干支が一巡し誕生年の干支に還ることに由来する還暦ですが、一昔前までは長寿の象徴とも言われていました。
しかし現在は60歳はまだまだ現役という意識が高くなってきています。
人生100年時代ともいわれるようになり、60歳からプラス40年を元気に生き抜くためには、食べるべき食材を選んで摂取していかなくてはならないと思います。
まさに60才は「いつまでも若く」いられるか、「どんどん老け込む」かの分岐点だといえるでしょう。
今回は還暦を過ぎたら毎日食べるべき「最強の食品BEST15」をお届けします。




還暦を過ぎたら毎日食べるべき最強食品BEST15


還暦を超えると代謝量が減少し、活動範囲も狭まり、体調にも大きな変化が見られます。
これまで以上に毎日の食事について「何をどう食べるか」が重要になってくるのです。

では具体的に、どんな食品をどう食べるべきなのかを、食と健康の専門家30人に「還暦を過ぎたら毎日でも食べたい食べ物1位〜5位」を挙げてもらい、1位⇒5点、2位⇒4点、3位⇒3点、4位⇒2点、5位⇒1点として上位BEST15を集計しました。
このランキングを参考にして、さまざまな病気や迫り来る老化を撃退し、心身ともに活力を維持できるように食卓に取り入れてくださいね。


還暦過ぎたら毎日食べるべき最強食品(15位〜1位)

15位(7点):さば

動脈硬化をはじめとした生活習慣病予防に効果が期待できるオメガ3系脂肪酸を多く含んでいる鯖。
缶詰も様々な味付けが充実しており、調理の手間なく食べられることも高齢者にはうれしいところ。
女性に不足しがちなたんぱく質、鉄やビタミンD、Eなどの抗酸化物質も豊富に含まれています。


14位(7点):バナナ

メラトニンという睡眠リズムを調節するホルモンや、ストレスの対処に重要な役割を持つセロトニンの原料となる必須アミノ酸のトリプトファンを多く含んでいます。
繊維質やビタミンB群など良質な栄養素が豊富で、過剰な塩分の排泄を促すカリウムには高血圧を防ぐ働きが期待できます。


13位(7点):オリーブオイル

オリーブオイルは血液をサラサラにする効果のある良質な油分です。
良質な油を摂ることは生活習慣病の予防につながります。
オリーブオイルは含有するオレイン酸にはコレステロール値を下げる働きがあります。


12位(8点):ナッツ類

ナッツ類はマグネシウムが豊富で、神経興奮を抑える作用があります。
これは加齢とともにおこりやすくなる心疾患や足のつりを未然に防ぐ効果もあり、筋肉のけいれんを予防することにつながります。
ナッツ類の中でもアーモンドは、老化防止に効果の高いビタミンEを多く含んでおり、動脈硬化を防ぎ、細胞の再生を促進するビタミンB2や脳神経の働きを助けるナイアシンなど病気を防ぐ栄養素が多数含まれています。


11位(9点):海藻

海藻には高血圧のもとになるナトリウムを体外に排出する作用があり、塩分の摂りすぎを調整する効果が期待できます。
水溶性食物繊維には腸内細菌の環境を改善して身体の免疫力を高めます。
感染症から身を守るためにも頻繁に摂りたい食品です。


10位(9点):牛乳

加齢に伴っておきる骨密度の減少ペースを少しでも緩やかにするためには、カルシウムの補給が必須になります。
牛乳が含有するカルシウムは体内に吸収されやすいので、毎日何らかの形で摂取することが望ましいです。


9位(11点):ブロッコリー

国立がん研究センターの研究によると、ブロッコリーに含まれるイソチオシアネートと言う成分には、男性のがん、女性の心疾患や脳血管疾患などの死亡リスクが減少するという結果が出ています。
ビタミンCやβカロテン、ビタミンB群など多数のビタミン類を含み、さらに、たんぱく質、食物繊維を含む優秀な食品です、癖がないので、付け合わせやサラダなどいろいろな方法で食卓に取り入れやすいでしょう。
食物繊維が豊富なので腹持ちがよく、糖質を控えたい方には、ご飯やパスタなどの糖質と置き換えてもいいダイエット食品です。


