しかし時に猫と楽しく過ごしたいと思っていても、なぜか嫌われてしまうことがありませんか。
それは、何気なく猫の嫌がる行動をしてしまっていることが原因かもしれません。
今回は、猫に嫌われる人の特徴や行動、猫がみせる嫌いのサインについて解説したいと思います。
しつこくしない人
猫は単独で気ままに生活するのが好きです。
そのため、過度なコミュニケーションをはかろうとする人を避ける傾向にあります。
しつこくコミュニケーションを取ろうとすると、猫が苦手意識を持ってしまう恐れがあるため、付き合い方には注意が必要です。
高い声でゆっくりと話しかける人
猫は高い声に良い印象を持つため、地声よりも少し声を高くして小さい子どもに話かけるようなトーンで、ゆっくりと猫に話しかけるとよいでしょう。
男性より女性が好き
猫は男性より女性を好むという話があります。
男女の違いによる好き嫌いの議論はまだまだ謎が多いところですが、猫は男性特有のニオイが苦手であるとする見解や、女性は男性と比較すると声の高い人が多く、猫が聞き心地よく過ごせるからだといわれています。
猫のペースを崩さない人
猫は群れるのがあまり好きではありません。
いくら飼い主でも、猫自身が構ってほしくないと思っている時には触れられただけで嫌な表情をみせます。
猫のペースを崩さないよう、適切なタイミングで接することが大切です。
こちらも箇条書きでいくつかご紹介します。
大きな声で話す人
猫はとても耳がよく聴力に優れた動物です。
ねずみが発する超音波まで聞き取れるともいわれています。
そのため、大きな声で接してくる相手には毛嫌いする傾向にあるようです。
ニオイがきつい人
香水や柔軟剤などのニオイがきついと、猫は近づいてきません。
猫の鋭い嗅覚は、人が感知できないほど微細なニオイでもかぎ分けられるほど優れています。
強すぎるニオイは猫の体調不良にもつながるため、ニオイの強度には注意を払いことが大切です。
怒った表情をしている人
猫は怒った表情をしている人を避けるといわれています。
人も猫も機嫌が悪そうな相手を避けようとするのは同じですね。
猫と接するときはにっこり笑顔で対応してみてください。
急にすばやく動く人
猫はねずみなどの獲物の動きを察知するため、すばやく動くものを観察する習性があります。
猫は急に動く相手に対して、瞬間的に敵意や恐怖心を抱いて緊張状態になるので注意が必要です。
以下のようなしぐさや行動をしたときは飼い猫のご機嫌をうかがう時の目安にしてください。
声をかけても無視する
猫は気まぐれな動物だから声をかけても無視するのは当たり前でしょ、といわれる方がいますが、大好きな飼い主が自分を呼ぶ声やごはんの合図など、猫は嬉しいと感じる声掛けにはきちんと反応します。
たとえ無視されたとしても急に体に触れることはせず、見守るようにしてあげてください。
攻撃をしかけてくる
嫌いな相手が猫の体に触れようとすると、攻撃をしかけてくることがあります。
初対面の相手に対しても攻撃性をみせることがあるため、猫の状態をしっかりと観察したうえで接するようにしてくださいね。
後ずさりする
猫は嫌いな相手が近づこうとすると、緊張から後ずさりすることがあります。
攻撃をしかけてくるときと同じように、相手に触られるのを避けるための行動とみられています。
猫が後ずさりをするのであれば、無理に近づかないようにしましょう。
耳を反らせる
猫は攻撃性が高まると耳を大きく反らせるという特徴があります。
この反応は猫同士のケンカの際にもみられ、攻撃態勢に入っていることを表しています。
この動作をしたときには、刺激しないように距離を取る、猫の視界から外れるなどの対策をしましょう。
しっぽを素早くブンブン振る
犬は好意的な場面でしっぽをブンブン振るので、それと同じ意味だと勘違いしている方も多いようです。
猫がしっぽをブンブン振るのは、気に入らないことがあったときや興奮状態にあるときなので、猫と犬の違いについても理解しておく必要があります。
まとめ
あまり意識していない行動のなかにも、猫から嫌われるものがあることをご理解いただけたでしょうか？
猫は独立心が強く、あまり群れようとしません。
だからこそ素っ気なく見えてしまいますが、好きな相手に対してはしっかりと愛情を表現してくれます。
飼い猫との友好な関係を継続できるよう、嫌いな人に取る行動を参考に、日頃の付き合い方を見直して一緒に楽しく過ごせる時間を作ってくださいね。
ペット用品なら【アイリスプラザ】
