美魔女たちの美貌をメディアなどで見て、驚いている人も多いと思います。
雑誌やテレビに出ている有名な美魔女だけではなく、彼女たちに刺激を受けているせいか、街中でも年齢を感じさせない若々しい女性たちを見かけることは少なくありません。
いったい「美魔女」とはどんな女性たちであり、どんな方法でこれほどの美貌を維持しているのでしょうか。
今どきの「美魔女ブーム」から垣間見える社会的背景とは何なのか、その裏側を探ってみようと思います。



「美魔女」の定義


「国民的美魔女コンテスト」の公式ホームページによると、美魔女は「外見美」だけではなく「知的美」も兼ね備えた、才色兼備の美しい大人の女性たちのことを指す言葉だということです。
現在ではもっと幅広い年齢層にブームが波及しているようですが、もともとは35歳以上という定義がありました。

「美魔女」の条件としては、「一にも二にも、美肌が必須」なのだそう。
年齢を重ねると、顔の造作よりもしわやたるみのない肌のきめや艶感があることが美しさにつながります。
40歳を過ぎて美肌をキープしているうちにキレイと言われるようになり、そのまま美魔女と呼ばれるようになったケースも多いということです。

では、美魔女たちは、どのようにして「美」を追求しているのでしょう。
美魔女を目指す女性達は、雑誌『美ST』のほか、美容イベントや口コミなどで、日々進化する美容情報をゲットして自分に合った美容法を実践しています。
肌に直接のせるものには科学的合成物を使わないノンケミカルのコスメを使用して自然に仕上げるという人が多く、その反面、目を印象づけるまつげエクステなどはマストの施術になってきているようです。
自宅でのケアとしては、微弱な電流を流すことで、有効成分を皮膚から直接浸透させるイオン導入器や全ての細胞の根幹である幹細胞に働きかけることを目指す幹細胞(ステムセル)化粧品あたりが最近は人気のようです。
テクノロジーの進化を自らの美容法に即反映させるのが、彼女たちの特徴だと言えるようです。




ある40代美魔女が目覚めたワケ

美魔女たちのあらゆる情報を収集して美を追求しようとする情熱は、計り知れないものがありますが、どんな女性でも「できればいつまでも若々しくありたい」と願いは昔から変わらないのではないでしょうか。
ただし現在は美容技術が発展していること加え、それらの知識や情報がメディアを通して大量に流れていることがブームの根底にあるように感じます。
雑誌やテレビを見ていても、いつまでも老けない若々しい芸能人ばかりが目につきませんか。
また、仕事を持つキャリアウーマンが増え、女性が自由に使えるお金が増えたのも、アンチエイジング・ブームに拍車をかけているのかもしれません。
「若さ」という美しさの一側面だけがクローズアップされることには異論もあるかもしれませんが、これだけ美容に関する情報が溢れてくると、最近は男性ですら身だしなみの一つとして脱毛やエステに通い、気を使う風潮が出てきています。
女性たちの願望は、外見の美しさにに加えて内面の知的な美しさも備えていたいという事でもありますが、年齢を重ねた女性が、美しさを取り戻す装置が溢れているのが現代だと言えるでしょう。

では、「美魔女」はいかにしてできるか、実際に美魔女として若々しい40代女性の話をご紹介します。
結婚する前は、メーカーのショールームに勤めていたWさん。
仕事で人前に出ることが多かったこともあり、20代から美容には興味を持っていたそう。
しかしそれはあくまで、人並み程度のもので、特別に強い願望があったわけではなかったのだとか。
そんな彼女が本格的に目覚めたのは、30代半ばにとあるテレビ番組の視聴者参加企画で元女優の君島十和子さんと対面してから。
実際に目にした君島さんのあまりの美しさに圧倒されたことがきっかけだったといいます。
芸能人なので、一般人と比べると綺麗なのは当たり前なのかもしれませんが、もともと持っている造作の美しさではなく、年齢を重ねながらも美しさのためにものすごく努力している話を聞いて、君島さんのように綺麗な方でも努力を続けているのだから、自分はもっと努力しなければいけないと思ったのだそう。
努力を重ねれば40代、50代になっても楽しく明るく過ごせるのではないかと思い、一層力をいれるようになったといいます。
具体的な美容ルーチンは、朝起きたら、1日の始まりとして冷水を使って顔を洗ってから美容成分が含まれたシートマスクを装着。
そのまま娘さんのお弁当作りのため台所へ向かい、30分くらいしたらシートマスクを外して美容液とクリームを塗り、保湿効果を高めるため専用のマスクで顔を覆います。
保湿が終わった後は、美顔ローラーを使って顔の血行をよくしたり、むくみを取るマッサージを行い、小顔になるように頑張っているそう。
シートマスクでの肌ケアは夜も行い、ほかにもパックや美容液での美白、角質ケアなど朝よりも時間をかけて肌の手入れを怠らないとか。

朝食として、老化を防ぎ抗酸化作用のある鉄分を含む黒ごまのペーストを塗ったトーストや、野菜や果物を入れたスムージーを取り入れるなど、食生活にも気を使っており、その他、甘酒や豆乳、ヨーグルト、青汁などメディアで取り上げられたアンチエイジング法は積極的に取り込んで、何が自分に合うか試しているといいます。

運動は特別しないものの、車は一切使わず、徒歩と電車だけでの移動を心がけているのだとか。
出かける際の日焼け止め対策は必須で、春夏秋冬、曇っていても雨が降っていても365日、日焼け止めは塗ることが基本なのだそう。
イスには浅く座り、姿勢をよくすることを心がけ、人から見られているという緊張感が刺激になっているのだとか。




美は1日にしてならず

美魔女になるために、湯水のようにお金を使える人はほんの一握り。
ほとんどは、できることは家でやるという人たちなのです。
エステも月に1回行くかどうかくらいの頻度だと言います。
家の中で小さい努力を積み重ねることが一番大切な要素のようです。
確かに、一つひとつは小さな努力ではあるけれど、積み重なることで大きく実を結んでいることがわかります。

美魔女たちの間で合言葉のように言われるのが「ローマは1日にしてならず」ならぬ、「美は1日にしてならず」という「格言」。

美しくなりたい、という女性の願望がなくならない限り、現在の美魔女ブームは続くことでしょう。
美しさの基準は時代によって変わっていきますが、これからも女性が美を追求し、それに市場が応えていく流れが止まることはないと思います。




まとめ

今回の記事はお役に立ちましたでしょうか。

年齢を重ねた美しい中年女性が増えている背景には、一言で美魔女ブームと例えられないほど、元来の美しくあり続けたいという願望が根底にあるのかもしれません。
ただし同時にその裏には、美魔女であり続けるために彼女たちの血が滲むような努力があればこそなのです。
最近では美魔女のコア年齢はアラフォーではなく50代以上に移ってきており、エイジングケアのサプリを出しているメーカーなどもターゲット層は今や60代女性の争奪戦を展開しているといいます。
アンチエイジング術のノウハウを知って、あなたも小さな努力を明日から始めてみてはいかがでしょう。

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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