、1ヶ月あたりの飲み代平均は6,002円となっています。
今回の試算は、週1回ペースで飲み会に参加することを想定しているため、年間費用は4,237円×52週=220,324円です。
年間に22万円以上の出費は痛いと感じる方が多いのではないでしょうか。
ビール酒造組合が20~69歳の男女1000人を対象に行ったアンケート調査では、家庭における飲酒予算は1人につき月額6,474円です。
男性が7,426円、女性は5,525円と男女間では約2000円の差がありました。
今回は男女問わずに考え、平均の6,474円で計算していきます。
週に1回家飲みをする場合の年間費用は、6,474円×12ヶ月=77,688円です。
週1回飲み会に行く場合と比較すると、家飲みの方が3分の1程度の費用で済むことになります。
家飲みのほうが節約できると分かっていても、付き合いなどでどうしても参加しなくてはいけなかったり、ひとりでも居酒屋の雰囲気が好きでやめられないという方もいるでしょう。
居酒屋の出費を抑えるためには、居酒屋に行く回数を落とすのが最も効果的です。
先ほど紹介したアンケート調査によると、飲み会に参加する頻度は「年に3回以下」と回答した方が最も多く、参加頻度を年代別に見ると、20代が年間24回と最も多く、次いで30代の19回となっています。
これらの結果から、週1回のペースで飲み会に参加することは頻度が高い方であるといえるでしょう。
飲み会は月に1回までにとどめると決めて、残りは週1回ペースで家飲みを楽しむと大幅な節約になります。
自身が幹事になる飲み会の場合は、居酒屋を選び、できる限り安い店舗を選ぶのも効果的です。
例えば、全品300~400円程度の一律料金で提供している居酒屋を選ぶと、1回あたりの飲み代を抑えやすいでしょう。
アプリやフリーペーパーのクーポンを使用するのもおすすめです。
居酒屋のクーポンは「10%オフ」や「500円オフ」など値下げ率が高いものが多いですし、活用しない手はありません。
まとめ
飲み代として考えるならば家飲みの節約効果は大きいといえるでしょう。
家飲みの節約効果は絶大ですが、付き合いで飲み会に参加せざるを得ない、もしくは居酒屋が好きでやめたくない方もいるでしょう。
おすすめなのは、飲み会の頻度を減らした分を家飲みで補う方法です。
また、飲み会に参加する際はなるべく安い店舗を選ぶ、クーポンを活用するなど工夫してみてください。