まだまだ夏休みは先のことで、夏バテ、熱中症に気を付けながら、通学通勤に毎日「玄関」を通っておられることでしょう。
ところで、この玄関スペースについついちょっとモノを置いたりしてませんか?
なるべくすっきりとさせたいと思うものの、住む年数が長くなればなるほど、玄関には余計なものを置いてしまいがちです。
そこで、今回は暑さを感じずに玄関をすっきりさせるコツを4つご紹介します。
玄関がごちゃごちゃしているのは、なくてもいいものがたくさん置いてあるからです。
家全体のスペースから見ると玄関は小さなエリアなので、モノは極力置かないようにしましょう。
玄関に置いておかないと困る、生活に支障が出る、そんなものだけを厳選して置きます。
玄関になくてもいいものは、取り払ってしまいましょう。
これだけでかなりすっきりしますし、時間がたっても散らかりにくくなります。
また、ぜひ取り払ってほしいものとして、
「履かない靴」と「使わない傘」があります。
もっているすべての傘や靴を玄関に置いておく必要はまったくありません。
靴や傘は、しょっちゅう使うものだけを玄関に置き、あまり使わないものは処分したほうがいいのですが、差し当たりもっておきたいのなら、物置やクローゼットなどに移してしまいましょう。
ほかにも、使わない靴磨き道具やテニスラケット、ボール、スコップやシャベルなどのガーデニング道具が玄関に散らばってませんか。
玄関に必要ないものは、できるだけ撤去してください。
2.ものを飾りすぎない
知り合いにも、玄関に置き物や絵画、インテリア小物を置いている方がよくいらっしゃいます。
他にも観葉植物や生け花なども玄関のディスプレイとしては定番ですね。
しかし玄関が果たすべき役割を考えた時、このディスプレイたちが邪魔になって、本来の目的である「人間や荷物の円滑な出入り」に支障をきたしていませんか。
ものを飾りすぎると、視覚的な乱れが生じるだけでなく、ほこりが溜まりやすくなり掃除の手間も増えます。
なにか飾るのなら、ポイントを絞って飾るようにしましょう。
3.ちょい置きをしない
玄関のゲタ箱まわりについつい置いてしまうものがありませんか。
例えば、郵便物、新聞、雑誌、鍵、バッグ、サングラス、日焼け止めスプレー、マスクなどなど。
着ていたコートや帽子、手袋、マフラーなどもそのまま、玄関先に放置しないようにしましょう。
片付ける場所をはっきり決めていれば、帰宅してちょっとだけ置いておく「ちょい置き」をしません。
先のような玄関先にちょい置きしてたまりがちなものは、帰宅したら片付ける定位置に必ず置く決まりにしてしまいます。
もしもお子さんがまだ小さく、ランドセルやお道具箱などを玄関先に置き放しにしてしまうなら、フックなどを用意して、帰宅したらそこに掛けるルールをつくるといいでしょう。
また、ちょい置きしてしまったものは、必ずその日のうちに片付ける習慣にするとすっきり玄関を維持できておすすめです。
4.床や上がり框は極力見せる
玄関は毎日家族が出入りする空間です。
履物をその日の気分や用途によって替えることもあると思いますが、脱いだ靴をそのままにしていると、どんどん玄関に溜まっていきます。
さらに、靴を脱いだあとに履くスリッパを上がり框に並べているご家庭がありますが、どうしてもスリッパを履くのならスリッパラックに収納しておいたほうがベターです。
また、不要な玄関マットは撤去するようにして、できるだけ玄関の床スペースや上がり框を開けて見えるようにすると、すっきりしますよ。
宅配便や荷物が届いたら、玄関に置きっぱなしにせず、段ボールや梱包はすぐに開封し、中身を取り出して所定の場所に収納します。
梱包はすぐにつぶして、廃品回収に出せる状態にしておきましょう。
玄関は土足で入る場所のため、汚れやすい一面があります。
砂や泥をこまめに掃除することも忘れないようにしましょう。
まとめ
出かけるときに玄関がごちゃごちゃしていると、気分が滅入りますし、疲れて帰ってきたときに、散らかった玄関を見るとますます疲れがひどくなります。
玄関は自由に軽やかに外の世界と行き来できるスペースとして、いつもすっきりとしておきたいものです。