今では生活になくてはならない存在ですが、ふと、どうしてそんなにも私にとって猫の存在が必要なのかを振り返ってみました。
猫が好きな人にとって愛猫の存在は「そこにいるだけで癒しを与えてくれる」と断言できるレベルのものだと思います。
我が家は、先代猫が亡くなり悲しみに暮れていたときですら、いなくなった喪失感とともに、人間だけで生活していることへのストレスが半端ではないことに気づかされました。
お葬式をして見送ってから、1カ月後には今の子たちを迎え入れてしまうほどに、猫の存在は大きかったです。
愛猫を迎え入れてしまうと、どこで何をしていても目にその姿が入るだけで癒されてしまうのです。
寝ているところや食事をしている姿を見るだけで癒されますし、トイレでふんばっている姿すら可愛いと感じてしまいます。
覗くと「あっち行ってて!」と睨まれますが…。
私もそうですが実際に仕事などで嫌なことがあっても、家に帰って愛猫の顔を見ればどうでも良くなってしまった、という人も多いのではないでしょうか。
ただそこにいるだけでこんなにも癒してくれる存在なのだから、必要でないわけがない、ということですね。
・心の支えになってくれる
人間の家族だけでは紛らわせることのできない寂しさを時々感じてしまうのですが、そんな時、猫がそばにいてくれると心の支えになります。
もちろんこちらが勝手に思っているだけなのですが、様々な理由で人間は孤独を感じる生き物です。
理由がなくても、何となく寂しい、何となく孤独。
時には自らひとりになりたいと感じるときもあります。
そんなときでも愛猫は別。
そっとそばにいてくれるだけで寂しさが薄らぐと感じることも多いです。
家族には言えない気持ちを愛猫にだけは話せることもあります。
普段は話しかけても素っ気ない愛猫が、そういった時に限って、そっと寄り添って話を聞いてくれるのですよ。
愛猫を心の支えにしている人は案外多いと思いますし、一番の理解者であると感じている方も多いでしょう。
愛猫が大きな愛で包んでくれる分、私も大きな愛と優しさでお返ししないといけませんね。
・生活リズムが安定する
猫も生き物ですから当然お腹が空きますし、飼い主さんに構って欲しくなることもあります。
猫は決まった時間に食事を摂る習性があるので、人間の都合などお構いなしです。
休日だからとゆっくり寝たい飼い主にも猫は「いつもの時間」にご飯を要求するために起こしに来ます。
「休みの日くらい寝かせてほしいよ~」と思いつつ、気がつけば猫の朝ご飯の準備をしている自分がいて、苦笑することもしばしば…。
ご飯をあげたら二度寝しよう…と思っていても、トイレの掃除などで動き回っているうちに目が覚めてしまうことも少なくありません。
しかしこのような生活スタイルで結果的に規則正くなることを余儀なくされるので、以前より体調が良くなったと感じている飼い主さんも多いようなのです。
猫に起こされることで、生活リズムが安定して以前より健康になれるという点からも、飼い主さんにとって愛猫の存在価値は偉大なのではないでしょうか。
そもそも愛猫のお世話をする必要がなければ、休日に朝起きなんてしませんから(笑)。
まとめ
家に帰れば、いつも愛猫が待っていてくれて、自分と真剣に向き合ってくれる。
猫が寄り添ってくれるのは、普段から猫に寄り添っているお礼かもしれません。
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