できるだけ負担なく、おいしいごはんをちゃちゃっと作れたら最高ですよね。
そんな悩み解決に一役買ってくれるのが「きのこのラグー」。
ラグーといえば煮込み料理をイメージする人もいるかもしれませんが、今回はそうではない、どんな料理とも相性がよく、香りや食感を与えてくれる「きのこ」が主役の万能ラグーソースをご紹介していきたいと思います。
まず、主役となるきのこの選び方ですが、スーパーで安いものを中心にたっぷり3種類以上を集めること。
きのこの旨味や香りに奥行きが生まれ、豊かな風味を思う存分に味わえるラグーになります。
しいたけなど、自分の苦手なきのこは無理して使う必要はないので、好きなきのこを気軽にチョイスしてください。
また、乾燥キクラゲもコリコリした食感と濃厚な味わいが全体に深みを与えてくれます。
全体量で、5~6パック分くらいを目安にしてください。
【材 料】
きのこ(たっぷり)5~6パック分
例えば
マッシュルーム 1パック
椎茸 1パック
しめじ 1パック
えのきだけ1袋
マイタケ 1パック
※その他 ひらたけ、エリンギ、なめこ、きくらげなど
玉ねぎ 小2個
生姜 1片
ニンニク 2片
アンチョビフィレ 10枚程度
オイスターソース 大さじ5
マヨネーズ 大さじ5
オリーブオイル 大さじ3
塩 3g
黒胡椒 適量
【作り方】
1.きのこ類を包丁で細かく刻む。フードチョッパーやフードプロセッサーにかけて粗みじんにしてもOK。
同様に、玉ねぎ、生姜、にんにく、アンチョビもみじん切りにする。
2.鍋にオリーブオイルを注ぎ、みじん切りにした生姜、にんにく、アンチョビを入れて熱し、香りが出てきたら、玉ねぎを炒める。
3.鍋にきのこを加え、さらに炒める。きのこは水分量の多い食材なので、火加減を弱めることなく、香ばしく焼き炒める。
4.8割くらい火が通り、しんなりしてきたら、オイスターソース、マヨネーズを加え、焦げないように注意しながら仕上げるのがポイントです。
塩、黒胡椒で味を調えます。
※冷蔵保存で約3~5日間。小分けにして冷凍保存もできるので、大量に作ってストックしておくと便利です。
きのこのラグーソースの楽しみ方は無限大ですが、そのままパスタに乗せて、パセリやチーズをたっぷり振って味わうのがシンプルでとてもおいしいです。
また、ごはんの上に乗せて、温泉卵と一緒に混ぜながら食べるのもたまらなく美味。
その他、レトルトカレーの中に加えて旨味をアップしたり、レトルトハンバーグの脇に添えて一段上の味わいにしたり…。
レトルト+α以外にも、まだまだアレンジ方法はあります。
・スープや味噌汁の中に少々加えて旨味や食感をプラス。
・カップラーメンの仕上げに加えてプレミアムな味わいに。
・カットサラダのトッピングとして。
・餃子の具材として加える。
・卵焼きやオムレツの中に加える。
・残り物のおかずと一緒にどんぶりに。
そうです、きのこのラグーソースは、何にでも入れてアリなのです。
辛さを足したい場合は、唐辛子などを加えてもよいですし、アレンジもご自由にどうぞ。
まとめ
手作りの「食べる調味料」は、簡単に作れて安心して食べられ、素材にかけるだけで美味なるひと皿が完成するので、とっても便利です。
ぜひ自分のお気に入りの食べ方を見つけて、ラグーソースを楽しんでください。