親子問題、友人・知人・職場の人間関係に悩んだり、生きづらさを感じている人に向けて、より楽に生きる方法や生きづらさの原因を発信し、多くの人たちから支持されているPoche(ポッシュ)さん。
今回は、Poche(ポッシュ)さんの著書『あなたはもう、自分のために生きていい』から嫌いな人には好かれないのが正解、といえる納得の理由についてご紹介します。






人間関係をラクにする極意とは?



【人間関係をラクにするための3つの極意】


① 自分を大切にしてくれない人から、離れる

② 自分を大切にしてくれる人を大切にする

③ 嫌いな人に好かれようとしない








3つの極意を邪魔するもの


◇ ◇ ◇

これらを邪魔するのが、あなたが抱いている「無価値観」です。

心のどこかで自分に価値がないと思っていると、これらと真逆の行動を無意識にとってしまうからです。


生きていると人間関係の悩みに必ずついて回るのが、嫌いな人や苦手な人です。

「人を嫌いになるのをやめたい」「苦手だと思う自分を変えたい」と言う方は多いのですが、嫌いな人がいても、苦手な人がいても、それは実は自然なことです。
「嫌いな人がいない」「苦手な人がいない」という人はかえって珍しいのではないでしょうか。 だから嫌いな感情を無理にやめなくていいし、変えなくても大丈夫なのです。


嫌いな人に好かれようとすることも、嫌われないように頑張ることも、やめたほうがラクです。


嫌いな人を気にしなくなるだけで、ストレスは大幅に減ります。

好きな人のために頑張るのと、嫌いな人のために頑張るのとでは、ストレスの度合いが全然違うのです。






ストレスの度合い


◇ ◇ ◇

次のようなシーンを想像してみてください。


あなたは今、小学生で、今日は8月30日です。
夏休みは残り1日だというのに読書感想文が手つかずの状態で、まだ本も全部読めていません。

親は、宿題が終わっていないことを知りません。
バレたら大変です。
2月期が始まって、まだ宿題が終わらっていなければ、先生はきっとみんなの前で怒ります。


「どうしよう!! 2日で読書感想文を書き終わらせなければ!」と切羽詰まった状態になったあなたの家に突然、『大好きな人』から電話がかかってきました。


声を聴けるだけでも嬉しいような、憧れのアノ人からの電話です。


『大好きな人』は、憧れの歌手、芸能人、初恋の人、推し、誰でもOKです。
めちゃくちゃ好きであればいいので、「あり得ない人」でもOKです。


その大好きな人から、「悲しいことがあったから1時間ほど話を聞いてほしい」と言われました。


あなたは宿題の手を止め、喜んで話を聞いてあげました。
あなたが話を聞いてあげたおかげで、その人の心は元気になりました。



さて、この時、あなたはどんな気持ちになりますか?



忙しい状態とはいえ、大好きな人を助け、大好きな人が元気になった様子を見ると「助けてよかったなぁ」と感じるのではないかと思います。
あなたの心も満たされて、電話をする前よりも「宿題のやる気がアップ」するかもしれませんね。


では、もしこの相手が「大嫌いで苦手なアノ人」だとしたら、どうでしょうか?

忙しい時に大嫌いな人から電話がかかって来て、断ることもできず時間を奪われてしまったとしたら、どんな気持ちになりますか?

「あー最悪」「アノ人のせいで、読書感想文書けなかった……」と、イライラして気分が落ち込んでしまいませんか。


どちらも「自分に余裕のない状態で人を助けた」という事実は同じなのに、「誰を助けたのか」によって、結果はまったく変わります。

大好きな人を助けるのと、大嫌いな人を助けるのとでは、こんなにもストレスの大きさが違うのです。





まとめ

自分が嫌いな人にさえ好かれたいと思っている人は意外に多いのですが、実は嫌いな人には好かれないほうがラクなのです。
嫌いな人に嫌われていればお互いに接点など持たないですが、嫌いな人に好かれてしまったらもっと大変になると思いませんか。

あなたは、その嫌いな人に好かれたいですか? それとも嫌われたくないだけですか?

「好かれたいわけじゃない」のなら、そこまで気を遣って合わせてあげなくてもいいのかもしれません。
嫌いな相手にあわせるのではなく、「自分は自分、別に嫌われてもいいや」というくらいの価値観でいてちょうどよいのです。

『あなたはもう、自分のために生きていい』

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。