うちの猫は、朝、私がおきた瞬間からご飯をちょうだいと鳴き始めます。
リビングの扉を開けると、足元にスリスリしながら、ご飯が出てくるまで鳴き続けます。
そして、ご飯皿をあげた後でも、なぜかまだ呼んでいることがあるのです。
この行動をするのは、24時間おなかがすいてるの?としか思えないオスの糖尿病持ちのほう。
「そんな食い意地がはってるから、糖尿病にかかるんでしょ!」とお説教しても知らんぷり。
一時期、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる一反木綿ほどにぺしゃんこに痩せ細り、死にかけたことなどどこ拭く風です。
もう一匹のメスはといえば、普段は黙ってご飯が出てくるまで待っています。
たまに、ほんとにお腹がすいている時は、オスが鳴きだした横で「ごはんちょうだい」と一緒にご唱和されることもありますが、ご飯皿が出てくると黙って食べ始めます。
ご飯をあげても鳴き続けたりする、このような何かと不思議な行動の多い猫はいったいどうしてなんでしょうか?
今回は、食事の際に鳴く猫の行動について調べてみました。





猫がご飯を食べる時に呼ぶのはなぜ?


◇ ◇ ◇

うちの子以外にも、ご飯を食べる時に呼ぶ子はいるのかなと調べてみると、食事そのものを飼い主に見守ってもらいたがっている猫はかなりの数がいるようです。


毎日毎回となるとちょっと大変ですが、困りながらも「そこがかわいい」「ふれあいタイム」と飼い主側も楽しみながらおつきあいしていることが多いようです。


猫がご飯時に飼い主に鳴くのは、いくつかの理由が考えられるそうです。


1.食事を見守って欲しい

よく言われるのが、猫が食事している時はあまりかまわない方が良いという説です。
飼い主としては、猫が食べている時はそっとしておいた方がいいと思っていたのですが、なかには「そばにいて欲しい」「食べている時に撫でて欲しい」という猫ちゃんもいるようです。

また、飼い主を呼ぶということは、何か言いたいことがあるのかもしれないと、調べてみたところ、飼い主なりに、この状況での猫の気持ちをいろいろ想像していました。

「ご飯ちゃんと食べるから見ててね!」と飼い主さんにアピールするような気持ち
「全部食べたの、えらいね~」と褒めて欲しいのかも
「このご飯はうまいぜ!お前も食べろよ!」と友達のノリで。
ご飯皿から食べるのが下手なので、手から食べさせて欲しいという要求?
「ひとりで食べるのは不安だからそばにいて」という甘えた気持ち
などなど。


食べるという行為は母猫のおっぱいを吸うことに似ているので、飼い主さんがいてくれると安心するしリラックスして食べられるのかもしれません。



飼い主さん=お母さん、のような安心できる存在としてとらえているのでしょう。



2.外敵から身を守るため

また、食べている時は無防備なので外敵から身を守るために人を呼ぶのでは?という説もあります。

確かに野生動物は無防備になる食事の最中に敵に襲われないよう、ずっと気を張りつめています。

今でも野生味を多く残している猫にとっては、飼い主さんにそばにいてもらうことで守ってもらえる気持ちになり、安心して食事ができるのかもしれません。


様々な理由から猫は飼い主さんを呼ぶようですが、これは特に問題行動ではなく、過剰な心配はしなくてもよいようです。


なかには、飼い主さんに撫でてもらいながら食事をすると、よりテンションが上がってたくさん食べる猫もいるのだそう。

あくまでも、そういう猫もいるということで、なかには機嫌をそこねてしまう猫もいます。

このような猫は、無理に構おうとせず、そっと見守るだけにして、それぞれの猫の個性に合わせたお世話をすることが大切なようです。





まとめ

ご飯を食べる時に呼びに来る猫は意外と多いようです。
正直、食事を作っているときなど足元でスリスリされ、「今からご飯食べるから~」と鳴かれても、こっちは「勝手に食べてちょうだいな」という気持ちなのですが。
この何を考えているか分からない、気まぐれなところがあるのが猫という動物で、そこが毎日一緒にいても飽きない可愛らしさでもあります。
猫の心は分からないからこそ、今、どんな気持ちでいるのか察してあげて、あなたの猫がして欲しいお世話をしてあげるのが大切ですね。

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筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。
デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。