古代エジプトでは、猫は神として崇拝されていたこともあったように、昔から縁起がよい動物として知られています。
そんな多くの魅力を持つ猫ですが、今回は幸運を呼ぶといわれる猫の特徴についてご紹介したいと思います。





幸運を呼ぶ猫の特徴とは?


◇ ◇ ◇

どんな猫であれば、幸運を呼んでくれるのでしょうか。
猫を飼っている方は、自分の愛猫が幸運を呼ぶ特徴を持っているかどうか一度チェックしてみてくださいね。



1.かぎしっぽ






かぎしっぽを持つ猫は、幸運を呼ぶ猫として世界中で愛されています。
かぎしっぽとは、しっぽの途中で曲がっている形のしっぽのことです。
その名のとおり鍵に見えることから、かぎしっぽといわれています。
フック状になっているしっぽは、幸運を引っかけると考えられており、幸運を呼ぶといわれる理由です。
ちなみに、日本ではかぎしっぽの中でも短いしっぽの持ち主のほうがよいとされています。
うちの鯖トラのメス、凛ちゃんが、一見まっすぐなしっぽに見えるのですが触ると先っぽが曲がっているのがわかる隠れがぎしっぽの持ち主です。



2.三毛猫






三毛猫も、幸運を呼ぶ猫として知られています。
海外においても「MIKE」という愛称で愛されていますが、それぞれの毛色には意味があります。
白は福を招き、茶は無病息災、そして黒は厄除けです。
ちなみに、三毛猫はほとんどがメスであり、オスが産まれる確率は3万分の1といわれています。
これは遺伝子のせいで、 オスかメスかを決めるのは、染色体のうち「性染色体」と呼ばれ、オスは「XY」、メスは「XX」です。
三毛猫の「黒」「茶」「白」の3色の体毛を持つためには、「XX」である事が必要条件になります。
3色のうち「黒」と「茶」を決める遺伝子はX染色体上にあり、X染色体1本に「黒」「茶」のどちらかの色しか存在しないからです。
そのため、基本的にX染色体2本を持つメスしか三毛猫になれないのです。
もしもオスの三毛猫を見られれば、それ自体が非常に幸運だといえるでしょう。



3.白猫






昔から、白い動物は神の使いとして崇められてきました。
白猫も同様に、幸運を呼ぶといわれています。
ちなみに、白猫は恋愛によい影響があると考えられていて、もし猫を飼えない環境の方でも、白猫のグッズなどを身の回りに置いておくと、恋愛でよいことが起きるかもしれません。



4.オッドアイ






オッドアイとは、両目の色が違う猫のことをいいます。
日本では金目銀目とも呼ばれ、古くから縁起のよい猫と考えられていました。
オッドアイは、もちろん簡単に見られるものではありません。
そのため、オッドアイもオスの三毛猫と同様に、目にするだけで幸運が訪れるといっても過言ではないでしょう。



5.愛嬌のある猫






一部では、愛嬌のある猫を飼うとお金持ちになれるといわれています。
その猫のように愛嬌のある人になることで、さまざまな人から愛されて仕事面でも上手くいく、そして結果的にお金持ちになるという意味です。
ちなみに、愛嬌のある猫を飼うと健康にもよいといわれています。
これは、愛嬌のある猫を飼うことで人間のストレスが減り、健康になるということでしょうね。







黒猫は縁起が悪い?

◇ ◇ ◇

「黒猫が横切ると縁起が悪い」という言い伝えを聞いたことがあるかもしれませんが、本当に縁起が悪いのでしょうか?

実は、黒猫も三毛猫や白猫と同様に、縁起がよい猫といわれています。


日本では、黒猫は昔から商売繁盛などの幸運を呼ぶ猫として重宝されてきました。

ちなみに、イギリスでは自宅の玄関に黒猫がきたら縁起がよいと考えられています。

南フランスでは黒猫は魔法の猫とされており、黒猫と大切にすることで幸運をもたらすという言い伝えもあります。


このように、意外にも世界中で黒猫は縁起がよいとして大切にされているのです。



では、なぜ黒猫の縁起が悪いといわれるのかと言うと、おそらく中世ヨーロッパの魔女狩りの影響だと思われます。


中世ヨーロッパで魔女狩りが行われていたころに、黒猫が殺されることがありました。

これは、黒色が魔女を連想させたり、暗闇で目だけ光らせていることが不気味だったりするためです。



現在のヨーロッパでは黒猫は縁起がよいとされていますが、いまだに一部の人たちによって、年間約6万匹の黒猫が殺されているとは非常に残念です。






猫にまつわる言い伝え

◇ ◇ ◇

猫にまつわるさまざまな言い伝えが世界中にあり、縁起の良し悪しはさまざまです。
その一部をご紹介します。



野良猫が玄関にいたら幸運の予兆


野良猫が玄関にいたら幸運の予兆という言い伝えがあります。
これは、飼われたい家を自分で決めるという野良猫の考えが元になっていると考えられます。
野良猫は毎日の食事にも困っており、安心して住むことができる場所を探すはずです。
野良猫が住みたいと感じる場所であるということは、その家を含めた周辺の環境もよいということになります。
つまりは、その言い伝えは間違ってはいないことがわかります。



川に猫を抱いて渡ると不運が訪れる


幸運を呼ぶ猫であっても、悪い言い伝えもあります。
そもそも、川は三途の川などを連想させることもあり、よい言い伝えが少ないです。
あくまで言い伝えではありますが、猫を抱いて川を渡るのは、安全面から考えても避けたほうがよいでしょう。



芸術家は猫を飼うと才能が開花する


芸術家は、猫を飼うと才能が開花するといわれています。
もちろん科学的な証明はありませんが、一概に間違いとはいい切れないかもしれません。
芸術家は、さまざまなアイデアを用いて芸術を作り出します。
しかし、ときにはアイデアが湧いてこないこともあるでしょう。
そんなときに近くに猫がいれば、リラックスできて自然とアイデアが湧いてくることもあります。
そのため、この言い伝えは一理あるといえそうです。



猫が横切るのは変化の兆候


最後にご紹介する言い伝えは、猫が横切るのは変化の兆候というものです。
これは、その人に新たな周期が訪れるというメッセージでもあります。
ここで気を付けておきたいのが、猫が横切ったときの自分のメンタルです。
ポジティブな思考のときであればよいですが、ネガティブな思考に支配されているときは、さらにマイナスに物事が進んでしまうといわれています。
そのため、猫が横切ったときには自分の気持ちに支配されないように気を付けましょう。



まとめ

猫は、昔から縁起の良し悪しをいわれたり、神様の使者として崇拝されたりしてきました。
現代になってからも、「三毛猫は幸運を呼ぶ」や、「黒猫が横切ったら不吉だ」などと、さまざまな言い伝えがあります。
今回はさまざまな幸運を呼ぶ猫をご紹介しましたが、猫を飼っている人は今一度飼い猫をじっくり見てみましょう。
もしかしたら、幸運を呼ぶ猫と特徴が一致しているかもしれませんよ。

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筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。
デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。