ITの世界は日進月歩。卒業したばかりの新卒や他業界からの転職組では、PCやソフトウェアの使い方、業界用語などが分からないことも少なくないと思います。
その中でもマイクロソフトのOfficeの「Word」「Excel」は、ビジネスマンなら毎日でも目にするアプリケーションでしょう。
今回は、ちょっとした作業で、仕事を円滑化するヒントです。




Wordで日本語のダミー文章を生成したいときに使えるRAND関数



◇ ◇ ◇

Webでテキストコンテンツの検証などする際、適当な量の文章が必要になることってありませんか。

そんなとき「あああああ……」など同じ文字の羅列や過去に作成した文章を流用することで対応する人もいるかもしれませんね。


しかし、そんなときに役に立つ機能がWordには備わっているのです。

Wordを立ち上げ、「=rand()」と入力してエンター(リターン)キーを押すことで650文字のダミー文章を一発で生成できます。



「Enter」を押すと




()内に数字を入力することで、段落数と行数を指定することも可能です。


例えば、「=rand(3,3)」と入れると、3行の文章を3段落分出力できます。


Wordを立ち上げ、「=rand(3,3)」と入力



「Enter」を押すと




ただし行数については、文章の区切りの良いところで自動で段落を生成するため、必ずしもその通りにはなりません。


Wordで日本語のダミー文章を生成したいときは、行頭に半角で「=rand()」と入力して改行するだけですよ。




Excelで同じことをやってみると…



◇ ◇ ◇

このRAND関数をExcel上でやってみると、0以上1未満の乱数を出力できるのです。


Excelを立ち上げ、「=rand()」と入力



「Enter」を押すと



0以上1未満の乱数になりました。




英文のダミー文章の生成も可能



◇ ◇ ◇

Word上でLOREM関数を入力することで英文のダミー文章の生成も可能です。


Wordを立ち上げ、「=lorem()」と入力してエンター(リターン)キーを押す。



「Enter」を押すと






まとめ

書類作成業務には、ダミー文章を入れ込む必要が時々出てきますが、RAND関数やLOREM関数を知っていると、効率が上がるだけでなくキーボードを無駄に連打する必要もありません。
おおよその行数や段落も指定できるので、とても便利だと思います。
ぜひ毎日の業務に活用してみてください。

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。