家事や育児に忙しい妻を尻目に、気づかないふりでスマホに熱中する夫に怒りが抑えられないことってありませんか?
しかし、ただ怒りをぶつけるだけではケンカになるだけで何の解決にもなりません。
不毛な言い争いを避けつつ、上手に問題を解決する方法について考えたいと思います。
頑張ってるのはいつも自分だけ。
妻に声をかける事もなくひたすらスマホを見続ける夫に対して、殺意を抱くことすらあるかもしれません。
ふつふつと溜まっていた怒りが爆発したときはつい「全部私がやって当たり前と思っているでしょ?」「この間も、その前も…」「ほんとに気が利かない」などと、延々と捨て台詞や嫌味を吐きたくなってしまいます。
しかし、それでは夫からの反発を招いたり、さらに夫婦関係に亀裂がはいったりと解決には向かいにくくなることに…。
どこの家庭にも多かれ少なかれ起こるであろう状況への不満を改善して、夫婦お互いが仲良く暮らして行くためにはどうすればよいのでしょうか。
今回は、動かないスマホ夫へのアプローチ方法をいくつかご紹介します。
1.現状事実
2.あなたの気持ち
3.改善提案
の3つを落ち着いて感情的にならずに伝えます。
具体的な例として
「スマホゲームをしながら子どもの相手をしてるよね。目の前の子どもが無視されてる気がして見ていてつらい。スマホは子どもが昼寝をしているときにしてほしいな」
1.「スマホゲームをしながら子どもの相手をしている」→現状事実
2.「目の前の子どもが無視されている気がして見ていてつらい」→あなたの気持ち
3.「スマホは子どもが昼寝をしているときにしてもらいたい」→改善提案
という具合です。
頭に血が上っていると、自分でも何を言いたいのかまとめられず感情的に思いつくまま言葉をぶつけるだけになってしまいます。
「キツく強く言わなければ夫はわからないだろう」と考えがちですが、夫の協力を得て一緒に解決策を見出したいなら、まずはあなたが冷静に話すことが大切です。
夫婦によって解決方法は千差万別ですが、夫がスマホをする楽しみを全て奪わないルールを決めるのがおすすめ。
夫に使ってもいい時間を決めてもらうなど、守れるルールを考えてもらうのも良い方法です。
話し合っても解決しないときは、手紙を書くのも一つの方法です。
落ち着いて文字にしたためれば、売り言葉に買い言葉のケンカは避けられます。
一旦実家に身を寄せて、物理的に距離を置くのもお互いが冷静に考えるチャンスかもしれません。
スマホを触る暇もない子育てを、夫に経験してもらう手もあります。
言い争うよりも、夫に身をもって子育てを体験してもらう方が早く解決に向かうかもしれません。
夫は本来、協力し合っていくべき相手です。
だからこそイライラだけをぶつけて言い負かして終わりにはせず、一緒に折り合いをつけられる方法を提案しながらアプローチしていきましょう。
そんなときは「夫が自由にしているなら私も休む」という考え方もありです。
夫にイライラし続けながら家事を続けるよりも、いっそのこと一緒に休んじゃったほうが気持ちが楽になるかもしれません。
夫婦お互いの自由時間のバランスをとりながら、夫の自由時間については何をしても許すことにしましょう。
夫がスマホゲームをしていたら、あなたも自由時間にする、もし子どもが泣いたら基本交代で見に行く。
もし夫のゲームがいい所だったら先に妻が見に行き、その後はしばらく夫と交代するとか。
生まれ育った環境がバラバラの人間同士が縁あって夫婦になったのです。
すれ違いや価値観の違いにイライラすることもしばしばあるでしょう。
相手を否定しない、でも自分ひとりで抱えない。
子育ては、お互いに「どうして自分ばっかり」と思わないように夫婦協力しあってバランスをとりながらやっていきましょう。
「ありがとう」「助かる」の言葉かけも忘れずに。
まとめ
夫婦によって解決までの道筋はそれぞれです。
長い目で見てみると、けんかや言い争いをして相手を言い負かしたり謝らせるよりも、一緒に解決方法を見出すほうが未来の自分たちのためになります。
なかなか理想通りにはいかないと思いますが、イライラしたときは夫の楽しみを全て奪わずに協力してもらえる提案を探してみてくださいね。
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