8位(11点):豆腐

年を重ねるほどたんぱく質の摂取は重要になってきます。
豆腐(大豆)に含まれる女性ホルモンの類似成分が豊富なので美容にもよく、植物性たんぱく質には血管の詰まりを抑制する働きがあります。
動物性たんぱく質は加齢で食が細くなった人には消化しづらいため、胃に優しい植物性たんぱく質をしっかり摂るために、豆腐は手軽に摂取できるうえ、安価で簡単に手に入る優れた食品です。


7位(12点):鮭

鮭にはビタミンAが多く含まれており、粘膜の免疫力を高める働きがあります。
また、皮にはカルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれているため、しっかり焼いて皮ごと食べるとよいでしょう。
赤色のアスタキサンチンという色素には強い抗酸化作用があり、肌の細胞を傷つける活性酸素を除去するアンチエイジング効果が見込めます。


6位(13点):しらす

いわしの稚魚であるしらすにはDHAやEPAなど脳の機能やコレステロール、血管の健康維持に欠かせない良質な脂質が含まれています。
稚魚は丸ごと摂ることができるため、骨に含まれるカルシウムや内臓が含有する鉄分などさまざまな栄養素をバランスよく摂ることができます。
特に日光を浴びてビタミンDをたっぷり含んだ干ししらすは、骨粗しょう症対策にも効果を発揮します。


5位(14点):鶏肉

鶏肉の部位の中でも、ささみやむね肉は良質なたんぱく質がふんだんに含まれており、フレイル予防になります。
また、動物性たんぱく質には肌のハリを作るコラーゲンの材料となるアミノ酸が含まれており、アンチエイジングに効果的です。


4位(15点):いわし

豊富に含まれるDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸には、血管を柔らかく保ち、サラサラ血液を維持するので、動脈硬化など血管系のリスクを下げる効果があります。
EPAはアルツハイマー病予防効果も期待でき、老化の原因物質であるAGEが少ない生の刺身で摂るのが理想的です。
いわしが含有するオメガ3系脂肪酸にはうつ病を予防する効果もあり、レトルトパウチや缶詰を使って積極的に食卓に上げるようにしたいものです。


3位(17点):卵

卵はビタミンCと食物繊維以外すべての栄養素を含有する完全栄養食です。
ふんだんに含まれる良質のたんぱく質は疲労回復効果や筋肉増強効果が期待でき、身体的機能や認知機能の低下がみられる状態であるフレイルに対抗できる強い体を維持してくれます。
焼く、炒める、茹でる、など調理方法も豊富なので、食べやすい形で良質のたんぱく質を多く摂取することができます。
また、卵に含まれるコリンという物質は脳に直接作用し、認知能力の維持に効果があるとされています。


2位(25点):ヨーグルト

ヨーグルトは発酵食品なので、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える効果があり、同時に良質なたんぱく質やカルシウムを摂取できます。
また、ヨーグルトの酸味は食欲を増進させ、胃液の分泌や腸のぜん動運動を促すため消化吸収を助ける働きがあります。
女性は閉経後ホルモンバランスが大きく変化し、カルシウムが不足しやすくなるため、手軽に摂取できるヨーグルトを毎日食べて補いたいものです。


1位(57点):納豆

豊富に含まれるスーパーオキシド・ディスムターゼは、がんの原因物質である活性酸素を除去し、ナットウキナーゼは血栓を溶かして血液をサラサラにします。
また、水溶性食物繊維が多く、摂取することで糖の吸収が緩やかになり血糖値の急上昇を予防してくれます。
コレステロールを含まない良質なたんぱく質に加え、骨を丈夫に保つカルシウムやマグネシウムも豊富です。
女性は閉経後、女性ホルモンの分泌量が減少するため、同様の効能を持つイソフラボンが入っている納豆を積極的に摂るように心がけてください。






