まるで段差や敷物のように人を踏むこの行動には、猫からのメッセージが込められていることがあるそうです。
しれっと飼い主さんを踏む猫が、そのとき一体何を考えているのかを考察してみたいと思います。
他にも、「ゴハンがほしい」ときや「かまってほしい」ときにも、その要求を示すために飼い主さんを踏んでアピールすることがあるようです。
また、意思表示以外の理由としては、高いところへ登りたいときに、人を踏み台のように使って踏むことがあるといわれています。
猫が踏みやすい人を選んでいたり、こんな人が踏まれやすい、などの傾向があるのかと言うと、基本的には、猫は信頼している人を選んで踏んでいるようです。
ただ、信頼されていても踏まれないこともあり、『歩きにくい』『不安定』と感じた場合にはあえて踏まないということもあるでしょう。
また、飼い主さんが愛猫に踏んでもらいたくてわざと愛猫の前に寝そべったり、足を置いたりしてみても、気分がのらないときは踏んでくれません。
猫が踏みつけてきたときの上手な対処法としては、リラックスしているときであれば、優しく撫でるなどしてコミュニケーションをとってあげるといいでしょう。
ただ何かを要求したいために踏んでいる場合は、毎回要求に答えているとエスカレートしてくることがあるので、注意して対応したほうが良いようです。
まとめ
愛情表現やおねだりで踏まれていると思うとかわいいですが、ついつい甘くなって要求に応えすぎてワガママがエスカレートしないように気をつけましょう。
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