猫に自分の指や棒状のものを差し出すと、必ずと言っていいほどクンクンとニオイをかいできますよね。
私もその姿が可愛らしすぎて、近くに飼い猫が来るとついつい指を鼻先に向けてしまいます。
このニオイをかぐしぐさにはどんな意味があるのかについて、今回はご紹介したいと思います。





ニオイをかぐしぐさの意味とは




1.挨拶




猫は、なぜ指や棒状のものを差し出すとニオイをかぐのでしょうか。

飼い猫の鼻先に指や棒状のものを差し出すと、おなじみの行動としてついニオイをかいできます。


もともと猫には、近づいてきたものが何なのか探る意味合いで、対象物に鼻を近づけてニオイをかぐ習性があります。


また、挨拶の意味で、人の指や相手の猫の鼻に鼻先をくっつける行動をすることもあります。

このとき、相手のことを確認するためにもニオイをかいでいるといわれているのです。




2.情報収集




猫が指や棒状のものを差し出すとニオイをかぐ理由として、相手の正体を突き止めたり、知っている人であることを確認したりするためということがありますが、では、ニオイからどんな情報を収集しようとしているのでしょうか。


猫はニオイから、その人の体臭や食べ物の香り、フェロモンの香りなどを収集します。


これらの情報を集めることにより、相手が誰で、緊張して汗が出ているのか、リラックスしているのかなど、今どんな精神状況なのかか、また、体調が良いのか悪いのか、猫同士であれば発情しているかどうといった、体の調子を確認しているのです。


さらに猫は、このクンクン作業で、敵か味方かの判別までできるといわれています。







ニオイをかがせる際の注意点

◇ ◇ ◇




ニオイをかぎながらスリスリしてくることもあるので、ついかわいくて指などを差し出してしまいますが、鼻先でニオイをかがせる際に気をつけるべきことがあります。


急に猫の顔の前に指を出したり棒を出したりすると、猫がびっくりして怖がってしまうことがあります。


猫を怖がらせないためにも、ゆっくりと頭よりも低い遠い位置から出してあげるようにしましょう。


猫が落ち着いていてリラックスしているタイミングでやってあげれば、いいコミュニケーションになるでしょう。


また、静電気が起きやすい乾燥する季節は、鼻先で「バチッ」と電気が走り、猫がおどろくこともあるので注意が必要です。




まとめ

指を差し出すと、何の抵抗もなくクンクンとニオイをかぎに寄ってくるので、その姿が可愛くて仕方ない私ですが、実は、猫にとっては大切な情報収集の時間のようです。
怖がらせたり危険がないように配慮しながら、愛猫がニオイをかぎたそうにしていたら、たっぷりとかがせてあげましょう。

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筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

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info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。
デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。