1位の食材を摂るべきワケ


以下に大差をつけて堂々の1位に輝いたのは納豆でした。
その理由として専門家が挙げた重要なキーワードは「女性ホルモン」と「血栓予防」。

女性は閉経後に女性ホルモンの分泌量が減少し、更年期障害や骨粗しょう症のリスクが上がります。
似たような働きをする大豆イソフラボンがたっぷり含まれた納豆は積極的に摂りたい食品の1つです。

還暦を過ぎると動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まります。
ナットウキナーゼには血液をサラサラにする効果があるため、納豆はできれば毎日食べてほしいものです。

心臓や血管の疾病につながる血管内に形成される血栓は、特に夜中、寝ている間に作られやすいため、食べるのは夕食がおすすめです。

結果を見ると、植物性たんぱく質が豊富な納豆をはじめとして、3位の卵や5位の鶏肉、8位の豆腐などランキング入りをした上位には良質のたんぱくを含む食品がズラリと連なりました。

年を重ねた人に共通するのは、咀嚼力が低下して、たんぱく質の摂取量が減ると危惧されることです。
たんぱく質はあらゆる身体作りに使われる栄養素で、不足すれば筋力の低下や体の機能低下を招きやすくなります。
その点、卵は調理方法も豊富で、やわらかく食べやすい食品です。
神経伝達物質の生成に役立つレシチンやコリンも含まれているため、記憶力の向上や認知症予防にもつながります。






肉と魚どちらを食べるか?野菜は?


ステーキに焼き魚、唐揚げやムニエルなど献立のメイン料理は肉か魚であることが多いもの。
ではどちらを摂れば、健康長寿につながるのかを今回のランキングで見てみると、肉が5位の鶏肉のみランクインする一方で、魚はいわしや鮭、さばなど数多の種類が票を獲得し、魚に圧倒的な軍配が上がりました。

年を重ねても健康を維持するためには魚が含む良質な油が欠かせません。
「人は血管と共に老いる」といわれるように、老化は血管年齢によって大きく左右されるのです。
血管を柔らかく保つうえで望ましいのが、いわしなどの青魚に豊富に含まれるコレステロールや中性脂肪を減らすのに役立つDHAやEPAといったオメガ3系の脂肪酸です。
特にEPAには血液が固まる血栓を予防する効果もあります。

また、鮭にはDHAやEPAのほか、肌の新陳代謝を促すビタミンBが含まれるため、肌の老化防止にもつながります。
いわしの稚魚であるしらすは、まるごと毎日でも摂れるのでカルシウム補給には非常におすすめです。

13位にオリーブオイルが選ばれたのも、青魚同様、オメガ3系の脂肪酸がたっぷり含まれているのが理由のようです。

野菜でランクインした9位のブロッコリー。
数ある野菜のなかで9位にランクインしたのは、ブロッコリーをはじめとするアブラナ科の植物にはイソチオシアネートという成分が含まれており、DNA損傷の原因となる発がん性物質の排出を高めるからです。
心疾患や脳血管疾患による死亡リスクが低減するという報告もあり、病気が気になる年齢になったら日常的に摂りたい野菜の1つです。
また、ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトには、スルフォラファンと呼ばれる抗酸化作用が豊富な成分がふんだんに含まれています。
摂取することで体内の酸化や糖化を防ぐアンチエイジング効果が見込めるのです。

12位にランクインしたアーモンドやくるみなどのナッツ類が含有するビタミンEは、通称「若返りのビタミン」と呼ばれるほど強力なアンチエイジング効果があります。
血行を促し、新陳代謝を活発にして肌のターンオーバーを正常に近づけてくれるほかにも、肌を含めた全身の細胞を形作る植物性たんぱく質、肌や髪に栄養を与え、美肌や発毛を促進する効果のあるミネラルが豊富に含まれています。






まとめ

今回の記事はお役に立ちましたでしょうか。

加齢とともに食が細くなり、昔ほどたくさん食べられない中で、どうやってバランスよく栄養をしっかり摂取し続けられるかが、人生のカギになってくるのかもしれません。
今回ご紹介したランキング食品を中心に、身体が喜ぶ食事を積み重ねて元気にしっかり生ききりましょう。

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筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日はできる社畜としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
今まで培ったいきいき生きる術(すべ)をお伝えできれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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