きっかけかは自分でもよくわからないけれど、時々頭痛がするという方は意外と多いのではないでしょうか。
私もお天気が悪くなると頭痛を感じることが多いのですが、そうでない日でも頭が痛いな、ということも。
片頭痛の原因は未だにはっきりと解明されていないそうなのですが、現代人で抱えていない人はいないであろうストレスが、頭の血管を取り巻く神経を刺激して、痛みの物質を出すことで血管が広がり炎症を起こすと言われています。
この炎症が頭痛なのです。
困ったことに頭痛によっては、くも膜下出血や脳梗塞など重大な病気の前兆が原因となって起きるものもあります。
今回は、頭痛について探っていきたいと思います。



「緊張型頭痛」と「片頭痛」

一般に「頭痛もち」と言われる方の頭痛には「緊張型頭痛」と「片頭痛」の大きく2タイプに分けられます。

「緊張型頭痛」は、頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけての筋肉が緊張するために起こる頭痛です。
長時間のパソコン、携帯メール、ゲーム機の使用や車の運転など、不自然な姿勢を長時間続けることが一因だと言われています。
後頭部を中心に頭の両側や首筋にかけて起こり、頭を締め付けられている感じとか、頭に一般的には片頭痛のように拍動性や吐き気などの症状はなく、動いてもひどくはならないため日常生活に大きな支障はありません。

「片頭痛」は、突然激しい痛みに襲われるため生活に支障が出やすいと言われています。
頭の中でズキンズキンと脈打つような痛みがあり、吐き気を伴ったりする場合や光や音がいつも以上に敏感に感じられて痛みが増してくる状態がつらく、できるだけじっとしていたい、できれば寝ていたい、このような症状のある人は片頭痛の可能性が高いと思われます。
痛みを鎮めるために、頻繁に鎮痛薬を飲んで薬の乱用になりやすいのも問題です。
片頭痛が起きる原因として、多くの場合、ストレスや寝不足など体調を崩したときに発症することが分かっています。
月経もその一つで、女性の片頭痛患者の約半数が、月経を誘因の一つに挙げています。




頭痛と女性ホルモンとの関係

頭痛に悩む方は多く、頭痛持ちの7割は女性が占めると言われています。
母親に片頭痛がある場合、子どもに体質が受け継がれやすいので、親も頭痛持ちだし体質だから仕方ない、と我慢したり病院に行かずに自己流で対処してしまうのがひどくなる原因になるそう。
なぜ女性に頭痛持ちが多いのかと言うと、それは女性ホルモンの変動が関連するのだとか。

20代〜30代の女性の場合は、生理に関連した片頭痛が原因となる事が多く、頭痛の期間が長く頻繁に再発する、傷みが強いなどの傾向があります。

生理周期と体調のリズムを振り返って何か思い当たることはありませんか?
実は片頭痛に悩む女性の8割が、生理の始まる数日前から生理中にかけて起こる頭痛を「生理痛の一種」と捉えているとのこと。
確かに生理のたびに頭痛がおきると痛みが連動していると受け止めてしまいがちになりますが、それを仕方がないこと、と放置することはよくありません。
確かに生理は片頭痛の誘因の一つといえるのですが、そのままにしておくと脳に悪いエネルギーがたまってしまいます。
片頭痛のある方は、ぜひ「生理痛」と「頭痛」の治療を分けて行うようにしてください。

更年期にかかる40代以上の女性の場合は、女性ホルモン(エストロゲン)の急な減少により頭痛が起きやすくなります。
この世代の頭痛には、ホルモンを補う「ホルモン補充療法」を行うことで軽減効果が期待できます。

さらに更年期世代を過ぎたら血管が硬くなり、拡張しにくくなるため一般に片頭痛症状は落ち着いてくると言われています。
しかし痛みが発生しない分、やはり脳に悪いエネルギーがたまって原因不明のめまいや耳鳴りなどの症状が出ることがあります。

自分の頭痛はどの要因で起きているのか、世代別に考える必要があるようです。




世代別の治療法


女性ホルモンの動きと関連する女性の頭痛、ホルモンの状態によって世代別に治療法が変わります。

●月経に関連する片頭痛●

頭痛持ちのかたの75%が頭痛の前兆として肩こりや首のこりを感じているといわれています。
頭痛のメカニズムが頭の血管を取り巻く神経の興奮で起きることから、肩こりが頭痛の前兆となることも多いのです。
月経前緊張症(排卵後〜生理前にかけて身体や気持ちの不調があらわれる)や月経開始時に発生する頭痛には、ホルモンバランスの波をなだらかにする「低用量ピル」がおすすめです。
低用量ピルは月経痛も軽くなるので鎮痛剤を使う量もぐっと減り、楽になります。

●閉経前後の片頭痛●

更年期障害としての頭痛が考えられます。
生理痛が強い方は婦人科の診察で「子宮内膜症」「子宮筋腫」などの病気がないか、確認しましょう。
また、どんな時に頭痛になるのか、を意識して医師に相談し適切な処置を受けることが大切です。
頭痛のきっかけがわかると、治療方法も明確になります。
原因がわからないまま更年期のホルモン治療を行っても改善しないことがあります。
そのような方は若いころから頭痛もちだった方が少なくありません。
若いころから悩んでいたにもかかわらず頭痛治療を放置していた場合、更年期にはいってから原因不明の耳鳴りやめまいとなってあらわれることもあります。




まとめ

生理の前になると、身体のむくみを感じたり、突然甘いものが食べたくなったり、眠気であくびが止まらない、などという事はありませんか。
これらの症状は、実は片頭痛の前ぶれと同じで、脳からのホルモン分泌や自律神経をつかさどる視床下部が引き起こしていると考えられています。
片頭痛の引き金となるのは、生活する中で人混みや換気の悪い場所、強い光、音、刺激臭などで心身のバランスが崩れることが要因のようです。
また、生活環境や生活リズムの急激な変化も片頭痛のきっかけになりやすいといわれています。
食品から片頭痛を引き起こす方もいますが、その食品は人によって違うので、今までの経験から頭痛の原因となる食品を個人で把握して控えることが大切です。

・今まで頭痛が来たら「鎮痛剤」を飲んでその場しのぎをしていた方
・過去に薬を飲み過ぎて、もう市販の鎮痛剤では効かないという方
・長年頭痛に悩まされている方
・パソコン仕事などで頭が重たい感じがする方

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筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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