実際に、お金があれば幸福感が上がるという研究結果も判明しています。
しかしその反面、「お金があるだけでは、幸せにはなれない」ということもどこかで分かっているはずです。
今回は、お金よりも大切だと言える3つのものをご紹介したいと思います。
お金よりも明らかに大切なのは、「健康」です。
お金を稼ぐために健康を犠牲にするのは、どう考えても間違っていますが、分かっていても、ついついあなたは働き過ぎていませんか?
特に最優先にすべきなのは、「睡眠時間の確保」と「運動習慣の維持」です。
睡眠時間を削り過ぎると不幸になるうえ貯金が減ることが分かっています。
また、運動習慣を持たない人は、ストレスが多く不幸で貧乏になりやすい傾向にあるのです。
健康よりもお金が大切と間違った考え方をしていると、不健康になり、不幸になり、そして貧乏になるのです。
そうなってしまってから「健康はお金では買えない」ことを理解しても遅いのです。
2つ目としてお金よりも大切なものは「人間関係」です。
なのでお金儲けのために人間関係を犠牲にするのは間違っています。
とはいっても多くの方が、仕事の忙しさを理由に、友人づきあいを後回しにしているのではないでしょうか。
だから時には仕事を休んで、友人と過ごす時間を優先することも必要なのです。
心理学者のロバート・ウォールディンガーによると、人間関係をおろそかにする人は、早死し、不健康になり、記憶力が低下することが分かっているそう。
最悪なのは、お金を稼ぐために、嫌な上司と時間を過ごすことです。
人が不幸な状況に陥る根源の多くは、劣悪な人間関係にあります。
幸せになりたいのなら、無駄な人間関係を断捨離する勇気も必要です。
必要のない人間関係は切り、友情は深めていく。
信頼関係を築くことも壊すこともお金ではできないのです。
お金よりも大切なのは、自分で自分の人生を決める「自己決定能力」です。
心理学者のエドワード・デシは、「自分で自分の人生を決めることが幸せにつながる」と指摘しました。
また、経済産業研究所の調査結果によれば、所得や学歴よりも、自己決定が幸せにつながることが判明しています。
他人に振り回されながら、お金を稼いでいると、不幸になります。
多少の収入の減少には目をつぶってでも、「他人に振り回される仕事」より「自己裁量で決定できる仕事」を選ぶ方が幸せになれるのです。
まとめ
しかし、「お金さえあれば幸せ!すべてはお金から!」と言えるほど人生は単純ではなく、お金よりも優先しなければならないものは確実に存在します。
お金こそが最上のものと考え、何よりも優先する拝金主義者の考え方の犠牲にならないように注意したいものです。
ジェイソン流お金の増やし方