旅行やキャンプ、テーマパークといったレジャーを楽しんだり、映画を観たり、カラオケで熱唱などなど…連休中の楽しみは人それぞれです。
しかし私の一番の楽しみは「ゆっくり本が読めるー!」なのです。
読書の効用には「頭がよくなる」「スレトス軽減効果」など、いろいろな良い効果があるといわれていますが、そんな効果の有無に限らずとにかく読書が好きというのが活字中毒者。
筋金入りの方などは、本でなくとも文字が並んでいると読まずにはいられないそうです。
今回は、活字中毒とは何?という疑問から、我こそは活字中毒者だという方におすすめな隙間時間に読める本をご紹介します。
読書家として有名な女優の芦田愛菜さんも自他ともに認める活字中毒者のお一人。
活字が読みたくてキッチンにある調味料の原材料表示を読んでしまうこともあるのだとか。
芦田愛菜さんだからそんなエピソードも可愛いですが、ここまでいくとかなり筋金入りな感じですね!
あなたも活字中毒? 簡単セルフチェック!
さっそく、活字中毒度をチェックしてみましょう!
項目は全部で9つ。
当てはまった項目が多いほど、活字中毒レベルが高いです。
本、または電子書籍を持ち歩いている
旅行にも本を持っていく
本屋があれば、旅行中でも入る
本屋で1日を過ごせる
調味料の原材料表示など、興味のない文字をつい読んでしまう
「あと5分だけ」でやめられたたしめがない
優先順位の一番が読書
生活に支障が出てる
活字を読まないとワナワナしてくる
あなたはいくつ当てはまりましたか?
・1~2個 → まだまだ大丈夫!
・3~5個 → 初期症状は通り過ぎています。
・6~8個 → もう引き返せないです。むしろ極めましょう。
・9個 → 完全に活字中毒です。自称しても文句なし!
すべて当てはまった方がもしもいらしたら、なかなかの重症(褒め言葉です)ではないかと思いますよ。
上記のセルフチェックでもわかる通り、とにかく活字を読むことが好きな活字中毒のみなさんにとっては、わずかな隙間時間も大事な読書タイムに早変わりします。
そこで、「人との待ち合わせ時間」「電車一駅分」「カップラーメンができるまで」「デパートのエレベーター待ち」など、いかなる時でもサクッと読めるおすすめ本をご紹介します。
『ショートショートの広場』シリーズ 星新一(編集)、講談社
ショートショート・コンテストの応募作品25,420編の中から、星新一さんが選りすぐった作品が収録されています。
プロ!?と驚くような作品も多数収録されていて、さまざまな作風が楽しめる満足な1冊。電車の乗り換え待ちのときにいかがでしょうか。
『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』ドリヤス工場 (著)、リイド社
太宰治の『人間失格』から始まり、フランツ・カフカの『変身』や夢野久作の『ドグラ・マグラ』など、有名すぎる文学作品がドリヤス工場氏の漫画となって収録されています。
作品ごとに著者のプロフィールも載っていて、「作家ってやっぱ変人だなぁ」「自殺多い!」など興味津々になるエピソードも多々あります。本作はシリーズ化されていて、累計20万部も売れているそうです。たしかにこれは集めたくなるのも分かります。
『SUDDEN FICTION』アンソロジー、文藝春秋
アメリカのショートショートが576ページ、70編も収録されており、さらに翻訳を手がけたのが村上春樹さん、小川高義さんという豪華な1冊。
1編ごとに作風が変わるので隙間時間にぴったり! めまぐるしく展開していくので、せっかちさんにおすすめです。
『短編工場』集英社文庫編集部 (編集)、集英社
伊坂幸太郎さん、石田衣良さん、村山由佳さんなど12人の作家の短編を収めたアンソロジー。
有名な作家さんが多いのでお得感もいっぱい、面白さは保証付きです。新たなお気に入り作家をぜひ見つけてみてください。シリーズに『短編復活』もあるようです。
まとめ
かくいう私も、寝る前に読みだすとやはり止まらなくなってしまうので、いつも少々寝不足気味なのですが…。
本の世界の没入していると、映画や音楽とは、また違った想像の世界で過ごせるのがとてもわくわくします。
最近は電子書籍のニーズが拡大しているようですが、私はやっぱり紙派です。
そのうち持ち運びに便利な電子書籍に移るかもしれませんが、まだしばらくは紙本の重量を感じながら読書がしたいです。