これから暖かい季節を迎え、梅雨から真夏にかけて気になりだすのが生ゴミの臭い。
しかしなぜ生ゴミから悪臭が発生するのか、原因を理解してきちんと対策すれば、嫌な臭いを軽減することは可能です。
今回はゴミ箱の消臭対策について考えてみたいと思います。
生ゴミの中に潜む菌やカビは1種類ではなく、種類の異なる菌やカビが増殖していく中で発生した臭い物質が混ざりあい、あの何とも言えない強烈な臭いを生じているのです。
春の気配が漂い気温があがってくると、ますます活発化してきます。
しかも普段の生活で当たり前にとっている行動が、さらに生ゴミの菌やカビを増殖させている可能性があるのです。
以下のような方法で生ごみを処理していませんか?
身に覚えのある人は要注意ですよ。
1.シンク内の三角コーナーに生ごみを入れる
菌が繁殖するためには、水は不可欠です。
生ゴミはもともと水分量が多いのですが、その上シンク内の三角コーナーに入れておくことでさらに水がかかりやすくなり、菌の繁殖を促してしまうのです。
2.密閉された空間に入れる
生ゴミの原因となる菌は酸素が少ない環境で活性化するため、ビニール袋やゴミ箱の中など、酸素量が減った密閉空間ではさらに菌が繁殖します。
生ゴミの臭い緩和するために、ビニール袋に入れて密閉する人も少なくないと思いますが、それを開けてしまうとさらに強烈な悪臭が発生することになります。
先にも述べたように、生ゴミの臭いの原因となる菌を増殖させるのが水分です。
三角コーナーをシンク内に置いていると、どうしても食器や手を洗った際などに生ゴミに水がかかってしまいます。
できるだけ三角コーナーを水がかかりにくいところに置き変えてみましょう。
●新聞紙に包んでから捨てる
生ゴミを新聞紙に包んでから捨てると染み出た水分を新聞紙が吸い取ってくれるので、臭いをセーブすることができます。
●冷蔵庫や冷凍庫に入れておく
ビニール袋などに生ゴミを入れて密閉し、捨てる直前まで冷蔵庫や冷凍庫に入れておくという方法もあります。
生ゴミは湿度が高いほど菌が繁殖するので、湿度が管理されている冷蔵庫や冷凍庫に入れておくことで臭いを軽減できるのです。
●牛乳パックに入れて捨てる
空の牛乳パックに生ゴミを入れてしっかり口を折り曲げて捨てれば、水漏れや臭いを防ぐことができます。
●お茶やコーヒーの出がらしを使う
消臭効果があるお茶やコーヒーの出がらしを、生ゴミが入っている三角コーナーやゴミ箱の中に振りかけ、臭いを緩和させてみましょう。
●生ゴミは外に捨てる
生ゴミを部屋の中に置かず、ビニール袋になどに入れて密閉し、庭やベランダなど家の外に設置したゴミ箱に捨てれば臭いの問題は解決できます。
しかし、これらの方法をすべて実践するのは手間がかかりますね。
冷蔵庫に生ゴミを入れるのは抵抗がある方もおられるでしょう。
また、外にゴミ箱を置くスペースがないなどの理由で、実践できない人もいると思います。
そこでおすすめなのが、生ごみ処理機です!
強力な分解力で、生ゴミの悪臭成分を99.84%除去します。
さらにどんどん生ゴミを入れても中身がほとんど増えないので、繰り返し堆肥を取り出す手間がありません。
消費電力は他の生ごみ処理機の半分以下で、リビングにおいても気にならない消音設計です。
まずは、処理の様子を動画でご覧ください。
まとめ
生ごみの嫌な臭いから解放されれば、毎日の生活がぐっと快適になりそうですね。
朝のゴミ出しの手間もなくなり、共働きのご家庭やゴミ出しルールの厳しい地域の方には特におすすめです。
全国には『生ごみ処理容器等設置補助金交付制度』を導入している自治体も数多くあります。
あなたの住んでいる町にも導入されているかもしれませんから、ぜひ一度、自治体のホームページを調べてみてください。
補助金制度利用して、手間のない生ごみ処理に賢くスライドしていきましょう!