今、愛猫家たちのあいだでひそかなブームとなっているのが、猫のヒゲ集め。
リビングや部屋の床に、突然落ちているのを見つけた時、今まで私はゴミ箱にポイッでしたが、飼い主のみなさんにいろいろ聞いてみたところ、予想以上に愛猫の抜けたヒゲを保管している方が多いことに驚きました。
今回は、猫のヒゲが抜ける理由についてもご紹介していきます。





飼い主さんの半分以上が愛猫のヒゲコレクター




◇ ◇ ◇


今回お聞きした中で、愛猫の抜けたヒゲを「いつも保管する」「ときどき保管する」という飼い主さんは、全体の7割強もおられることがわかりました。

そこで、「保管する」と答えた飼い主さんに、なぜヒゲを集めているのか、集め始めた動機やきっかけを伺ってみることに。




すると、抜けたヒゲを保管するようになった理由として最も多かったのが、猫のヒゲは「縁起がよいといわれているから」でした。

また、「愛猫の思い出の記念」としてと言う意見も多く、ただ「愛猫の一部だから愛おしい」「抜けたヒゲすらも愛おしいから」「全てが愛おしいから」と抜けたひげさえもいとおしいと思う飼い主さんの愛情の深さが溢れていました。


あとは、
「なんとなく捨てるのがもったいなくてためてしまう」
と言う方も。




私が、なるほどと思ったのは、


「先代のコが亡くなったとき、形見がなかったので、今のコの毛やヒゲを取っておくようになった」





「亡くなった後も、形見になるから」


といった意見で、わが身に振り返ってみると、確かに亡くなってしまうと先代の形見と言えるものは何も残っていないものです。

写真だけが思い出になるよりも、その子の一部だったヒゲが残っていることに大きな意味を感じることができるかもしれないと思いました。






抜けたヒゲの保管方法




◇ ◇ ◇


飼い主さんたちが、いろいろな思いで愛猫のヒゲを集めているのがわかったところで、大切なヒゲをどのように保管しているのでしょうか。




主な保管方法を教えてもらうと、「専用のケースに入れている」と言う方が多く、なかには「ヒゲ専用の桐のケースにしまっている」と言う方も!




他には、

「かわいいお菓子の空き缶に保管」

「透明のビンに大切に保管してます」

「小さなジップロックに入れています」

など、やはり保存専用の何かを用いている方が多い様子。


また、片時も愛猫と離れたくないのでしょうか、小さなチャック付きの袋に入れてお財布の中の専用スペースにお守りのよう入れている方もおられました。




変わったところでは

「貯金箱にためる」

「食器棚の扉にテープで張り付ける」

「スマホとカバーの間に入れている」

という方も。




皆さんそれぞれの方法で、ひげを捨てずにいらっしゃるようです。






猫のヒゲが抜ける理由

◇ ◇ ◇


飼い主さんたちはさまざまな工夫をして、大切な愛猫のヒゲを保管していますが、そもそも、なぜ猫のヒゲは抜けるのでしょうか?




実は、猫のヒゲもほかの毛と同様に、生え変わりで抜けていきます。

個体差はありますが、その頻度は半年程度とされています。




ただ、ヒゲが抜けたときに何か特別なケアが必要ということではないので、抜けたひげを見つけたからと言って慌てることは何もありませんよ。



まとめ

猫を飼っていると必ず目にする抜けたヒゲ。
保管せずに捨ててしまう方もおられますが、今は元気で走り回っていても必ず自分たちよりも先に逝ってしまうのですから、今のうちに思い出の品として愛してやまない猫のヒゲをとっておくのも良いかもしれませんね。
ヒゲ保管専用のブレスレットやペンダントもあるみたいなので、私も、次に愛猫の抜けたヒゲを見つけたら、大切にとっておこうと思います。

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。
デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。