2020年の新型コロナウイルスの感染拡大により、不安な日々を過ごされている方も多いことでしょう。
これをきっかけに「自分の本当にやりたいことは何か」「給与以外にも安定した収入を得るには」と考えることも増えてきているのではないかと思います。
さらにこれを機に独立する人なども増えてくる傾向にあります。
しかし独立してもすぐに稼げるようになるわけではありません。
そこで今回は、不安ないま考えておくべきことをテーマにコロナで収入減少の対策をご紹介したいと思います。





ビジョンを作る

趣味のレベルではなく、仕事としてちゃんとしていこうという形であれば、まずはビジョンを具体的に作ることが大切です。
どういうビジネスを展開してどんな結果を作っていきたいか、また、それは何のためなのか。
ビジョンとして描いているビジネスの結果を実際に生み出していけるのか、その報酬をどう分配していくのかということを考えておくことが大切です。

ビジョンは漠然とではなく、明確な戦略を作っておくことです。

単に趣味の延長であるのなら、金銭面のことは気にしなくていいと思います。
しかしマネタイズしていくつもりであれば、関わる人たちにちゃんと報酬が発生するように計画を立てなくてはなりません。
「こうなったらこれだけ払える」ということを査定しておくことが必要になってきます。
リーダーは「これからこういう結果を作っていくから一緒にやっていこう」というビジョンを語ります。
そのビジョンが面白そうであれば人は集まるでしょうし、面白くなさそうであれば集まらないだけのことです。

コミュニティは、このビジョンに共鳴してくれた人たちとともに作っていくことが大切です。
もっと強力な体制としては、ビジネスパートナーとして一緒にやってみましょうというコミュニティもあります。
その際にはさらに強力なビジョンが大切になってきます。





コミュニティを育てる

コミュニティの存在というものがビジョンには大きく影響しますが、ではコミュニティはどう作ったらいいのでしょうか。

コミュニティも色々な作り方があって、例えばですが、今回のコロナの拡大でもっと自分が稼いでいく必要があると思った、または、組織や会社はあてにならないと感じたとします。
仮に自分の趣味をいかしていきたいとなったとき、例えば自分はサッカーが好きでサッカーをいかしていきたいと決めたとします。
そのときに必要なのは、まずサッカーファンが集まるコミュニティを作ること。
さらに、メンバ─が定期的に集まれるように、LINEなどで広く告知するとか募集をかけてサークルとして形にしていくことが大切です。

同じ嗜好の者同士が集まる「ファン・コミュニティ」というのは、趣味のサークルのようなもので、時々同じ目的を持った人たちが集まるゆるいコミュニティです。
強制力がない分、ちょっとした挨拶とか、定期的な集まりが大切になります。
コロナ以前は、定期的にどこかに集まり、みんなで顔を合わせて話をしていたでしょうが、これからはウェブを使ってオンラインで顔を合わせることになっていくでしょう。

ここに経済性を伴ったビジネスコミュニティとして育てていくために、次にやるべきことは戦略を作ること。
たとえば、オンラインサロンなどを共同で運営するのがこれにあたりますが、これまで無料で集まっていたコミュニティからお金が発生するビジネスコミュニティになるときには、金銭面のことは明確にしておく必要があります。
このコミュニティでどれくらいの収益を予定しているか、またお金の分配はどうするのかといったことです。
このビジョンと経済的な報酬が一致したときに、一緒に仕事をしましょうということになるのです。





起業するうえで大事なこと

アフターコロナに向けて起業する人たちはさらに増えそうですが、大切なことは何でしょうか。
それはビジネスを立ち上げることを目的とするのではなく、なんのために起業をするのか目的を明確に持ってゴールを見ることです。
起業した先にどうなっていきたいのかをぜひ明確にしておいてください。

例えば、東京に行くと決めてから新幹線を予約したり、沖縄に行くことになって飛行機に乗ったりします。
一般的には先に行き先を決めてから、そのあとに目的地に着くためにはどんな手段があるのかを考えるでしょう。
新幹線か、飛行機か、金額や時間、移動のしやすさなども考えて、最終決定をしますよね。
行き先がないのに何に乗っていこうと考えることは普通ありえません。

起業は「目的」ではなく、あくまでも「手段」だということです。
手段を通して何をどう準備するかよりも、どうなっていきたいかというゴールを決めて起業することが大切です。
起業しても、見つめているゴールは人によってそれぞれ違います。
もっとお金が欲しい、時間の縛りから解放されたい、社会的ステータスを広げたい、もっとキャリアを積みたい、人脈をさらに広げたい、などなど…。
まずは明確なゴールを定めて、そのゴールを達成するためにどんな方法で起業するのがいいかを考えましょう。

コロナがなかなか終息しない中で職を失う人もたくさん出ていています。
働かなくてもお金が入ってくる不労所得を持ちたいと思うものの、これといって才能があるわけではない…、そんな方が手っ取り早く不労所得を得るなら、フランチャイズビジネスのオーナーです。
フランチャイズビジネスは、コンビニから飲食店、教育系など、いろんな種類があります。
ゼロからビジネスを始めるのに比べたら、フランチャイズはすでに経営パターンがあり、流通の仕組みや、教育の仕組みもしっかりしています。
最初の1店舗目をオープンして、あとは2店舗目3店舗目と多店舗展開をしていくとこれが不労所得になるわけです。

既存のフランチャイズでなく、なかには自分の身ひとつでフランチャイズ展開をする人もいます。
例えばお掃除の仕方を勉強して自分ひとりで始めて、そこからそのスタッフを雇って派遣していくフランチャイズのやり方もあります。

すでに既存のフランチャイズはたくさんありますが、参入の判断基準としてひとつはそのフランチャイズでうまくいっている人を紹介してもらうこと。
またはフランチャイズの本部にうまくいっている人を教えてもらうという形がよいと思います。
例えばコンビニをやるとして、すでに成功している人から話を聞く。
その人がコンビニのフランチャイズのことを教えてあげるよとなると成功する確率が上がります。
何に対してもそうですが、成功するためにはまずうまくいっている人から学ぶということが大切です。
そのうえで、フランチャイズ展開の教育システムがちゃんとしてるところを選ぶこと。
ビジネスモデルがしっかりしていることと、教育プランがしっかりしていることは別問題なので、ちゃんとフォローアップ講習とかフランチャイズに新しく参入した人が結果を作れているかなど、ビジネスモデルや教育プランがしっかりしているかを見ることが大切です。




まとめ

今回の記事はお役に立ちましたでしょうか。

もうひとつフランチャイズ参入のアドバイスがあるとすれば、できるだけ在庫を持たない業種を選ぶことです。
仕入れや在庫管理などが必要となるコンビニなどは、経験のない人には少し躊躇する業種ですが、反対に教育系フランチャイズというのはノウハウを習得しやすいし、在庫をたくさん持つわけではないので、参入する側にはメリットだと思います。
他にも自分の得意な分野が既にあるなら、先にも書いたようにそこから展開していくのもひとつの手立てになると思います。
コロナによる収入減少見据えて、組織や企業に頼り切るのではなく、自らの手でいろいろ対策を立てて乗り越えていきましょう。

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筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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