肌身離さず持ち歩いている方も多いのではないでしょうか。
スマホは充電を繰り返して使用しますが、0%まで使い切ってから充電するという方もいれば、ある程度バッテリーがなくなったら早めに充電しているという方もいるでしょう。
スマホの充電方法を誤っていると、バッテリーやスマホ本体に過剰な負荷がかかり、スマホの寿命を縮めてしまう原因になることもあります。
ぜひ、正しい知識を身につけてバッテリーやスマホの寿命を長持ちさせましょう。
★ 知っておきたいスマホ充電の知識6選
1.スマホ充電は300~500回が耐用寿命
2.充電は約20%~80%維持が正解
3.充電バッテリーは約5℃~45℃で使用・保管
4.定期的にスマホの電源を落とす
5.長期間使わない端末はバッテリー40~50%を維持
6.最新スマホは充電ケーブルを挿したままでも問題なし
★ まとめ
ここではスマホの充電に関する正しい知識をご紹介します。
スマホを長持ちさせることにもつながるので、ぜひ覚えておきましょう。
1.スマホ充電は300~500回が耐用寿命
スマホのバッテリーは、一般的に約300回充電することでバッテリー容量の約3割、約500回充電することで約5割が劣化すると言われています。
したがって、スマホを約300~500回充電すると「バッテリーの持ちが悪い」「なかなか充電できない」などの使い勝手の悪さを感じやすくなり、寿命を迎えることが多いです。
ちなみに、この1回の充電とは、スマホのバッテリーを0%まで使い切った上で、100%まで満充電することを指します。
2.充電は約20%~80%維持が正解
スマホの充電は何%ぐらいまで行いますか?
先ほどお話ししたように、スマホはバッテリー0%から100%までの充電を約300回~500回行うことで、寿命を迎えると言われています。
そのため、バッテリーを0%まで使い切ったり、満100%まで過充電することを繰り返していると、より早くバッテリーの劣化につながりやすいです。
スマホの充電は約20%~80%にとどめ、このバッテリー容量を維持することが長持ちの秘訣です。
3.充電バッテリーは約5℃~45℃で使用・保管
充電バッテリーは、約5℃以下、あるいは約45℃以上の環境下に置かれると劣化しやすくなります。
そのため、極寒や酷暑の環境下での使用や充電、保管は避けてください。
よくスマホを使用しながら充電することは避けるようにと注意喚起されていますが、これは充電しながら使用するとスマホ内部に熱がこもってしまい、スマホやバッテリーが高温によって劣化してしまう原因となるからです。
4.定期的にスマホの電源を落とす
皆さんはスマホの電源を定期的に落としていますか。
実は、スマホのバッテリーを長持ちさせるためには、定期的にスマホ本体の電源を落として完全に休ませる時間が必要です。
スマホは使用していない時でも、常にバックグラウンドでインストールしているアプリが起動していたり、アップデートしていたりと作動していることが多いです。
そのため、完全に電源を落とさなければ、本当の意味でバッテリーや本体を休ませることができません。
週1回を目安にスマホの電源を落としてバッテリーを休ませましょう。
5.長期間使わない端末はバッテリー40~50%を維持
もしもスマホを長期間使わない場合は、時々バッテリーの残量を確認してください。
0%の状態で長期間放置してしまうと、バッテリーが劣化していきます。
バッテリーが劣化した状態のまま放置していると、次にスマホを使う際に正常に動作しないなどの不調をきたす恐れがあります。
6.最新スマホは充電ケーブルを挿したままでも問題なし
以前はスマホに充電ケーブルを挿しっぱなしにしたまま放置していると、過充電によりバッテリーが劣化してしまうと言われていました。
たしかに過充電を繰り返していると、バッテリーに負荷がかかることは否めませんが、最新のスマホはバッテリー充電が100%に達すると自動的に充電が止まるように保護回路が搭載されています。
スマホが最近の機種であれば、充電ケーブルを挿したままでもさほど大きな劣化につながりにくいとされています。
まとめ
また、週に1回程度、電源を落として完全にスマホ本体を休ませてあげることも大切です。
なんとなく小耳に挟んでいたスマホ充電の知識も、しっかり理解することでより「正しく使おう」という意識につながりやすくなります。
今回紹介したスマホ充電に関する知識をぜひ有効活用して、お持ちのスマホの寿命を延ばして快適に使い続けるようにしましょう。