2020年初めに確認されてから2年経った今に至るまで、世界中に広がった新型コロナウィルスは変異を繰り返し人々の生活を一変させ続けています。
ソーシャルディスタンス、マスクは必須、アルコール消毒等々、コロナ以前にはあまり意識しなかったことを毎日やるようになり、しかも周囲の同調圧力は強い。
仕事においてもリモートワークや在宅勤務を推奨する企業が増え、このシステムはコロナが落ち着いても続いていくだろうと思われます。
そんな世の中が劇的に変化している中で、果たして今の仕事一本で大丈夫なんだろうか、と思われたことはありませんか。
副業禁止、ダブルワーク禁止を社則に掲げている企業もまだ多いようですが、不安定な人生設計をそのまま受け入れるわけにはいきません。
先日、消防士がYouTube発信をして収益を得ていたことが報道され、いよいよ公務員の副業にも踏み込んだ議論が行われる様相になってきました。
今回はコロナ後、またはコロナ共存時代に向けた働き方について考えてみたいと思います。




副業を考えた時、最初にやること

私はサラリーマンです。


新型コロナウイルスの影響で様々なな業種が売り上げ減少の憂き目をみている中、ご多分に漏れず私の働く会社も業績は非常に悪くなっています。



年度明けの昇給はナシ、夏のボーナスは全部カット、倒産しないだけマシ?なんて考えてしまうほどです。

原因になった新型コロナウイルスは、最近その正体が少しずつ見え始め、どう付き合っていけばよいのかはなんとなくわかってきていますが、おそらく将来的にも感染者がゼロになる事はなく、ウイルスが消滅することもないと思われます。


ずっとWithコロナの生活を続けていくことになるなら、現在のようにたった1つの収入源にすがっていくのが正しいことではないように思い始めました。
そして頭に受けんだのが、副業、ダブルワークです。

と言っても何を副業にするのか、どうやってダブルワークを成立させるのか、何から始めればよいのかさっぱりで、ふたつ以上の仕事を一度に抱えることをしたことがないため、そちらの世界に行くことがとても怖いように感じました。

しかしこのままでいいとも思いません。


会社はいつ潰れるともわかりませんし、転職がすんなりできるのかもわかりません。


そこで私は自問自答しました。


このまま不安定でも、潰れるまで会社にしがみつくか、不安や恐怖はあるけれどもう一つの収入を得るために行動に移すか。

自分の人生は自分でしか決められないとわりきって、しっかりと向き合うことにしました。





自分が何を求めているのか

自分が何を恐れ、何を欲しているのかを、ただ考えるのではなく実際に書き出してみました。


どうしてこんな地味な作業をしたかというと副業を始めた時にやっぱりすぐに辞めたくなる言い訳が出てくると感じたからです。


サラリーマンは良くも悪くも毎月一定額の収入がありますが、これは裏を返すと、「今は困っていない」状態です。

副業の動機付けがあいまいだとなかなか行動に移せず、いざスタートしても副業に費やす時間が限られているため、今度は時間がないことを言い訳に先延ばしにするなど、私の悪い面が出てくると感じたからです。


そこでいわゆる「5W3H」を参照しながら、
When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、Why(なぜ)、What(何を)、How(どのように)、How many(どのくらい)、Howmuch(いくら)の8つの柱で、自分の売りになるスキルを具体的に書き出していきました。




「副業=小遣い稼ぎ」を捨てる

今よりも収入を増やしたいから、と副業としてアルバイトやパートに行けば、それなりの対価は得ることが出来るでしょう。

実働を売りにするサラリーマンや個人事業主が収入を上げようと思ったら、行き着く道は2つしかありません。


それは、「時間単価を上げる」か「労働時間を増やす」です。


しかしこれでは時間を労働対価として交換するサラリーマンと何も違いません。
サラリーマンの空き時間に別のサラリーを得るというだけのことになります。

副業の方は時給になるでしょうし、結局別のプラス小遣い程度にしかなりません。

そのために自分の現在の手取り収入を提供時間で割り、サラリーマンとしての時間単価を把握しておきましょう。


サラリーマンでの時給を超える可能性がない副業はやらないことが重要です。

そうでなくても本業のサラリーマンで多くの時間を割いているのですから、副業では本業以上に「時間単価」にこだわりましょう。


とは言っても「他人との差別化」を基準に考えた場合、誰にでもできるマニュアル仕事では難しいのが実情です。




「副業」を「本業」に

最初は「副業」から始めますが、将来的にはいくつかの「複業」を持ち、その中のいくつかが本業として持てる状態にすることが理想です。


ではどうやってそれを実現するか。

先にも書いた通り「他人との差別化」としてどう収入を得るのかを考えた場合、


「自分のものを売るか?」「他人のものを売るか?」


のどちらを選ぶのかなのです。


自分のスキルを副業で売りにしようとする場合、サラリーマンとして身に着けたキャリアを自分の名前で売ることになるので、先に書いた副業やダブルワーク禁止の会社に所属している場合はサラリーマンとして現役である以上地雷になりやすいと言えます。

他人のスキルを売りにするのは、簡単に言えばセールス・マーケティングの活動をすることです。


個人事業のための営業スキルは、後天的な努力で十分に身に付けることができますし、なんと言っても売り物が他人のものなので、目立ちにくいというのも副業向きです。


「良いものであれば売れる」という考え方がありますが「いくら良いものでも、知ってもらわなければ売れない」というのが現実ではないでしょうか。


個人事業のためのセールス・マーケティングについて習得するのは、これからの時代そう言った意味でも必須の技術になってくると思われます。


マーケティングを身に着けたいなら

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を一読されるといいかもしれません。




まとめ

自分の売りになる商品、サービスなどといっても、私は特別な技術があるわけでもないし…、という人も多いかもしれません。
しかしサラリーマンであれば、必ず何かしらの技能をお持ちのはずです。
なぜなら会社は今すでにあなたの技術にお金を払っているのですから。
私もサラリーマンを長い間やってますが「5W3H」を具体的に書き出すまでは、特にスキルがあると感じていませんでした。
しかし書き出してみて、私なりに見えてきたものがあります。
サラリーマンは、いわば会社があなたの顧客です。
副業をするに当たっては、顧客を再定義すること考え直さなければなりません。
上手に副業を成り立たせるために対象になる顧客を変える必要があるのです。
会社と言う大きな戦艦に乗っていてもこの先沈まない保証はありません。
副業はそれに比べると自らの手で漕ぎ出す小舟ですが、しっかりと漕ぎ方をマスターして、これから先の時代の波に乗っていけるように、最初に自分のビジネスの基盤をつくり息の長いビジネスを築きあげて差別化に繋げていきたいものですね。

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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