コロナ禍で緊急事態宣言期間中のゴールデンウィークになっています。
おうちにこもっていてもやりたいことはたくさんありますが、時間はたっぷりあるのだし、と、究極に美味しいナポリタンを作ってみようと思い立ちました!
定番のスパゲティだけに、ナポリタンの作り方や隠し味のレシピはめちゃくちゃたくさんありますが、本当に美味しそうだと思う作り方を色々と全部試し、私好みのいいとこ取りした最高てっぺんナポリタンレシピを完成させました。
麺を一晩寝かせること!がポイントの「究極の絶品ナポリタン」をご紹介します!



スパゲティナポリタンとは

ナポリタンは、昭和初期に横浜で誕生したと言われています。
茹でたスパゲッティをタマネギ、ピーマン、ハムなどと共にケチャップで炒めた洋食料理で、完全に日本で創作された日本風パスタ料理であり、イタリア料理で類似の名を持つスパゲッティ・アッラ・ナポレターナとは異なるものです。

本場イタリアのスパゲッティとの大きな違いは、何といっても麺とソースです。
第二次世界大戦後に日本の喫茶店や洋食屋で広く提供されるようになったナポリタンは、麺を芯がなくなるまで茹でてサラダ油で和え、冷蔵庫などで茹でた麺を一定時間寝かせておきます。
客の注文が入ってからケチャップ、具とともに再加熱時にフライパンで麺を炒めるのですが、麺を余計に茹でるのも、油で和えるのも、冷蔵保存と再加熱時に水分が飛んで麺が乾燥するのを防ぐためとされています。

日本経済新聞のコラム「食べ物新日本奇行」で編集委員の野瀬泰申氏が、麺を茹で置いて客の注文が入ってから再加熱する調理法が、立ち食いそばと同じであると述べたうえで、同様のパスタの茹で置きがベルギーの街のカフェでも行われている話を紹介し、「冷凍麺がなかった時代に生まれた調理時間の短縮技と思われる」と述べています。
また、作家の浅田次郎氏は著書の『パリ煩い 江戸わずらい』で、「正統のナポリタンは、アルデンテなどであってはならぬ。きのう茹で上げて冷蔵庫に眠っていたような、ブヨブヨのスパゲッティが好もしい」と書いていたように、今でも、喫茶店や洋食屋、はたまたナポリタン専門店も茹で置きのブヨブヨ麺が常識となっています。



私的「究極のナポリタンレシピ」

【材料】(2人前)
スパゲティ(太めのもの) 200グラム
ピーマン 1個
玉ねぎ 4分の1個
ベーコン 2枚
ソーセージ 4本
エリンギ 1本(しめじ、マッシュルームなどでもOK)
バター 20グラム
オリーブオイル 小さじ2

ケチャップ 大さじ6〜8
ウスターソース 大さじ1
タバスコ適量
塩胡椒適量
パルメザンチーズ お好み

【作り方】

スパゲティを規定の分数より1分長く茹でる。
オリーブオイル(分量外)を和えて、冷蔵庫に入れて3時間以上(できれば一晩)寝かせる。(時間外)

※ナポリタンはアルデンテではなく、柔らかい方がほかの具材との食感が合わさって美味しいです。


1.玉ねぎをスライスし、ピーマンとベーコンを細切り、エリンギとウインナーは同じぐらいの大きさになるようにカットする。
※エリンギ以外のきのこでも代用可能ですが、エリンギは食感も香りも良く、ナポリタンとの相性がとても良いです。


2.ナポリタンソースを作る
ケチャップとウスターソース、タバスコを2〜3滴混ぜる。
※タバスコの辛さがケチャップの甘みを引き立たせます。量はお好みで加減して下さい。

3.フライパンにバター半量を火にかけ、溶けたら具材を炒める。


4.寝かせておいたパスタと1.をフライパンで合わせて少しの間炒め、2.を入れて混ぜる。


5.残りのバターをレンジで溶かし、仕上げに4にかける。


6.皿に盛りお好みで粉チーズをかけて、完成。




まとめ

今回の記事はお役に立ちましたでしょうか。

最後に溶かしバターをかけることで全体がふんわりとした良い香りに包まれ、美味しさがグンとアップします。
麺はアルデンテでなく、長めにゆでて寝かせる。
また、具材をタップリ使って、最後まで麺と具を一緒に食べられるナポリタンにするのがポイントです。
エリンギとウインナーはやや大き目にカットすると、それ単品で食べても美味しく、その他の具材は全て麺と絡ませながら食べることで、ナポリタンにありがちな食べてる途中で飽きてきた、を感じることなく頂けます。
平均的な1.8mm程度のスパゲティよりも超極太のスパゲッティがおすすめです。
あくまで私好みがベースになっているので、お好みでバターやタバスコの量を増やしてくださいね。

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。