また、「ストレス」そのものについての誤解が生じたり、まだ知られていないこともたくさんあるのではないかとも感じています。
今回は、思いもよらなかったストレスになり得るものに注目して掘り下げてみたいと思います。
ストレス研究の第一人者である、生理学者のハンス・セリエ氏によると、ストレスとは生体に影響を及ぼす外的刺激によって引き起こされる生体が示す反応のことを言うそうです。
心や体に影響を及ぼすその外的刺激のことを心理学では『ストレッサー(ストレス要因)』と呼んでいます。
ストレッサーは、大きく3つに分けられると言われています。
・暑さや寒さなどの温度
・化学物質や有機溶剤
・家族、親戚、友人、パートナーなど人間関係
自分にとってのストレッサーが何なのかを知ると、ストレッサーと適切な距離を持つようにしたり、大きな負担を感じないように前もって回避するといった対応策をとることができます。
ストレッサーには実に様々なものが存在し、さらに、ストレッサーになるものやそれの感じ方には人それぞれに違います。
例えば、ある人にとっては温度差がストレスになったとしても、ある人にはそんなにストレスに感じないかもしれません。
締め切りがモチベーションになる人もいれば、心理的に追い詰められるという人もいます。
ストレスを感じるものには他人と自分とでは大きな差があるということを覚えておくと、相手が自分を理解してくれないことにイライラしたり、相手と自分との違いにもどかしさを感じて、更なるストレスが重なることを減らせるかもしれませんね。
まとめ
ストレスと言っても、物理的、化学的、心理的・社会的と、大きく3つのストレッサーがあり、さらに細かい項目ではストレスと感じる比重は一人ひとりまったく違うのです。
なかには、ストレッサーとなるような気がしないのに無自覚に受けている場合もあるようですね。
ストレッサーを人と比べないこと、しかし自分のストレッサーが何であるのかはしっかり把握しておくことが現代を生きる私たちにとっては大切なことなのかもしれませんね。
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